私自身は1年に1回ほど、仕事やらプライベートやらで日本に帰っているのですが、毎回色々な気づきがあります。

日本を客観的に見れるというのが海外に住む大きなメリットですね。

今回の日本滞在でも、色々と日米での食に関する違いが明らかに。

イチイチご飯が美味しい!

もうアメリカ在住の日本人からしたら当たり前のことなんですけどね、ご飯が本当に美味しい。

安いと言われている「くら寿司」のお寿司だって、感動してしまうレベルで美味しいんですからね。びっくりですよ。

なんでこんなに美味しいんでしょうか。っていうくらいそこには感動がありました。

家でお寿司の出前を取った時も美味しい!

築地に行って、お寿司を食べた時も美味しい!

お寿司3回も食べてしまいましたが、どこも美味しいんですよ。

美味しいのに安い!

くら寿司もそうですが、和幸というトンカツ屋さんだって、1人1000円も出さずに本当にお腹いっぱい食べれてしまいます。

ポートランドで$9でご飯いっぱい食べられるレストランって。。。。フードカートでさえ、チップ入れたら$10越えるところばかりですよ。。。

驚異的な値段だと思います。それは毎年どんどんやすくなっていってるように思います。

デフレがまだ続いているのでしょうか。日本が下がって、アメリカが上がっていたら、違いも大きくなりますよね。

実家近くにあるお惣菜屋さんで、コロッケ30円とか。アメリカで30セントで売られているコロッケあれば、食べ物かどうかを疑うレベルです。

こんな安いわけないよね、と。でもこれがうまかった!30円なのに!

チップがない!

これが結構大きくて、1000円払ったら消費税8%が付いてくるだけ。アメリカではチップは15%から20%と言われていまして。10ドルの食べ物食べたら、12ドルくらいは払うわけです。そうなると高くなりますよね。

チップってしかも日本人はなかなか馴染めない制度で、いくらあげるべきなのか迷ってしまいますよね。

私はもうアメリカ長いので、1つの基準を持っています。

美味しくてサービスよければ20%、どちらかが悪ければ15%、どっちも悪ければ応援のの意味も込めて$1という一つの基準を持っています。

チップもないし、値段も安い、それなのにサービスが良い!

日本のレストランは高い安い所、関係なくサービスが素晴らしい。

子ども用のフォークやお茶わんとか何も言わずに出てきますからね。

「天や」とかでも出てきます。600円とかなのに。安いのに。

アメリカではいいレストランに行かないと用意されないですよ。それもこっちが子ども用のをお願いしても、忘れられたりしますからね。

良いことづくめだけれど、誰が損してる?

美味しいし、安いし、サービスも行き届いている。

誰が損してるかというと、結局サービスする側なんですよね。

東京の最低賃金は985円。大都市、東京でさえ!

アメリカで行ったら小さな都市のポートランドは2019年時点では12ドルですが、2022年には14.75ドルに。

しかも、これだけサービスがきめ細かく、サービスを受ける側が当たり前と思っていたら、やってる方は疲れてしまうでしょう。

アメリカからきている人にとっては丁寧なサービスでも、日本の人たちからしたら当たり前のレベル。

人間贅沢なもので、この美味しさも、サービスの良さも、慣れてしまえば日常なんですよね。

日常は感謝さえも無くなります。私からしたら素晴らしいサービスをする従業員の方々にチップ渡したくなります。

また、お客としても、くら寿司のお寿司、和幸のトンカツ、てんやの天丼、もう感動してしまうレベルが900円以内です。

こんなに美味しい食事が、こんな手頃な値段で手に入る日本!

コンビニのおにぎりだって美味しいんですから!

でもね、たまにの一時帰国でも、日常となってしまえば、そんな感動も薄らいでしまうものです。

アメリカに戻る頃にはコンビニのおにぎりはもういいかなって思ってしまいました。

まとめ


日常に感謝できるようになるためにも、海外に行くって大事だなと思います。

アメリカ在住者にとっては一時帰国は、より日本を客観的に見られて、日本にもアメリカにも感謝できますからね。

食から見えた日本味もサービスも値段も素晴らしいけど、日常になってしまったらつまらないよ、という話でした。