オレゴンには機関車に乗れるパンプキンパッチ農場があるとのことで、行ってまいりました。

ポートランド郊外、シアトル郊外、バンクーバー・キャマスWAにて巣鴨アドバンススクール(学習塾)とビーバートンにて巣鴨キッズ(幼稚園)を運営しています、みとのやです。

電車好きな子供のために

息子は大の乗り物好き。

ここなら電車に乗れるよ、と伝えると「行きたい!」と元気の良い返事が返ってきます。

「日本では大井川鉄道にトーマスがいるらしいよ」と伝えると「今行こう!」と言ってきます。

「へ?今?。。。」と、子どもの夢のある発想に対して、大人の現実的な発想。

いつの間にかピュアさをなくした自分が恥ずかしくなることがあります。

そんな大の乗り物好きな息子が好きそうなパンプキンパッチ農場があると聞きまして、今日はそんな農場のレポートです。

電車に乗れるパンプキンパッチがある?

息子と一緒にウキウキで私もパンプキンパッチ農場に行きました。

パンプキンドーナツあるかな。ヘイトラックも乗れるかな。滑り台とかいっぱいあるよね。

と今までの経験から期待をふくらまして。

オレゴンでパンプキンパッチしにLee Farmsに行って来た、子どもがまだ大きくなる前に!
パンプキンパッチはポートランドからも近いプランパーで!

レイクビューファーム

場所はノースプレインという今まであまり聞いたこともないエリア。ポートランドのダウンタウンからは西へ車で30分弱。周りには本当に何もありませんでした。

車を駐車して、歩き出しました。

しかし、何も見えてきません!

あたり一面が農場だけ?滑り台とかないの???と不安になりました。(おいおい、そんなことで不安になってどうする。。。)

まずは入場チケットを買います。たったの$5でした。ありゃ。。安すぎるぞ。。。と思ったものです。2人でも10ドル。。。

まぁ、機関車とボートに乗る費用だけと思えば安い。。。いや安すぎる。

そんな不安な私をよそに息子は「早く機関車乗りたい!」となんども言ってきます。

私も息子に期待させてしまった手前、お願いだから素敵なライドを経験させてくれと思いました。

すると、立派な機関車が!やった!

でも動いていません。。。嫌な予感が。。。

後ろから見てみると、ガタイのいいおじさんたちが用具を使って、ああじゃない、こうじゃないとやっているではありませんか!

うわぁ、これを楽しみにしてきたのに。。。

おじさんたちに「いつ直るの?」なんてアホな質問はしないようにしました。

だって一所懸命に直していましたから。彼らを信じて、待つしかない。そう息子にも伝えました。

辺りをフラフラしていると、右手には別の機関車があるではないですか!

おじさんたち!これは!?使えないの?

使えるんだったら、とっくに使っているよね。

何らかの理由があるから、使ってないんだよね、と思いました。

残念がる息子。

私は心でおじさんたちを応援しつつ、ボートに乗りに行きました。

ボートはこんなのです。

湖には、こういう島があります。何だろうと思って進むと。。。。

ジャーン!と龍が出てきました。

オォ、と期待通りのリアクションをする私たち親子。

そんな親子を見て満足そうな、運転手さん。

私はいつもこういうのを見るたびに、私の中のダークサイドが「ディズニーのしょぼい版だな」とつぶやくのですが、最近「逆」なのだと気づきました。

こういうおじさんたちの遊び心がディズニーになっていったのだ、と。

だってすごいですよね。ただの湖の中にこんな仕掛けを作ってしまうなんて。どれだけ泥にまみれたんですか、と思ってしまいます。

泥まみれになりながらも、子どもたちのリアクションを期待して、設置したんだと思いますよ。

おじさんあっぱれですよ。そりゃ、運転手さんも私たち親子のリアクションを見て笑みを浮かべるわけです。

じゃんじゃん笑みを浮かべましょう。

その他にはワラの迷路があったり、小さいけれど。

滑り台もあったり、これまた小さいけれど。

このワゴンは息子も楽しそうでした。

2ドル。

でも20ドル札を渡す私。18ドルもお釣りを払わせてごめんなさい、おじさん。

クレジットカードとコスコカードくらいしか持っていません、キャッシュレス社会ですから。

でも、息子は本当に嬉しそう。興奮すると、手が動きまくります。

そして、ボートに乗って帰ろうとすると、ななな、なんとあの機関車が動いているではないですか!

そうです、オレンジ色の機関車が!

息子と一緒に早くボートを降りて、早速機関車に乗りました。

何だよ、おじさん、結局オレンジ色の機関車を使えるんじゃん、と彼らの苦労を何とも思っていない感謝のない人間は思いました。

そして、走り始める機関車。さぁ、出発だ!と思っていると、どんどんスピードが遅くなっていきます。

ん?上り坂だからかな?。。。息子も不安そう。

お客さんとして乗っていたお父さんたちも、降りていきます。そして、みんなで貨車を押しています!

えぇ、手押し?と思っていたら、ある程度のところで、早くなってきました。

そして、また乗り始めるお父さんたち。

なに?こういう手はずだったの?そういう話し合いがされていたんですか?と出遅れた私は、内心申し訳ない気持ちでした。

オレゴンってこういうところが素敵ですよね。消費者と生産者の区別がないところが。

お店とお客さんとか分けないで、みんなで楽しめたらいいじゃない、というスタンス。

たまにレジの失礼な対応にキレそうになりますけどね。

機関車は、時間で行ったら3分ほどですが、本当に楽しかったです。こんな家屋もあり。

なかなか楽しい機関車ライドでした。

息子も機関車乗れてホットドッグをたべれたので大満足。3度の飯よりホットドッグを選ぶ息子です。

まとめ

プランパーやリーファームズと比べると、楽しめる要素は少ないですが、電車とかボートとか乗れるので、楽しかったです。

食べ物系は少ないので、家からおにぎりとか持ってきた方がいいかな。

次に来るときは、しっかり機関車から降りて貨車を押すのを手伝おうと思っています。

おじさんたち、修理お疲れ様でした!

(補足:2019年10月時点でグーグルマップで調べるとこちらの農場は閉鎖とありました。念の為、開いているか調べていくことをオススメします。)