私の先輩がこんなことを言っていました。

「主体性なく、受け身だったら、オリンピックで金メダルはとれんで」と。

主体性の必要性を心から納得した瞬間でした。そうです、オリンピックほどの場になれば、やらされてトレーニングしている選手なんて皆無でしょう。皆、金メダルを絶対取る!と心から想い日々トレーニングに励んでいます。

受け身でも時を過ごすことは可能です。しかし、オリンピック選手のように主体的に行動してこそ本当に充実した人生ではないでしょうか。


こうなりたい、こういうことをしたい、そういう思いがあれば、人は主体的に動きます。

その思いが熟成される前に全てが目の前に揃っている。それが現代の子ども達を取り巻く環境です。

もっと工夫して遊びたい!そう思える前に、刺激的なゲームが世の中に出回っている。

勉強したい!そう思う前に勉強を強制される。

塾生も主体性ある子は、こちらが1言うだけで、10学んで行きます。

逆に主体性の無い子は、こちらが1言っても、1も学べません。

なぜなら学ぶ意欲が乏しいからです。

それでは、塾の先生はそういう子ども達をあきらめるべきなのか。もちろん、そんなことで諦めていたら教師なんてやってられません。

植物を育てる時は伸びろ伸びろ、花を咲かせろ、とは言っても無駄ですから、水をやって、太陽の光にあてて、雑草を抜いてあげる。後は待ってあげるだけ。

人を育てることも同じことです。勉強しろしろ、成績あげろ、と言っても無駄です(笑)よろしいですか、お母さんがた何度でも言いますが、その発言は無駄なんです(笑)逆効果なんです。

「そんなこと言っても、私が何を言ってもやらないんですよ。だから言い続けないと。。。」ってお母さん、この発言、矛盾していませんか?何を言っても勉強しないのに、言い続けたら、お母さんの体力が消耗されるだけです。それだったら、何も言わないでみましょう。何も言わなければ、子供達も驚くことでしょう。あれ?何も言われないぞ、と。

そこからがチャンスです。学びたいという想いを熟成できる環境を整えて上げる。

どうして勉強するのか。何の為に勉強するのか。勉強するのも自由、しないのも自由、でも自分で責任は取るんだよ。

そういった概念だけはしっかり入れて、勉強することを強制せずに、能動的に待つ。そして子どものことを気にかけてあげる。花を咲かせるタイミングはその子それぞれです。伸びるタイミングもそれぞれです。

それでも大人は積極的に待つべきです。子どもが自ら主体性を発揮し、成長するタイミングを待ちましょう。

そうすれば、子ども達は、いつか必ず主体的に考え行動し、自分の人生の「金メダル」を必ず獲得してくれることでしょう。