おいしいサーモンを食べたので、その食レポにたどり着くまでの過程となります。

ポートランド郊外、シアトル郊外、バンクーバー・キャマスWAにて巣鴨アドバンススクール(学習塾)とビーバートンにて巣鴨キッズ(幼稚園)を運営しています、みとのやです。

ブログ更新

こちらのブログね。

サブタイトルが「毎週(月)更新」ってなってるじゃないですか。

あぁやっちまった、こんなタイトルにするんじゃなかった!と思い始めるのが毎週日曜日の夜ですね。

日本国民の皆さんはサザエさんとか見ているときに、わたしはふつふつとブログネタを考えるわけですよ。

わたしはアメリカ在住なので、時差もあるのですが、そこらへんの細かいことはとりあえず忘れましょう。

大抵、なんとか月曜日の夜までにはブログも無事に更新ができますね。

投稿ボタンを押して更新完了。

そして思うわけです。

「よし次こそは!自分が納得できるブログ記事を書くぞ!ネット情報ではなく、図書館で記事に関連する本を借りてこよう!」

それはそれは強い決意を持つわけですね。

どれくらい強いかというと。あれですよ。

中学生が期末試験を終えるたびに、次こそは計画的に勉強してテストに臨むぞ!と決意するあれです。

賞味期限は3日の決意です。

テストの後、1日目はめっちゃノートキレイなのに、2日目あたりから崩れてきますよね。

ブログネタ:サーモンの食レポ

今回ブログネタにしようと思ったのはこちら。

鮭ですよ。

サーモンですね。

大きいですよね。

地元ネイティブの方から買いまして。

地元オレゴン州で取れたサーモンだそうです。

丸々一匹で$120。

イクラもついてきて合計で140ドルでした。

ま、これで何食分もサーモンを食べられると考えると、レストランに行って家族でお寿司を食べるよりは、かなり経済的なお値段です。

ただの食レポ?

ただし、ただサーモンの食レポをするだけでは、わたしのブロガーとしての腕の見せ所がないわけです。

悔しいんですよね。

せっかく書くなら、何かを調べて、ただの食レポで終わらせたくない!って思ってしまうわけです。

そんな時に頼りになるのは地元の図書館です。

借りてきたのはこちらの本。

「Salmon」っていう本ですよ。

もうストレートな本ですよね。

「たったの10時間であなたの人生が変わるサーモン」でもなく。

「ハーバード式サーモン」でもなく。

「Salmon」

サーモンの歴史について、400ページに渡って書かれています。

400ページですよ。

あえて全角で400と打ちました。

半角の400だと大きさが半減するので。。。

全角の400と半角の400。。。

400と400

正直、インパクトは何も変わらないですね。

むしろ半角の「400」の方がしまっていて良い感じがします。

全角の数字に頼ろうとしたわたしがアホでした。

なので、もう一度気を取り直して。

こちらの本はサーモンの歴史について、400ページに渡って書かれています。

400ページですよ。

誰が読むの?って思いませんか。

図書館から借りてきたはいいものの、とりあえず目次と数ページ読んで、諦めました。

続いては、こちらの本。

「What a fish knows」という題名。

魚は何を知っているのか。

面白そうな本じゃないですか。

でも、こちらも300ページですよ!

300!

300!

うん、やっぱり半角の方がしまっていいですね。

こちらの本も目次と数ページ読んで諦めました。

そうこうしているうちに、きちゃったんですよ。

日曜日が来ちゃったんですよね。。。

恐怖の日曜日。

あぁサザエさん、なぜあなたはノラ猫にお魚食べられてるの!?と。

ぐうたらな自分を責めずに、サザエさんを責める自分。

そして、考えるわけですよ。

もう時間はない。

こうなったら食レポに逃げるしかない!と。

でも、サーモンは語りかけてきますね。

「お前はそれでいいのか?」と。

。。。

良くはないんですけどね。

期末試験後の中学生並みの決意ですから。

お説教くさいサーモンに制裁を加えます。

お疲れ様でした。

君には何も罪はない。

ただ、食べてみたら美味しかった、というだけのこと。

スーパーで売られているような切り身状態になると、全くサーモンの面影はありません。

むしろこの切り身こそがサーモンなのではないか、とさえ思えます。

アニサキスという寄生虫がいるようなので、熱処理か、冷凍処理をします。

冷凍庫に入れて24時間。

その後自然解凍して、いただきました。

サーモンの身もしまっていましたよ。

半角数字の様にしまっていました。

無事にアニサキスにやられることなく、おいしいサーモンイクラ丼をいただくことができました。

もう、この世のものとは思えないくらい美味しかったです。

美味しかっタァ。

あぁ、でも悔しい。

なぜなら自分が納得するような記事を書けなかったから。

そして、思うわけです。

来週こそは、骨太なブログ記事を書くぞ!と。

「お前はそれでいいのか?」

サーモンは最後の最後までわたしの目に語りかけてくるのでした。