先日、家族でsalmon homecomingに行ってきました。
「行きたいなぁ」と毎年思いつつ、1時間弱のドライビングを言い訳に、なかなか行けず。
ただ今年は天気も良く(2018年は10月中旬でも晴れています)息子も長距離を歩けるようになってきたので、いざ!
魚がピチャピチャして、一所懸命に川を上り、生命の不思議を垣間見る。。。そんなことを期待して行きました。下の動画のように。
結果!
サーモンいない!
ガーン
「なんてことでしょう。」before afterのナレーションの方もびっくりです。
それもhomecomingの職員の方々(おそらくボランティア)に聞くと、「今年は雨量が少なく、川がまだ浅いために、サケが来ていないのよ」とのこと。
え?そう言うのって事前に言ってくれないんですか?私は何のために1時間弱運転してきたのですか?
と言う心の声は抑えながら、ボランティアの方々の話を聞いておりました。
もう仕方ないです!アメリカはこんなことばかりです。
ただ今回も色々と失敗してきましたので、これが皆さんのお役に立てば。
駐車は公園の中で!
まずは駐車場問題。

公園の川でサケの観察か、と思っていた私たちは長蛇の列の車の中へ。
すると、目の前に駐車場があったので、そこに駐車しました。
ここに駐車して公園に入って川まで歩いていけばいいのでは。

「アメリカ人はこれだからいつも楽することばかり。ドライブスルー大国め。」
そんなことを考えつつ、息子をおんぶしながら車の横を歩いて行きました。
そして駐車料金を払う車を横目に、私たちは公園の入口へ。
やった!5ドルういたぜ!なんて姑息なことを思っていました。
しかし地図を見ると、入口から川はさらに歩く様子。
これは嫌な予感が。。。
案内のお姉さんに、さけが見れる川の所までどれくらいかかりますか?と恐る恐る聞きました。
すると「3マイルくらいよ、歩けなくはないけど、私なら歩かないわ」と言われました。
緊急に家族会議を開き、私だけ遠くに駐車した車まで戻ることに。
ドライブスルー大国と心でバカにした後だったので、勝手に気まずく思っていました。
戻る最中、渋滞に捕まっている運転手の方々に声をかけられました。
「この列はなんなのか?」
「この渋滞はいつまで続くの?」と。
駐車料金を払う場所まで時間かかるけど、お金払ってしまえば公園の中は空いているよ、と伝えました。
すると、次の人も、車の窓を下ろして、同じことを聞いてきました。
違う人たちに伝えること4回。
しまいには、ホワイトボードか何かに「渋滞は公園の入り口まで!」とでも書いて、持って歩こうかと思ったくらいです。
そんなわけで、車に戻った私は、その渋滞の中にもう一度入りました。
そして、公園入口付近で、家族を拾うと川まで運転。
やけに長かったので、歩かなくて正解でした。
oxbow park


oxbow parkの川はとてもキレイな川でした。
サケが上ってくるのは想像できましたね。
遊具とかもあって子どもたちにも楽しいキャンプ公園ですね。

ホットチョコレートとかもあったのですが、私たちが行った時はもう空っぽに。

息子も欲しかったホットチョコレートがなかったので泣いていました。

泣いていた理由に、お昼ご飯を持って行かなかったせいでもあるのですが。
もうどうしようもないくらい泣いていました。
アメリカは広大なので、泣いていてもあまり迷惑がかからないのが良いですね。
サケについて学べる展示
川沿いのトレイルを歩いていると、展示がいくつかありまして、1つ展示で色々と職員の方々に話を聞けました。
サケの数の推移です。
3000個の卵から、500の稚魚に。45匹が海にたどり着き、2匹から5匹が川に戻ってくると。
3000個が2匹ってすごいですよね。。。エリート中のエリートですよ。
自然は本当に厳しい。

息子もサケの卵を見て一言。「この赤ちゃんはお母さんに会えないの?」と。

お母さんに会えるか会えないか、最近は動物の赤ちゃんを見るとそう言いますね。
お母さんという存在は、子どもにとっては唯一無二なのでしょう。
ただトレイルを歩いていくと、いい匂いが。

サケを焼いていたのです。


サケが食べられるということで、私も息子も大喜び。
塩も何もかかっていないサケでしたが、おいしかったです。
これがコスコで売っているものかもしれませんが、腹がへっていた親子には、そんなことはどうでも良かったです。
空腹が最高の調味料とはよく言ったもので、空腹で苦しんでいる親子には最高のサケでした。
あ、でもローズバーグのおばちゃんがくれたサケ以上のサケはありませんが。

まとめ
- 駐車場という思わぬところで苦戦してしまいました。ドライブスルー大国め、などとバカにせずに普通に公園の中で駐車しましょう
- 鮭の展示はとっても教育的でした。
- 鮭は味がついていなかったけれど、お腹が減っていればなんでも美味しいということを再確認しました。
- 残念ながら鮭の産卵を見ることはできなかったのですが、11月か12月には産卵が観れるとの事なので、また行きたいなと思っています。
オレゴンは、本当に自然に触れる機会がたくさんありますね。
サーモンホームカミングでした。

ランキングに参加していますので、クリックしてもらえると嬉しいです!
