みなさん、春のドラマは見ていますか？
その中で断然におすすめのドラマが「対岸の家事」
子育てを軸とした軽いタッチの考えさせるドラマなので、ぜひ見てください。
オレゴン州・ワシントン州にある巣鴨キッズ、巣鴨アドバンススクールのミトノヤです。
ドラマの中に、ディーンフジオカさん演じる厚生労働省のエリートパパが出てくるのですが
彼の子育てに関するセリフを聞いていて、テレビの前で大笑いしてしまいました。
以下がその前半部分。
すぐ泣く
すぐこぼす
日本語が通じない
幼児と2人きりの日々に精神が蝕まれていく
もう本当にこれ。赤子の子育てはこれなのです。
すぐ食べ物をこぼします。
これでもかって言うくらいご飯をこぼします。
一度口に入れたご飯を、出します。
出したご飯を、手で握ります。
そして、その手で頭を掻きます。
つまり、ご飯粒が、髪の毛と髪の毛の間に練り込まれるのです！
「なぜだ！娘よ！ご飯を髪の毛に練り込んで、なんの意味があるのだ！」と心で叫びます。
もちろん、そんなことを娘に伝えたところで、何も変わりません。
やめてーと言っても、通用しません。
日本語が通じない赤子との時間。
それはそれは、精神が蝕まれていくのです。
ディーンフジオカさん演じるエリートパパは続けてこう言います。
育休をとってからの毎日は同じことの繰り返しで
何一つ進んでいる感じがしない
永遠にタイムリープしているのではという気さえしてくる
1日が長い、長過ぎる
繰り返されるだけの毎日
そうなんです。
本当に同じことの繰り返しで、何一つ進んでいる感じがしないのです。
朝ごはんを食べさせて、遊ばせて、朝寝させて、昼ごはん食べさせて、ミルクあげて、遊ばせて、昼寝させて。
毎日これ！
時間の間隔もほぼ同じ。
ルーティンの鬼。
娘よ、あなたなら自己啓発本でも書けるのではないか、と思うくらいのルーティンに忠実な娘。
「なぜかやりたいことをやっているだけで愛される赤ちゃんの７つの習慣」 by 娘
そんなルーティンの日々なので、タイムリープしている気さえしてきます。
時間が歪むのです。
時間が進まない事例としては、赤ちゃんと遊んでいる時。
何度も時計を見ては、え？まだこんな時間？となること多いんです。
先日も、ハイハイしている娘の後を追って、私もハイハイをしながら、待て待て、とやっていたのですが。
何度も何度もやっていると、当たり前に疲れてくるわけですよね。
でも、娘の反応は、まだ追いかけてくるよね？という期待した顔。
だから私は何度も何度も追いかけるのです。
でも、時計を見ると、長針が全然進んでいないわけですよね。
え？時計の針止まってるのかな？と電池切れを疑うレベルです。
時間が進まない他の例としては、子供に読み聞かせをしている時。
何度も何度も同じ本をせがまれます。
何度も何度も同じ文を読みます。
ドリカムの歌が頭の中を流れます。
「何度でも、何度でも、何度でも 立ち上がり 読むよ♪」
もう、これ以上読ませないでくれ。
もう立ち上がれない、と。
倒れたままにさせてくれ、と。
でも、娘は諦めません。
何度でも同じ絵本を差し出します。
まるで1万回読まされている気さえしてきます。
そんなはずはないのですが。
それくらい、繰り返し、単調な絵本を読まされるのです。
ドリカムの歌は続きます。
「1万回ダメで、ヘトヘトになっても、1万１回目は何か変わるかもしれない♪」
変わるわけない！ヘトヘトがさらにヘトヘトになるだけだ。やめてくれ、ドリカムよ。
ドリカムの歌が、赤子育児とシンクロするなんて、ドリカムさんも想像していなかったのではないでしょうか。
まとめ
赤子の育児は、毎日が同じことの繰り返し。
同じルーティン、同じ絵本、同じ遊び。
うちの子は本当に成長しているのか？と疑問にさえ思ってしまいます。
でも、数ヶ月前の娘の写真や動画を振り返ると、確実に成長しているんですよね。
びっくりします。
え？数ヶ月前はハイハイしてなかったの？と。
数ヶ月前は、自分で掴み食べしていなかったの？と。
数ヶ月前は、絵本を持ててなかったの？と。
日々は同じことの繰り返しなのに、過去を振り返ると大きく成長している娘。
あ、もったいないなって思います。
もっと、娘との時間を大切にしたいなって思うんです。
今日もまた、同じことの繰り返し。
ごはんをこぼして、絵本を読まされ、時計をなん度も睨めっこして。
でも、その「何度でも」の繰り返しの中にこそ、娘の成長があるんですよね。
もう少しドリカムさんに付き合ってもらって、娘の成長を見守っていければと思います。
最後にドリカムさんの「何度でも」のリンクを貼り付けて終わります。
みとのやブログ 