ポートランドもアジア系のパン屋さんが目に見えて増えてきました。

まぁ、「目に見えない」増え方って、バイキンじゃないんですからね。

そりゃ目に見えて増えますよね。

この記事では時系列にて、ポートランドのパン屋さん事情を網羅してみたいともいます。

ポートランド郊外、シアトル郊外、バンクーバー・キャマスWAにて巣鴨アドバンススクール(学習塾)とビーバートンにて巣鴨キッズ(幼稚園)を運営しています、みとのやです。

今回、カバーするのは、5つのアジア系ベーカリー(1つはオープン予定)。

もし読者の方で、ここのアジア系ベーカリーもおすすめ!みたいなのがあればお知らせください。

An Xuyen bakery

1995年にポートランドSEにオープンした元祖アジア系パン屋さん。

ベトナム語でバンミ(サンドイッチ)というお店の名前だそうです。

この前、SEのお店に行ってみたんですよ。

そうしたら、ウワジマヤさんで見た商品ラベルが貼られたパンがたくさん並んでいて、びっくりでした。

え?これ?ウワジマヤに置いてあるパンじゃないの!と嬉しくなりました。

こちらのパン屋さんの品は、地元のレストランを始め、ウワジマヤさんにも提供されているんですね。

ウワジマヤさんに提供しているパンの大元は、チェーン店のお店かと思っていましたが、ここのパン屋さんだったとは。

お店ができた1995年と言ったら、野茂選手がドジャーズでメジャーリーグデビューした年ですからね。

そんな時から、ポートランドで頑張ってくれている元祖アジア系パン屋さん。

是非是非一度は行ってみることをオススメします。

ベトナムサンドイッチは美味しいですし、モチモチなセサミやウベドーナッツも美味しかった。

https://www.oregonlive.com/dining/2014/01/an_xuyens_southeast-asian_brea.html

Tous Les Jours:韓国系

2019年1月にオープン

お店の名前、正確には、フランス語でトゥレジューと発音するそうです。

ビーバートンのトレジョ(Trader Joe’s)の隣にあるので、パン屋さんの方のトレジョって言っています。

「everyday」毎日という意味だそうです。

毎日来れる場所、ってことでしょうか。

さすがに毎日行ったら、目に見えて炭水化物取り過ぎちゃいますよね。

せめて1週間に一回でしょうか。

すみません、余計なことを書くのが好きなブロガーでして。

フレンチ韓国系のパン屋さん

世界では1000以上の場所にあります。

カンボジアを訪れた時にもこのお店を発見してびっくりしましたね。

ま、カンボジアではスタバもドミノピザもあって、びっくりの連続でしたけどね。

私のお気に入りは、キムチパン。

カレーパンみたいに周りが揚げてあって、中身はキムチで美味しいですよ。

ヒルズボロにも2件目があって、3件目もハッピーバレーにあるとのこと。

どんどんポートランドに進出していますね。

https://www.oregonlive.com/dining/2019/03/tous-les-jours-bakery-brings-a-taste-of-paris-via-seoul-to-beaverton.html

85℃:台湾系

2019年の12月にオープン。

ワシントンスクエアの中にあります。

こちらは台湾のスタバとも言われているチェーン店。

85℃で入れるコーヒーが美味しいとのことで、このお店の名前に。

世界中に1000箇所もあります。

シアトルに何箇所かあるので、ポートランドに来た時は、やはり来たか、と思ったものです。

とにかく安いんですよ。

全てのパンがとにかく安い。

数多くのパンが並んでいましたが、もし何かオススメの品がありましたら、おしらせください。

Paris Baguette:韓国系(2021年の予定)

韓国ではTous les Jours以上に、Paris Baguetteというパン屋さんが一番多いそうで、世界に4000箇所(2021年時点)もあるそうです。

こちらのチェーン店も2021年にはポートランドに進出予定だとか。

なんだかアジア系パン屋チェーン店の波がアメリカに来ていますね。

https://www.oregonlive.com/business/2020/07/international-bakery-cafe-paris-baguette-to-open-two-locations-in-portland-in-2021.html

Oyatsupan

やっぱり我らの日系パン屋さんの「おやつパン」ですよ。

時系列にはなっていないのですが、あえておやつパンを最後に持ってきました。

最後は美味しく終わりたいじゃないですか。

終わり良ければすべて良し。

2016年5月にオープン。

創業したのはHorieさんという方で、25年間日本のパスコに勤めていたそうです。

ビーバートンにある我らの日本食品店のウワジマヤさんにも商品を提供していますね。

なので、ウワジマヤさんでもおやつパンの食パンやアンパン、そしてメロンパンなど購入できますが、やっぱりお店で買うのが品揃えも多く一番です。

ここのパンが私は大好きです。

一番のおすすめは。。。カツサンドとかも美味しいのですが、抹茶メロンパン!

息子はおやつドッグがオススメ。

妻はクリームパンを一押しです。

確かにおやつパンのクリームパンは別格なんですよね。

あのクリームの味が出せるのはおやつパンだけ。

まとめ

こうやって時系列で見ていくと、どんどんポートランドの食文化が目に見えて豊かになってきています。

目に見えて。

でも星の王子様のキツネさんは、こんなことを言っていました。

「ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない」

そうなのです。

ポートランドでどんどん豊かになるアジア系のパン屋さんたち。

ここまで来るには多くの方の汗と涙があったことでしょう。

それこそ目に見えない苦労があったのです。

本当にありがたいことです。

その先駆者の方々の苦労があるからこそ、ポートランドで美味しいアジア系のパンが堪能できるのですから。

我らのおやつパンを始め、日々美味しいアジア系のパンが食べられることに感謝しつつ。