アメリカ・オレゴン州でクリスマスツリーを切って、家に飾りました。アメリカ生活20年ですが、自分が未体験なことがまだまだあるんだな、って思った次第です。

こちらの記事は2020年に執筆したものになります。

ポートランド郊外、シアトル郊外、バンクーバー・キャマスWAにて巣鴨アドバンススクール(学習塾)とビーバートンにて巣鴨キッズ(幼稚園)を運営しています、みとのやです。

u-〇〇

アメリカでは、u-〇〇という表示をよくみます。

U とはyouのことですね。自分でやることをu-〇〇と言います。

u-pick イチゴとかブルーベリーとかを自分でピック(つむ)する訳ですね。

u-haul 今となってはアメリカの引っ越し会社の名前となっていますね。

u-catch 釣りする場所 わざわざuをつけなくてもいいでしょ!って突っ込みたくなりますね。

u-〇〇ってしたら、なんでも自分でやることになる訳ですね。

うちの塾もu-teachと名前を変更しようか、と冗談を言ったこともありました。

意外と教えることが最高の学びになるんですけどね。

というわけで、今日はアメリカのu-cutに行ってきた話です。

Christmas tree

クリスマスツリー、皆さんはお持ちでしょうか。

我が家には今までプラスチックのクリスマスツリーが飾られていました。

友人からもらって、使っていたんですよね。

クリスマスシーズンになったらライトや飾りをつけて、もうクリスマスの時期なんだね、なんて言っていたわけです。

そうしたら、何やら周りの友人から聞くわけですよ。

「アメリカでは本物のクリスマスツリーを切るんだよ」と。

さすがアメリカ。

クリスマスツリーと言ったらプラスチックしか飾ったことがない我が家。

サンクスギビング後に行ってまいりました。

クリスマスツリーカット!

プランパー農場へ

今回も訪ねたのは我が家からは車で20分ほどの場所にあるプランパー農場。

今までもパンプキンパッチなど色々とお世話になっております。

参照記事:パンプキンパッチはポートランドからも近いPlumper Pampkin Patchで!(2020)

ポートランドの魅力は、都市のすぐ近くに自然豊かな場所があるということ。

とにかく、プランパー農場に入っていきましょう。

駐車場にはすでにたくさんの車がありましたね。

サンクスギビングの次の日は天気も快晴!

太陽ってありがたい。

夏の間は、もうやめてくれって思うけれど、雨季の太陽はありがたい。

人間って何って自分勝手なのでしょう。

パンプキンパッチの時は入場料あったのですが、今回はなし。

入り口のお姉さんから、色々と説明を受けました。

お姉さん「!@#$$%^&*())」

私も妻もサンクスギビングで頭がボケていたのでしょう。

ぼーっとしていたので、正直よく聞いていませんでした。。。

あれです。

妻が聞いてくれているだろう、と思っていたら、お互いがそう考えていたケース。

とにかく、お姉さんの説明は聞いていなかったので、この入り口にあるノコギリを持って適当に木を切ることに。

間違っていたら、相当迷惑なお客です。

お客さん!勝手に木を切らないで!なんて言われるのではないかと。

看板にもあったのですが、ここの農場には3種類の木があるそうです。

微妙にこの針葉の向きが違うとか、あとは匂いがするとかしないとか。

http://plumperpumpkins.com/christmas_trees.php

  • Douglas:クリスマスツリーとして一番人気だそうです。甘い匂いがするとか。
  • Noble
  • Grand

看板があったのですが、もうどの種類のクリスマスツリーでもいいですね。

どれも同じようなクリスマスツリーに見えます。

結局、私たちは、何を選んだのでしょうか。douglasなのかな。

妻と息子と、あれじゃない、これじゃない、と言いながら選びました。

そして本当に切っていいのかな、と不安になりつつも、木を切りました。

まるで万引きする少年の気分でした。

万引きしたことないけど。

結構、クリスマスの木は柔らかくて、切りやすかったです。

ちなみにオレゴンの農場を訪ねる時は、長靴をオススメします。

庭仕事でも重宝しています。

↓ アマゾンUSA(amazon.com)へのリンクです

もちろん普通の靴で農場を訪ねても問題ありませんが、結構土がぬかるんでいる場所も。

特に子供は水たまりなど飛び込みますからね。

長靴がオススメですよ。

切った木はそこらへんを走っているカートの職員の方に預けます。

スタッフの方にshake and bailする?と聞かれました。

何かよくわからなかったのですが、やってくれるならしてくれ、ということでyes yesとまるで英語ができない外国人のような返事をしてしまいました。

気分は万引き少年ですからね。

何だか挙動不審な自分がいました。

この数字を入り口のスタッフに渡せばいいわ!とのこと。

というわけで、クリスマスツリーも自分の手から離れたところで、農場で楽しみましょう。

動物への餌やり

ショップで1ドルでエサを買えます。

エサを持っていると、動物たちが寄ってきますよ。

牛とか長い舌を駆使して、上手に食べていました。

このご時世ですから、接触感染で、牛さんに菌がうつらないのかな、大丈夫かな、と動物の心配していました。

豚さんにだけはエサはあげないで、と表示されいましたね。

あ、上は豚さんではなくロバさんです。

見ればわかりますよね。。。

滑り台もどうぞご自由にとありました。

やっぱり子供の同世代の友達と来たら楽しかっただろうな、と思いますね。

気持ちの良い日でした。

ドアにつける飾りも売っていましたよ。

Shake and Bail

shake and bailとは、揺らして紐でまとめることでしたね。

有料で$5でした。

shakeして、木についた虫たちを降り落とすそうです。

bailとは法律用語では「保釈」という意味です。

the good wifeを見続けたので、この単語を知っています。

まじでハマります、このドラマ。

↓ アマゾンUSA(amazon.com)へのリンクです

保釈された木です。

かわいそうに。

荷台に積まれます。

まるで保釈された容疑者に見えてくるのは、私だけでしょうか。

ちなみに木のベース($20)も農場で買いました。

こんな感じで、木を固定して立てることができます。

まだ保釈されています。

本物の木なので、針葉が落ちてきますね。

多分、ビニールシートとか敷いたらいいかと思います。

でも面倒なので、敷けばいいとは思いつつ、何もしません。

巻かれた紐を切って、保釈から解放してあげましょう。

クリスマスツリーらしくなりました。

あとは飾り付け、というところで我が家はダウン。

サンクスギビング後で動いたので、結構疲れましたね。

まとめ

ちなみにお値段は6フィートで60ドルでした。

shake and bailと合わせると65ドル。

土台も合わせると85ドル。もちろん土台は毎年使えます。

値段だけで比べるとプラスチックの方が毎年使えるので、安く済むわけですが。

部屋の中がクリスマスツリーの香りでいっぱいになりました。

何よりも我が家はコンポスト一家ですので、本物のクリスマスツリーはコンポストにもなって一石二鳥ですしね。

参照記事:[節約術]家計の節約になりつつ環境を守る10の買って良かったアイテム

アメリカにお住いの皆さんは、u-cutでクリスマスツリーを調達してみてはいかがでしょうか。

子供達にとっても、アメリカならではの体験になります。