アラフォーにして初めて「ライブ」なるものに行ってきました。(こちらの記事は、2019年7月に書かれたものです)

ポートランド郊外、シアトル郊外、バンクーバー・キャマスWAにて巣鴨アドバンススクール(学習塾)とビーバートンにて巣鴨キッズ(幼稚園)を運営しています、みとのやです。

なぜこれが人生初のライブになるのか。

それは高校時代にまで戻ります。

私はライブとかやっている人間が大の苦手でした。

ライブといってもロック系のライブですね。

俺らカッコいいぜ!的な人たちが眩しかったのかもしれません。

女の子たちにキャーキャー言われている友人に嫉妬していたのかもしれません。

うるさいし、耳がおかしくなるとか適当な言い訳をしていたような気がします。

とにかく高校時代に友人のライブとかを見てそれっきりでした。

心境の変化

子供が生まれてからでしょうか。心境の変化は。

どんどん新しいことに挑戦していく我が子に感化されたのもあるでしょう。

何か色々なことに挑戦しておいたほうが人生楽しいなって思うようになったのです。

まるでタイタニック号が沈んだ後の心を入れ替えたケイトウィンスレットのように。

しがらみから解放されて自由を謳歌したウィンスレット。

そう、私はウィンスレット!(笑)

最初は、公園とかから始まり、少しずつインドアからアウトドアへ。

キャンプ、SUPやKayak、潮干狩り、ボルダリングやら。

最近では釣りやら、ニワトリを育てることとか。

なんだか新しいことを知ったり体験したりすることが当たり前の状態に。

そこに現れたのが、自分が苦手とする「ライブ」

しかもOne OK Rock(ワンオク)という日本からイケイケのロックバンドがポートランドにくると聞いて。

しかも、しかも、彼らは世界中を飛び回っています。

日本に閉じこもらずに果敢に世界に討って出てるわけです。

若者の挑戦、応援したくなるじゃないですか。

ただ、どう考えても読書をしながら静かにジャズでも楽しんでいたい自分とは畑違い。

そこで思ったのです。

このままロックバンドのライブを食わず嫌いでいるのも人生もったいない。

一度体験してみてから、ライブが本当に苦手かどうかを考えればいいじゃないか、と。

ライブってなんか性に合わないんだよね、なんていう食わず嫌いのカッコ悪いオジさんにはなりたくないわけです。

とにかくなんでもやってみるオジさんでありたいのです。

新しいことにどんどんチャレンジするおじさんでありたいのです。

いつも家族と一緒から一人でライブ?

そんなわけで勢いでチケットを購入したライブ。

そこからは毎日ワンオクの音楽を聞きました。

ライブを楽しむには、まずは歌詞を覚えることと友人からアドバイスを受け。

最初はロックって苦手だなって思っていたのですが、なんども聞いていると車の中でガンガン歌えるように。

しかし、息子を友人に預けて妻とデートのはずが、ライブ当日に妻の体調が悪く、私一人でライブに行くことに。

最初は、一人で行くのか、と意気消沈していました。

今までどこに行くにも家族が一緒だったもので、仕事以外で何か一人でやるのが久しぶりすぎたのです。

これまた一人で何もしないおじさんなんてカッコ悪い、と思い。

一人で行くことにしました。

結局、友人も参加で、一人ではなかったのですが。

ライブの感想

アメリカではライブもスマホとかで動画撮りまくりです。

めちゃくちゃ疲れました。

手を上げてジャンプ続けるとか、おじさんのふくらはぎは限界を感じていました。

右手を上げていたら、左手はどこに置いておけばイイんだとか考えながらジャンプしていました。

でも、めちゃくちゃ楽しかったし、ワンオクはカッコよかった。

あの会場の一体感が気持ちいいんだろうなって思いました。

最近の音楽業界、音楽は売れないけど、ライブチケットは売れるっていうのが納得です。

今後は、どんどんライブに参戦したいと思いました。

私のような食わず嫌いの人もいるかもしれないので、ライブを楽しむための心構えを。

ライブを楽しむには

会場は暗いし、うるさいから、どれだけはしゃいでも大丈夫です。

他人の目なんか気にしない。

とにかく最初からガンガンジャンプしましょう。

体が温まってくると心も盛り上がってきます。

歌詞はしっかり覚えていったほうが良し。ガンガン一緒に歌っちゃいましょう。

あ、でも覚えていなくても、それっぽく歌ってみましょう。

誰も何も気にしません。

隣の人に「君、歌詞間違ってるよ」とか言われません!

ルールなんてありません。

ノリに乗った者勝ちです。

「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損」ですよ。

とにかく体を動かして、大声で歌って楽しむ。

ライブはこれに尽きます。

音量も大きいし、会場も暗いので、誰も何も気にしません。

ノリに乗ってしまいましょう。

まとめ

食わず嫌いはもったいない!

年月がたてば自分も変わっているのだから。

何かが苦手と思っていても、一度やってみる。

自分でかけていたブレーキを一度外してみる。

そうしたら途中何があっても、人生の最期には楽しい人生だったと思えるかな。

タイタニックのケイトウィンスレットのようにね。