「子育てはコスパが悪いから、子供は生みたくない」という本当かどうか、わけわかめな記事を読んだかどうかはわかりませんが、そんなタイトルに反抗したくて記事を書き始めました。
さて、子育てはコスパが悪い、ということですが。
私からしたらめちゃくちゃコスパがいいよ、と思っています。
最強の筋トレ:持ち上げないと泣き続けるダンベル
まずは、赤子育児は素晴らしい筋トレになること。
そう、子供はどんどん大きくなりますが、歩き始めるまで時間もかかります。
大人が赤子を運ぶ必要がありまして。
そうなると、いい筋トレになるんですよね。
どんどん重くなるダンベルとでも言いましょうか。
当初は、3キロ弱だったものが、今はもう8キロ。
どんどん重くなるダンベルを手に入れたようなものです。
こちらの筋力にあわせてかどうかは知りませんが、どんどん重くなるダンベル。
どんどん筋力がついていきます。
しかもそのダンベル、持ち上げないと泣いちゃうんです。
持ち上げると、泣き止みます。
だから、ダンベルが置物になることもありません。
そんな自在に重さが変わり、置物にもできないダンベルなんて、世界ひろしと言えども、なかなか手に入りませんよ。
世界ひろしのひろしって、誰だろう?って思っていたのは私だけではないはず。。。
そんなダンベルが手に入るのですから、コスパが悪いわけがありません。
毎日更新の最強サブスク
次に、赤ちゃんはネットフリックスやTver以上に面白い。
ネットフリックスやドラマって毎週やってるじゃないですかね。
毎週、次が楽しみって思いながら見ますよね。
すみません、ネットフリックスの場合は、一気見する方が主流なのかもしれませんが。
でもですよ、赤ちゃんだと、毎日のように微妙に変わるんですよ。
さすがのネットフリックスでも、毎日エピソード更新ってないですよね。
それも365日ですからね。
365日、毎日エピソードが更新されるドラマなんて、ないですからね。
朝ドラでさえ、平日のみ、15分ですから。
それも半年で終わります。
「虎に翼」は終わらないでほしかった。
それに比べたら、赤子のエピソード更新の凄まじいこと。
しかも毎日更新されるはされるけれど、こちらがよく観察していないと見逃しますからね。
あ、今日は、ちょっと横にねじれるようになった!とか。
今日は、腰が浮くようになった!とか。
これはよーく注意して見ないと、変化に気づけないくらい微妙な変化。
それでも、毎日のように更新される赤子エピソード。
これほどコスパの良いサブスクはありません。
それも一度始めてしまうと、2度とストップできません。
ネットフリックスの一気見で夜更かしが社会現象にもなりましたが、赤子と一緒だと毎日が夜更かしですからね。
社会に与える影響で比べたら、ネットフリックスどころではありません。
最強の自己啓発
変幻自在のダンベルに、毎日エピソード更新の最強サブスクが赤子の子育てであり、コスパが良いのですよ、と来て、最後には、やはり今を生きることができる最強の自己啓発ではないでしょうか。
赤子というのは、本当に今しか生きていません。
最近、うちの赤子は、ブーンという飛行機のように腕を広げて、スフィンクスのように背筋を伸ばす筋トレを毎日頑張っております。
そんな赤子の真似をしてみようと、私も10分同じことをして見ました。
ブーンと飛行機になり、すくっとスフィンクスになります。
たまに横になりますが、すぐにブーンと飛行機が始まります。
油断しているとスフィンクスになっています。
10分ほど、同じことをやったら、私はへとへとになりました。
赤子はこれを起きている間ずっとやっているわけです。
本当にびっくりです。
そして、お腹が減れば泣き、うんちをしたら泣き、眠くなれば泣き。
赤子にとっては、未来も過去もありません。
今を生きているのです。
今しか生きられないのかもしれませんが、そんな赤子を見ていると、未来のことばかり心配している自分が恥ずかしくなります。
過去のことを振り返っている自分が情けなくなります。
もっともっと、今を生きなければ、と思わせてくれるのが赤子。
どんなに自己啓発本を読もうととも、どんなにセミナーに参加しようとも、自分にここまでの変化をもたらしたことはありませんでした。
これぞ最強の自己啓発です。
まとめ
赤子の育児はコスパが悪い、というちまたにあるのかないのか、よく分からない話を聞いたので、私なりに赤子の育児はコスパが良いのよ、という話をしました。
まずは、どんどん負荷が大きくなるダンベル。それも持ち上げるまでは、泣き止まないアラーム付き。
毎日エピソード更新がされる最強のサブスクリプションモデル。それも一度始まったら、2度と止めることができません。夜更かしして寝不足になること間違いなし!
そして、今を生きる上で最強の自己啓発モデルとなります。
以上のことから、赤子の育児は、コスパが最強と言っても過言ではないでしょう。