サタデーマーケットに続き(参考記事)ポートランド観光に欠かせないのは、PSU(州立大学)キャンパスのファーマーズマーケット。

やっぱり、サタデーもファーマーズも日本からお客さんが来たら連れて行かないわけにはいきませんよね。

ポートランド郊外、シアトル郊外、バンクーバー・キャマスWAにて巣鴨アドバンススクール(学習塾)とビーバートンにて巣鴨キッズ(幼稚園)を運営しています、みとのやです。

ファーマーズマーケットとは

  • 時期:3月から11月
  • 日時:毎週土曜日の9時から14時
  • 場所:ポートランド州立大学

地元の農家の方々が開くファーマーズマーケット。

地元で採れた野菜はもちろんのこと、生鮮食品やハチミツ、ベーカリーまで、なんでも揃っているマーケットです。

都市成長境界線

ポートランドは、都市成長境界線と言って、都市が発展できる範囲が決まっているんですね。

そのため、車で高速道路を移動して郊外に向かうと、急に家がなくなります。

あれ?さっきまで家がたくさんあったのに、急に家がなくなった、と思うはずです。

これは農業を守るためなんですね。

都市成長境界線があることで、郊外の土地価格の高騰を防ぐ役割を持っているようです。

詳しくは、山崎満広さんの本に書いてありますので、是非読んで見てください。

ポートランドの魅力を歴史的背景から知るには最適な本です。

ポートランドの観光本はいくつもありますが、この本を読むと、どうしてポートランドが人気になっていったのかが、時間軸で理解できます。

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ファーマーズマーケットの写真

ダウンタウンの南にあるポートランド州立大学で毎週土曜日にやっています。

色々なお店が出てるので、本当にその場にいるだけでワクワクしてきますよ。

人がいるってだけで、なんだか嬉しくなってしまいますよね。

今後デジタル化がどんどん進んでいく世の中で、こういったアナログ体験は貴重になっていくと思っています。

お花とか植物とかも売っています。

そろそろ、お庭のことも考えないといけないシーズンになってきましたね。

参考記事:⇦ 芝刈りは無駄な作業?

まだ3月なので、天気はまちまち。

晴れの日にいくと、本当に素敵です。

レストランなども、お店を出しています。

大抵地元の食材を使っていますね。

マーケットの真ん中には座れるところもありますので、ゆっくりしましょう。

とにかく試食!

ファーマーズマーケットをブラブラしているだけでは楽しさ半減です。

しっかり各店舗を回って、試食をしましょう。

「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿房なら踊らにゃそんそん」です。

みているだけって本当に損です。

とにかく試食!

大丈夫、何も買う必要はありません。

美味しい!と思ったら、素直にgood!と言うだけでも、周りの人への宣伝になるので、試食を楽しみましょう。

現に、私たちが試食をしていたら、他の人もどんどん試食していってました。

日本人はやけに気を使ってしまうので、試食だけ食べるのは気がひけるかもしれませんが、ポートランドの人はとにかく周りを気にしません。

息子も、色々と試食をしています。

最近は、thank youと堂々と英語を言えるようになってきました。

まだ英語は数単語だけですけどね。

Stop!とかno!とか。

公園とかでのサバイバル英語も身についてきましたね。

ま、英語は現地校行き始めてからで、十分だと思っています。

今はとにかく楽しく実体験から語彙を増やしてもらえたら十分かな、と。

参考記事:⇦ 声にならない幼児の思い

ここがオススメ!

もうファーマーズマーケットのお店はどこもオススメなのですが、是非ここは試食してみてください。

まずは、 Jacobs Creamery

ここのオーナーの方は、アイルランド出身で、元law schoolの生徒!

law schoolとは弁護士になるために勉強する大学院です。

まぁ、学業では最優秀な人しか、law schoolなんて行きません。

そんな学生が、とある日にチーズの作り方が気になって、そこからクラスに通い、チーズを作り始めてしまう。

もちろんlaw schoolは退学して。

そんな人が作ったチーズです。

もうこれだけで、試食してみたいですよね!

お店にいた方がオーナーではないとは思うのですが、とにかく試食してみます。

Can I try samples?

でオッケーです。

私たちが試したのは、Brieと言って、中がクリーミーなチーズ。

いつもはトレジョとか、コスコとかで買っています。

これが美味しい!「あ、トレジョのチーズとか、コスコのチーズとかと全然違う」って思います。

$10程度です。やはり上記のスーパーで買うのよりも、倍くらいしますかね。

このチーズ、ファーマーズマーケットでなくても、New seasonsとか行けば売っているようですね。

ここのチーズに加えて、オススメなのが、scratch meatsというソーセージ。

ここのオーナーは、イタリア育ちのイタリア人。

地元オレゴンのお肉を使って、余計なものは入れずに、とにかく新鮮なソーセージ作りを心がけているとのこと。

お店の人は、「俺が作っているんじゃないけど、親戚がソーセージ作ってるんだよ」って言っていました。

これも試食試しました。

息子は大のソーセージ好きなので。

相当美味しかったようです。。。

ソーセージが、本当に美味しんですよね。

なんて言ったらいいのかな。

スーパーで売っているソーセージが、お肉50%だとしたら、これはお肉100%でしたね。

肉肉しいソーセージって言いましょうか。

低温でじっくり焼くのがいいそうです。

美味しかった。

月に一度は、こんな感じで、プチ贅沢して見るのもいいかも。

まとめ

ファーマーズマーケット、決して安くはないのですが。

プチ贅沢をするには手頃な値段で、本当に美味しいもの、健康に良いものが手に入ります。

その日の夜はチーズとソーセージを食べました。

地元で採れた食材でプチ贅沢だなんて、ポートランドだからこそ。

参考記事:⇦ ポートランドっぽいってどういうこと?

是非、ファーマーズマーケット、行ってみてくださいね。