妻が産後、ガルガル期に入り、今までと全く別人に!

妻が変わってしまった!

前の妻に戻ってくれ!

全てを妻の責任にしていた自分がいました。

そんな苦しい時に出会った一本の動画に頭をガツンとやられます。

「優先するべきは、誰が正しいかではなく、どう幸せでいられるか。」

この動画で私は人生で大事なことに気づかされます。

「あ、そうか。自分が正しいかどうかは大事なことではないんだ。大事なことは夫婦がハッピーでいることだ!」と。

Facebookでの感想

Facebookでシェアした時に友人からもらった感想を転載。

いいね1万回くらいおしたい!ほんとにこの時期は辛いよね。誰にも頼らず家族で頑張ったね!世の男性ってか女性でも誰でもみんなに読んでもらいたい!

おもろい(笑)おめでとうございます‼︎めちゃ勉強になったのでまずは旦那にリンクを送りつけました‼︎ 

あーおもしろかった!(笑)私たち夫婦も同じだったよ〜大変よね、その時期は。まさに地獄(笑)悪循環のスパイラル(笑)乗り切ったから今があるのだけど、優先すべきは正しさではなく幸せ。ほんとにそうだね。ふと立ち止まれた気がするよ♪ありがとう!

笑ったぁ〜なんだか気持ちよくこれで眠れそうです!

おめでとうございます。先生の文章に電車の中で大笑いしてしまいました!

というわけで、これ以外にも多くの感想いただきました。

是非最後まで読んでもらえたら嬉しいです。

自己紹介

自己紹介が遅れました。

私はアメリカ・オレゴン州とワシントン州で、日本人向けの学習塾巣鴨アドバンススクールの経営と塾の先生、そして巣鴨キッズという幼稚園の園長をやっています、みとのやと申します。

こちらのブログでは、今から10年前の自分が知っていたら助かったのにな、っていう内容の記事を書いています。

くだらないことから真面目なことまで、色々と書いています。

閲覧数

おかげさまで、こちらのガルガル期に関する記事ですが、40,000PV(2021年12月)行きました。

世の中で多くの人が、「ガルガル期」「産後クライシス」などで検索しているようです。

1人でも多くの人に、私の体験談がお役に立てたら嬉しい限りです。

それでは、ガルガル期ブログ、スタートです。

出産前

ガルガルなど想像だにもしていない、まだ子どもが妻のお腹の中にいる頃。

子どもの名前は何にしようか。どんな子が生まれてくるのだろうか。

帰宅しては、お腹の中にいる息子に話しかけていました。

妻に頼まれるのですが、まだ生まれていない子に何を話しかけていいのか分からず。

お腹の中にいる子に本気で人生相談をしていました。

最近の塾の生徒の様子、今後、会社としてどうするべきか、と。

妻からも「そんな深刻な話しちゃう?(笑)」と。

それはそれは、平和で希望にあふれた日々でした。

病院では、エコーを撮って、子どもの顔を初めて見たんですよね。

どれだけかわいい子がお腹の中にいるのだろう、と期待しちゃうじゃないですか。

別に私はイケメンでもないのに、期待だけはしちゃうわけです。

そして、エコーの写真を見せてもらうと、写真の息子の顔は。

まるで「ブルドッグ」でした

「ブルドッグ」みたいな顔の赤ちゃんが生まれてくるのか。。。自分の息子ながら焦りました。

俺ってブルドッグみたいな顔していたっけ?と。

焦りましたが、顔で人生全てが決まるわけではありません。

健康な赤ちゃんが生まれてくればそれでよし、と夫婦で自分たちを納得させていました。

それはそれは、本当に平和な日々でした。

出産

金曜日の夜から妻のじんつうが始まりました。

金曜日の塾での仕事を終えた時に、妻からメッセージ。

「じんつうきた」

ちょうど塾での授業が終わる直前だったので、私は超特急で授業を終わらせて、あわてて家に。

家に帰ると、あせる私をよそに妻はリラックスしていました。

「え?陣痛来たのに、料理していて大丈夫なの?」

妻は入院の準備を終え、夕食をつくっていました。

陣痛が来て焦るのは女性ではなく男性ですね。

妻はまだまだ余裕がありました。

その後、陣痛の間隔が短くなったので、お医者さんの指示で病院へ。

スピード違反にならないように運転しました。

病院につきました。

私は完璧なSP。

周りに有害な人物がいないか確認して、妻をエスコートします。

妻も少し苦しそうです。

病院の中へ。

小さなクリニックみたいなところなので、受付なんかいません。

お医者さんのみ。

私と妻は出産用の部屋の中へ。

妻は部屋の中を歩き周ります。

深呼吸を繰り返しています。

スーハー、スーハー。

時はすでに夜中。

目の前には大きなベッドが。

私はこんな時に寝てはいけないと思いつつも眠くて眠くて。

妻からも「無理して起きていないで、生まれる時は起こすから」と言われました。

「え?でも。。。」と躊躇しましたが、妻もそういうなら、と即寝ました。

まるで幽霊を見て気を失った人のように。

あまりに「即」だったので、さすがの妻もキレそうになったそうです。

妻がキレてくるのは、ここからでした。

水中出産

その後も妻は苦しそうでした。

そして迎えた陣痛のピーク。

本当に苦しそうです。

目を覚ましてから時間がたっていた私も、ピークを迎えてました、空腹のピークです。

陣痛のピークを迎える妻 vs 空腹のピークを迎える私

バチバチです。

ボクシングの防衛戦以上のバチバチ感。

これ以上我慢できない、そう思い、私は持ってきたおせんべいをカバンから取り出し、一口。

パリッ!

音を立てないように気をつけたつもりが、パリッと大きな音がしました。

その時、妻は目を見開き、私に殺意を覚えたようです。

お前何しにきた?

さらに時間はたち、もうあと少しで生まれるという時。

ここをさすって、と言われ、私は妻の背中をさすりました。

ここでいいのかな、と恐る恐るさすります。

5秒後には、そこじゃない!と言われ、別の指定された場所をさすりました。

すると10秒後には、やっぱりそこじゃない!と言われました。

それが何度も続きました。

何度も続くので、背中という単語ではなく、〇〇筋とか具体的に指示してくれー、と心で叫んでいました。

と言っても、私はどこに〇〇筋があるのか、もちろん分かっておりません。

なかなか生まれてこない赤ちゃん。

ドクターの提案で予定外の水中出産に。

部屋には水中出産用なのか、大きなお風呂のタブがありました。

ワラにもすがる思いで、出産の苦しみから逃れたい妻は、迷いなくハダカに。

そして、一人で大きなお風呂に入りました。

ハダカになる恥ずかしさ、など彼女には微塵もありません。

その時、ドクターや看護師さん達の前で、迷いなく裸になる妻を見て、女性の強さ、生命の神秘を感じました。

妻からは後光がさしていました。

女性ってすごいな、と。

他人事のように感心していると、妻に言われました。

「一緒にお風呂に入って!」と。

すでに命をかけて出産しようとしている妻。

人前でも迷いなく裸になった妻。

そんな妻に私はアホな質問をしました。

「あの。。。ドクターや看護師さんたちの前でハダカになるってことですよね、私が?」と。

「はい!?」と妻ににらみつけられました。

その時、妻の殺気には気づかずに、ふとひらめいたのです。

ハダカにならないでも、パンツ一丁でいいのか、と。

「パンツのままお風呂に入ってもいい?」とまたまたアホな質問をしました。

「何でもいいから!!」と妻。

私はパンツを履いたまま、おふろに入り、妻を後ろから羽交いじめにしました。

お風呂は少し生ぬるく、パンツが濡れて気持ち悪いなぁ、って思っていました。

だってトランクスがお尻にくっつくのですから。

やっぱり水着ってよくできているんだなって思ったのです。

そんなことはつゆ知らず。

妻がヒーフー叫んでいます。

あー!うー!と。天を仰いでいます。

めちゃくちゃ苦しそうです。

なんとか気休めでも言わなければ、と思った私。

「あと少しだよ!」と声をかけました。

妻を羽交い締めにしながら応援する私。

すると妻は

「あと少しってどれくらい!適当な事言わないで!」と。

とにかく何を言っても叱られ続ける私

もう仕方ありません。

だって、パンツが気持ち悪いとか思う余裕があるのは旦那なわけで。

出産に同席するのであれば、旦那は叱られ役を買って出るしかありません。

そしてついに妻の体から何かが出はじめました。

あと少し!

本当に苦しそうな妻。

そしてついに体から出てきた赤ちゃん。

ヌルッと水の中をアシカのように進みました。

そう、私はこのシーンをテレビで見たことがあります。

まるでイルカの出産です。

赤ちゃんはドクターにつかまれ、水中から空気に触れました。

その時に初めて息子の顔が見えました。

彼はまるでエイリアン

オォ、ブルドッグではなくエイリアンだったか。。。と複雑な心境。

赤ちゃんの顔はまるでストッキングを被らされた芸人さんのような。

とんねるずの番組を思い出してしまうのは、私の世代ならではなのでしょうか。

看護師さんが、赤ちゃんの全身に貼りめぐられた膜のようなものを破ってくれました。

すると、息子は泣き始めました。

出産は感動するとか言いますが、私たちは感動の「か」の字もありませんでした。

妻は出産が終わりホッとして。

私も叱られ続けたこのツライ時間が過ぎてくれてホッとしていました。

しかし、本当の闘いはここから出産前ではなく出産後だったのです。

出産後

出産を終えて、私はもう怒られずに済むと安心し、妻も生きてて良かったと安堵している時、お医者さんは部屋からでていきました。

私たちは部屋に残されました。

え?もう赤ちゃんと一緒に過ごすんですか?

日本みたいに、赤ちゃんを別室に連れていかないんですか???

赤ちゃん隣に寝てますけど、私が寝返ったら、この子つぶれてしまいませんか?と不安になったものです。

赤ちゃんはウンチがでないと黄疸ができてしまうからウンチが出てくるか確認してね、とお医者さんに言われていました。

なので、息子のウンチを待っていたのですが、なかなかせず。

心配していると、次の日、息子はやっと力み始め、ウンチをしたのです。

やった!ウンチが出てるよ!

息子が初めてウンチをしただけで、夫婦で感動していました。

出産には感動しなかったけど、ウンチには感動した夫婦です。

泣き続ける息子

息子はうまく母乳を飲めませんでした。

アメリカでは産後48時間までしか入院できません。

48時間後には退院させられました。

退院後2日間、息子はアパートでギャン泣きでした。

ウワサには聞いていましたが、こんなに泣くとは。。。と思いました。

あまりにも泣くので、妻の言う通りに病院に連れて行きました。

お医者さんにこう言われました。

「Tong tie(舌小帯短縮症)なので、うまく母乳が飲めていないわね。手術します」と。

「え?手術ですか!?」

驚く私たちをよそに、お医者さんは、息子の舌を持ち上げると、ハサミで舌と口のつなぎ目を軽くチョキっと切りました。

チョキ

それって「手術」ではなく、ハサミで少し切っただけじゃん、と素人は心でつぶやきました

産後クライシス:ガルガル期

そしていつの間にか足を踏み入れていた産後クライシス。

世に言う「ガルガル期」です。

私もこのブログを書くまで、知らなかったのですが、この時期をガルガル期と言うらしいのです。

まるでワンちゃんが警戒する時にガルガルしているように、妻も他人(私)から子どもを守るためにガルガルしている状態なのです。

産後は子育ても大変ではありますが、それ以上にガルガルな妻こそがラスボス並みに大変なのです。

世の男性陣、この ↑ の一文、しっかりハイライトしておいてくださいね。

塾の先生の決まり文句ですね。

ここにハイライトだよ!と。

もしかしたら、皆さんは我が家と違って、平穏な日々を過ごせるかもしれません。

もしかしたらガルガル期がない産後もあるかと思います。

でもそれは、超!!!本当に超!ラッキーなことです。

奥さんがガルガルしていたら、それが当たり前なのだと受け止めましょう。

ちなみに、産後に夫婦がどう進化するべきなのか、大事なことが ↓ の本に全て書いてあります!本当にオススメですよ。

こちらの「ふたりは同時に親になる」は一家に一冊置いておいて損はありません。

決して面白おかしい内容ではないのですが、産後の夫婦として本当に大事なことが書かれています。

睡眠

産後、うちの子どもはお昼は寝てくれました。

しかし、夜になると目がさめます。

妻は長くてもまとめて3時間程度しか眠れません。

起きてこなくてもいいよ、と言っても、赤ちゃんが泣くたびに私が泣き止まない赤ちゃんで苦労していると、妻は起きてくるのです。

俺がやるから、と言っても、ガルガルな妻は意地でも起き上がるのです。

その姿はまるで貞子。テレビから出てくる貞子なのです。

暗い部屋の扉が開いたかと思うと、フラフラで貞子が出てくるのです。

どんどん寝不足になる妻。ガルガル期はどんどん進行していきます。

1日の流れ

毎晩聞こえる赤ちゃんの泣き声。

全く眠れなかったので、出産後、私は妻と別室で寝ていました。

それでも、私は寝不足でした。

夜中に何度か赤ちゃんの泣き声で目が覚めてしまうからです。

朝起きると、私はねむ〜いオーラ全開でした。

なんの意図もなく「あぁ、ねむい」などと言った日には。

「こっちは一睡もしていないんだよ!」とキレられる始末。

妻はもともと攻撃的ではありましたが、その攻撃力は軽く3倍になっていました。

ドラゴンボールの悟空も、この短期間でのレベルアップにはびっくりでしょう。

バトンタッチ

私が朝起きると、妻は眠りに入ります。

私が赤ちゃんを見る番です。

バトンタッチ。

午前中、私は赤ちゃんを見ます。

午後になると、私は仕事へ。

塾の先生なので、勤務は午後からです。

育児のバトンタッチ。

そして夜、仕事から帰って来ると、またまた妻からバトンタッチ。

これが我が家のルーティンでした。

仕事から帰り、家のドアを恐る恐る開けると、ニヤっと笑みを浮かべる妻がいつも立っています。

「待ってたよ」と。

貞子にこんなことを言われてみてください。

本気でビビります。

妻は私以外の人間としゃべる機会はほぼなかったので、私が帰宅するとしゃべり続けます

この仕事帰りの妻からの一方的な話がツラかった。本当に。

子どもがなかなか寝なかった、食べなかった、ウンチした、しない、そんなことばかりを聞かされます。

仕事終わりにリラックスしたい中、妻の話を聞かなければいけないのか、と。

出産前のように、仕事から帰ったらぼけっとテレビを見てみたい、なんて口が裂けても言えません。

辛抱強く妻の話を聞きます。

でも、少しでも対応を間違えば、怒る妻。

全然子どもが寝なかった、と妻が言うと、ついついアドバイスをしてしまう私。

「こうしてみたら?ああやってみたら?」

私の中では、困っている妻にアドバイスする私は正しい!そう思っていました。

でも、妻はそんな余計なアドバイスにイライラ。

泣き続ける息子。

寝不足。

イライラ。

バトンタッチをするたびにイライラ。

夜帰ってきて、話をしてもイライラ。

家はまさに地獄でした。

わざと塾の校舎に夜中まで残って、残業に励んでいたのもこの時期でした。

だって家に帰っても、イライラされるだけなので。

妻のためにも、自分は家にいない方がいいのでは、と思うように。

でも、状況は一向に改善することなく、ガルガルはどんどん進みました。

私は思っていました。妻さえ変われば、全ては良くなる

全ては妻が悪く、正しいのは私だ、なんで妻は分かってくれないんだ、と。

TED Talk

そんな夜中まで残業をしていたとき、一つの動画に出逢います。

授業で使えそうなted talkの動画を探していました。

Ted Talkというのは、色々な専門家がプレゼンをしてくれる講演会のことです。

たった5分のTed Talk動画が私の考え方を根本から覆してくれたのです。

その動画はこの章の最後に貼っておきます!

その方の話は以下のような内容でした。

  • NYの飛行機の故障でハドソン川に不時着する時のことを語ってくれた男性。
  • エンジントラブルで飛行機が川に不時着する時、彼は死を覚悟したそうです。
  • その死を意識した経験から色々な考えが変わった、と。
  • その一つに、こんなことを述べていました。
  • 「優先するべきは正しさではなく幸せです。」
  • つまり、夫婦どちらが正しいかと言う無駄なケンカに時間を使わず、どうしたら夫婦がハッピーでいられるか、を考えるようになった、と。

私もこれを見て、「なるほど!」と思いました。

この動画をみて頭の中でカチ!っと組み合わさったのです。

私は今まで、自分が正しいとばかり思っていました。

自分が正しいのだから、間違っている妻が変わってくれないと、前に進めない、と。

でも、その動画の方はこう言うのです。

別に正しいとか正しくないとか、それで2人が幸せになるわけではないのだ、と。

二人がハッピーでいることがベストじゃないか、と。

そうなのです!私は自分の中の正しさを何よりも優先していました。

アドバイスをしている私が正しくて、それにイラついている妻は正しくない。

どうして妻は分かってくれないのだ!と。

私は正しい。間違っているのは、妻の方だ!と。

なぜなら、出産後に変わったのは妻なのだから!と。

しかし、TEDtalkの方は言います。

正しさなんて、どうでもいいんだ。

夫婦がハッピーでいられる方を優先するべきじゃないか、と。

↓が動画です。

*右下のsettingからsubtitleに行き、japaneseを選ぶと日本語の字幕が見られます。

変化

この動画をみて、何よりも、私の意識が変わりました。

それまでは、妻が悪い。私が正しい、だったのが。

妻が悪かろうがなんだろうが、悪くなかろうが、そんなことはどうでも良い。

私が正しかろうが、正しくなかろうが、そんなことはどうでも良い。

だって私が正しいっていうのは、私の側から見た正しさであり。

妻からしたら、それは正しくないのだから。

それなら、2人がハッピーな方が良い、と。

そう意識が変わりました。

意識が変わるだけで、日々の言動も変わるものです。

まずは、私の日頃の返事が変わりました。

妻が何を言ってこようとも「そうだね、ふんふん」と返せるように。

「今日はこうでこうだったの」と言われたら。

「こうでこうだったのか、それは大変だったね」と返せるようになりました。

返し方が上手くなったよね、と妻からよく言われます。

そして、妻に何かアドバイスをしたくなっても、それはぐっとこらえられるように。

相手がアドバイスを求めるまで、何もアドバイスを言わないようになりました。

別に自分が正しいと思うことを言わなくてもいい。

妻がハッピーならそれで良い。

そう意識が変わると、余計なアドバイスをしなくなり、妻の話をとにかく聞くことに。

旦那は聞き役でいいのです。

聞き役に徹すれば、それでいいのです。

もちろん、聞いている時は、スマホは一旦置きます。

妻と話しながらスマホをいじっていると、妻の話をしっかり聞けないので。

すると、余計な夫婦喧嘩がなくなりました。

前は、私のアドバイスに対してイライラな妻に対して、私もイライラしていました。

でもよく考えたら、変な話です。

妻をイライラさせているのはアドバイスをしている自分なのですから。

アドバイスしなければいいのです。

アドバイスをしないで、じっくり話を聞いてあげたら、妻はイライラしなくなるのです。

アドバイスしたくなったら、グッとこらえます。

だって聞かれていないのですから。

聞かれていないことを答える必要はありません。

解決策なんか妻は必要としていないのです。

ただ単に話を聞いて欲しいだけなのです。

そんな夫婦喧嘩もなくなってきた頃、息子は寝るようになりました。

私にはまるで、お父さんに大事なことを気づかせるために息子の夜泣きがひどかったのかな、とさえ思いました。

本当に不思議なタイミングで夜泣きはなくなっていきました。

このガルガル期がなければ、今頃、夫婦ゲンカはもっと多くなっていたでしょう。

話を聞いてほしいだけの妻。

共感が欲しかっただけの妻。

そんな妻に対して、必要ないアドバイスをする旦那。

お互いイライラな夫婦。

今思うと本当に地獄でした。

あんな地獄が続いていたら夫婦生活は終わっていたでしょう。

何度も何度も「離婚」の2文字が頭をよぎりましたから。

もう本当に何度もよぎりましたよ。

でも、このガルガル期を経験できて、そして乗り越えることができて良かったです。

ガルガル期があって本当に良かった。

ガルガル期を迎えているご主人。

いつか「ガルガル期があって良かった」と言えるようにted talkをみてみてください。

日本語字幕も出せるので。

まとめ

私から男性陣へ

  • 奥さんのガルガル期は本当にツライので、覚悟しておいてください。
  • ガルガルなければラッキー。ガルガルしていたら、当たり前と思うこと。
  • 妻が悪い、と思っているうちは何も変わりません。本当に何も変わりません。
  • 自分は正しかったとしても、それで夫婦生活が終わってしまうのなら、何のための正しさなのでしょうか。
  • 何が正しいか、ではなくどうしたら夫婦がハッピーでいられるかを考えましょう。
  • ガルガル期に自分が変われたら、あとは楽しい夫婦の子育て生活が待ってます。

女性陣へ(妻からの言葉)

  • とにかく余裕がない時期です。
  • ホルモンバランスの問題なので、1年後には、どうしてあんなにガルガルだったのだろう、と思える日が来るでしょう
  • 子育てというのは生半可なことではありません。
  • その大事な子育ての土台づくりをしている初めの1年、大いに自分をねぎらってください。
  • 家族や親族ではない誰か第三者に話を聞いてもらうのは、私は助かりました
  • ただ各家庭で事情が全く違いますので、あくまでも我が家のことは一つの参考に。

まとめのまとめ

ガルガル期を迎えているお母さん。

人類が存続できているのは、お母さんたちのおかげです。

本当に偉大なことです。

ありがとうございます。

そんなガルガルな奥さんとの日々をどうしたら良いのか悩んでいるお父さん。

ここをうまく乗り切れるかどうかが、よくも悪くも夫婦のこれからを決めてしまいます。

私自身、塾の先生という職業柄、本当に多くの夫婦を見てきました。

素敵な夫婦というのは、信頼関係の構築ができている夫婦でした。

その信頼関係を築くのは、産後の1年間にかかっていると言ってもいいでしょう。

今から1年後、夫婦で笑い合っていたければ、是非自らの対応を見つめ直してみてください。

奥さんに出産前に戻ってもらいたくても、それは二度と来ません。

女性は出産を通してどんどん変化していきます。

それと同じように、お父さんもどんどん変化していくことが求められています。

変わっていく奥さんに責任を押し付けても、夫婦はハッピーではいられません。

どうしたら夫婦がハッピーでいられるかを考えてみて、奥さんとのやりとりをよーく観察してみてください。

そして、お父さんも、また、貴重な子育ての重責を担っている、ということ。

大げさかもしれませんが、人類の未来を担っているということを忘れないでいただければ。

そして、なんとか周りに愚痴を聞いてもらいながらで構いません。

諦めずに夫婦がハッピーでいる方法を追求していってもらえたらと思います。

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