何でも高いアメリカ!そんなアメリカでは、レストランに行くと筋トレができてしまうとか、しないとか。

オレゴン州ポートランド・ワシントン州レドモンド・バンクーバーカマスにある学習塾・巣鴨アドバンススクールとプリスクール巣鴨キッズのミトノヤです。

何でも高いアメリカ!

円安のせいでさらに値段が高く思われてしまうのも少し心外です。

なぜならアメリカ在住暦が長い人は、いちいち日本円に換算しないからです。

10ドルは10ドルであって、1460円ではありません!(2025年5月現在$1=¥146)

そんなはずはない!

10ドルが1500円だなんて、誰が信じられますか!

いや、誰が信じようとも、私は信じない!

アメリカ在住20年以上となる自分の感覚としては10ドルは1000円程度。

家計防衛策

そんな高くなった物価を、私個人の力で低くすることはできないため、私たちは家計防衛策に走ります。

手っ取り早いのは食費の節約

犠牲になるのは外食費。

最近はレストランに行かなくなってしまいました。

数年前は毎週のように足を運んでは新しいレストランを開拓していましたが、ブログネタになる!とか言って。

今は月に1回でも行けば良い方です。

ただ、これには物価高以外の要因もあります。

それは、娘。

1歳の娘がいるので、外食のメリットが帳消しになる、という話です。

前提条件

まず、前提条件として娘にはルーティンがある。

朝食→あさ寝→お昼ご飯→おひる寝→起床→お風呂→睡眠

以上のルーティンが同じような時間帯で毎日繰り返されます。

これが崩れると、娘は夜中に起きてしまうのです。

このルーティンを崩さないように我々夫婦は努力を惜しみません。

ルーティン死守が優先されるので、レストランに行くことが敬遠されます。

ただ、それでもレストランに行きたいときがある。

もうそろそろ外食したいよね、という口の中が外食モードになる時です。

しかし、レストランに行くためには、まず行く準備をしなければいけません。

準備というのは、レストランに持って行く娘のご飯。

娘のお着替えやおむつなど。

また娘の気を紛らわすための道具。

準備が本当に大変なのです。

レストランへ

色々と準備して持っていきますが、レストランが混んでいたらどうなるか。

席に着くまで1時間も待たされた日には、料理が届く前に、娘のタイムリミットに到達です。

彼女には時限装置が埋め込まれているのです。

タイムリミットが来ると、もう終了です。

持ってきたアイテムも用無しとなります。

そのため、料理が届いても、夫婦のどちらかが席を立つ。

席を立って赤ちゃんを抱っこすることになります。

しかも抱っこをしながら、他の人に迷惑がかからないかと、気を遣う必要もあります。

幸い、オレゴンの人々は赤ちゃんに寛大です。

どこに行っても気さくに赤ちゃんに声をかけてくれるし、微笑ましいわね、と優しい目線をくれます。

それは非常にありがたい。

ただ、やはりご飯を食べれない両親に代わって、誰かが娘を抱っこをしてくれるわけでもありません。

こちらも見知らぬ人に抱っこを頼むのもどうかと思うわけで。

結局、レストランタイムは夫婦どちらかが常に娘を抱っこすることになるのです。

せっかくのゆっくりレストランタイムが、ハードモードの筋トレタイムとなるのです。

私たちはレストランにお金を払って、筋トレをしたいわけではありません。

誰がお金を払って筋トレをするのか。

そんな人は存在しないでしょう。

いや、ジムに通う人は筋トレのためにお金を払うのでしょう。

しかし、私たち夫婦は、レストランにお金を払って、ご飯を食べならが筋トレをする。

今でいう、タイパが良いことになるのでしょうか。

ご飯も食べれて、筋トレもできて一石二鳥!

タイパ最高!

とは全くならないのです。

私たち夫婦はそんなタイパを求める昨今の流れに物申したい。

若者よタイパなど求めるな!

レストランで筋トレなど言語道断!

レストランではゆっくりとご飯を食べるべきだ!

と勝手にタイパ重視の若者を想像しては説教をする40代です。

未来の自分との対話

もちろん、レストランで筋トレ時代は長くは続かないことは目に見えています。

子供との限りある時間を大切に、と未来の自分は今の私に伝えるでしょう。

それも人生を悟ったような顔で伝えてくるのでしょう、未来の自分よ。

君がそう言いたいことは容易に想像がつく。

子供の手が離れた時、私はレストランで筋トレをしていた日々を懐かしく思うのでしょう。

あー、レストランで筋トレ、懐かしいな、と。

いい時代だったよね、と。

ならば、未来の自分よ。

未来の年老いた自分よ。

レストランにいる間だけでも良い。

抱っこを変わってくれ!

娘を抱っこしてくれ!

私に筋トレなしでレストランで飯を食わせてくれ!

筋トレなしのレストランを案内してくれ!

そんな未来の自分とのアホなやり取りを想像しながら、私は抱っこをしつつレストランでの時間をやり過ごします。

妻は妻で、せっかくのご飯をかきこむのです。

味わえているのかどうかさえ分からない速さで、ご飯をかき込むのです。

というわけで、物価高のアメリカにおいて、どんどん外食することが遠ざかるのです。

外食するよりも、やはり家が最強ということになります。

家でご飯を食べたほうが楽なのです。

なぜなら子供を遊ばせながら、自分たちはご飯を食べられるのですから。

もちろん筋トレもなしで。

筋トレをする私に↓ の拍手をしてもらえると嬉しいです。