先日、とある保護者の方とお話している時、私の帰国生時代のことの話をしていると「親を恨みましたか?」という質問がきました。

「何度もうらんだことはありました。

引越しを何度もしましたから。

そのたびに、友人と別れなくてはならず、親の都合で、自分の環境が左右されることに対して無力感を抱いていました」

「でも、結果論かもしれませんが、こうして塾の先生という職に就き、アメリカに住む日本の子どもたちに多少なりとも貢献できているということを考えると、あのアメリカでの3年間の苦痛は報われた気がします。

そうすると、両親に対してもアメリカに住ませてくれて、ありがとう、となりますね。」

すると、その保護者の方は少しほっとした様子でした。

アメリカに連れてこられる生徒たちも大変ですが、自分の子どもたちの辛い姿を見るその保護者の方々も辛いのだろうと察ししました。

ただ、一つだけいえることは、子どもがどんな環境におかれようが、彼らに幸せになっていってもらいたい、という親の気持ち。

子どもを大事にしていこうという意識があれば、彼らがどんな環境に置かれても、最終的には、親に感謝するのでは、と思っています。

道中で色々あるとは思いますが、それに左右されずに、子どもの幸せを願い続ける。

子供に何を言われようが、何をされようが。

私の先輩もこう言っていました。

「フルマラソンで途中で負けていようが、転ぼうが、最後で勝てばいいのだ」

子育ても、途中の道にて色々とあるかもしれませんが、最後に「お母さん、お父さん、今までありがとう」と言われれば、それが一番なのではないかな、と思いました。

お母さん、お父さん、毎日の子育て本当にお疲れ様です。