職業柄、子供達に将来何なりたいの?何したいの?どんな問題に興味があるの?などなど聞いています。

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子どもたちの夢

「サッカー選手!バスケット選手!野球選手!」と定番のものもあれば、「わからない」「まだ決めていない」「何をしたいのかわかりません」というものが大半です。

中にはプログラミングを学んで、将来会社を起業したいです、という中学生もいますし、国際弁護士になりたい!という中学生もいます。

こういう子たちは、決まって成績も最上位です。勉強できます。

元気な男の子たちは決まってスポーツ選手ですね。最近はYoutuberも出て来ています。

 

中学時代

実は、私もそんなプロアスリートを夢見る少年でした。

私は中学時代、サッカー部でJリーグを夢見ていました。

頑張れば、選手になれるのではないか。どうしたらプロになれるくらいの力をつけられるのだろう。

そんなことを考えながら過ごした中学校生活。

しかし、中学二年の時に、そんな夢を木っ端みじんにしてしまう出来事が。

 

市内大会

地元の市内大会の試合のことです。

私たちは五中で相手は一中。お互い大したチームではありませんでした。

ただ、一中には東京選抜の補欠選手が一人いました。

「一中には都選抜がいるらしいぞ。ただ補欠らしいし、とりあえず補欠くんで。まだ出て来ていないようだけれど、出て来たらマークしっかりやろうな」そんな話をチームメイトとしていました。

試合は0対0のまま、後半も残り15分となったところで、ついにその補欠くんが出て来たのです。

あ、来た来た。選抜って言っても補欠だし、どんな実力か見てみよう。

 

そんなナメた考えで、彼と相対すること、15分。

彼の動きはまるで自分とは違う種族、生き物でした。

例えていうなら、チーター 対 ネコ でしょうか。

右に左に、いとも簡単に私を抜いて行くではないですか。

私は左右の動きについていけず、何度もしりもちをついてしまいました。

あれ、なんでしりもちなんかついているんだろう、と思っていると、キーパーも抜かれてゴール。

それがリプレイされたかのように、2ゴール。

最後には、股ぬきをされて、キーバーの頭上をループシュートで決めて行く補欠くん。

私はループで綺麗な弧をえがいてゴールに吸い込まれていくボールを見て悟りました。

補欠くんは、次元が違う。

都選抜でこれなんだから、日本代表ってなんなんだ、と。

 

自分がプロを夢見るなんて、アホらしい。

さっさと違う道を探っていこう。

子供達の話を聞くたびに、そんな夢のない話を思い出す教室長でした。

 

子ども夢を壊す方法

子供達の夢をこわしたければ、早めに現実を見せてあげるのは一つの方法です。小学校だとまだ実感はわかないでしょうから、中学になってからですね。

そんな現実を目にしても、それでもプロを目指したい、というのであれば、私はとことん応援したいですね。

結局、どれだけ本気かが問われますし、また自分が秀でていることで勝負するのも賢いオプションだと思っています。

あきらめるのも、決して悪いことではありません。これからの時代、一つのことに特化しつつも、色々な能力を持ち、様々な顔を持たないと人生を楽しむことはできませんので。