ポートランドの観光地
オレゴン州ポートランドの観光スポットといえば、サタデーマーケットかファーマーズマーケットでしょう。
お客さんが来た時に、この2つは外せません。
やはり人がたくさんいて、わいわいしているところは、居るだけで楽しいですよね。
そんなわけで、今日はその2大観光スポットの一つであるサタデーマーケットのご紹介です。
サタデーマーケットとは

サタデーマーケットとは地元オレゴンとワシントン州のアーティストの作品が売られている市場です。
アーティストが自ら作ったものを、自ら売っています。
お店って通常アーティストが直接売ってないですよね。
でも、サタデーマーケットは、本人が直接売るルール。
もちろん、従業員を雇っているところもあるのですが、それでもアーティスト本人もブースにいないとダメなルールなのです。
つまり、商品についての質問なら、なんでもしてくれ!って人ばかりなんです。
歴史
サタデーマーケットがスタートしたのは1974年。
2人の方が、地元のアーティストたちに声をかけて、地元のアーティストをサポートできるようなマーケットを開こうじゃないか、と始めたらしいです。
何事も小さなスタートがありますよね。
その後は、Burnside Bridgeの橋の下でサタデーマーケットがありました。
もう少し暗い雰囲気でしたね。
現在の見晴らしの良いウォーターフロントにできたのは、2009年なんです。
Naitoさん?

サタデーマーケットはnaitoという名前の通りにあります。
日本人かな?って思いますよね。
実はNaitoさんは日系2世。
サタデーマーケット開始当初、マーケットに場所を貸してくれたそうです。
ポートランドの道の名前になってしまうくらい有名な方なので、色々と街に貢献しているのはわかっていましたが、まさかサタデーマーケットにも貢献してるとは。
また近くにあるこの有名なネオンサインも、Naitoさんのおかげで今も残っているみたいです。

こういう日系の方のおかげで、ポートランドでは日本人が受け入れられているんですよね。
サタデーマーケットの数字

年間で100万人が訪れ、8億円ほどの売り上げがあるそうです。
258のブースがあり、400のアーティストが参加します。
つまり、年間を通して、ブースは色々と変更もあります。
月の最初の日曜日には、子供用のアクティビティーも。
サタデーマーケットは土曜日だけ?
3月から12月24日までマーケットは運営。
クリスマスのショッピング前は1週間空いてるそうですね。
さすがアメリカ。
土曜日は10時から5時まで。
日曜日は11時から4時半まで。
そうなんです。サタデーマーケットとか言いながら、日曜日にもやっているのは、意外と知られていないんですよね。
どうやって売る側になるのか
まずはサタデーマーケットの基準を満たしていないとダメなんですね。
それはキットなどで作るものではなく、自分で作っているかどうか、とか。
攻撃的で悪質なデザインでないかとか。
審査を通ったら、料金を払うそうです。

シーズンにもよるのですが、だいたい土曜日に出店したい方は60ドル。日曜日は30ドルですね。
結構安くてびっくりです。
私も、何か手作りで売ってみようかな。。。
行ってみた

たくさんのお店があるのですが、今日紹介するのは、こちらのToys4Uというおもちゃ屋さん。

日系のYasuさんという方が運営しているのが、こちらのtoys4u
うちの息子も、このブースにいくたびに、こま回しをやってもらっています。

Yasuさんはアメリカ歴50年。
もう大先輩です。

是非みなさんも、子供に木のおもちゃを買ってあげてください。

音楽を奏でている人も。
私は、こういう音楽を奏でてくれる人がいると、チップ置くようにしています。
こういう方達のおかげで、アウトドアでのショッピングも音楽付きの優雅なものになるので。

木のまな板。30ドル程度でした。オレゴンらしく、お土産とかにもいいですよね。

私のオススメは、こちらのコースター。
4つで35ドルとかで。
素敵なオレゴンの写真が入っているコースターで、お土産などにオススメですね。

個人的に勝手に銀色マンと呼んでいるのですが、銀色マンは広場の真ん中に突っ立ってます。
パフォーマーです。
このかたは1998年からこの銀色マンをやっているそうです。
もう20年???すごいですよね。。。
水晶玉を微妙に動かしています。この方にもチップあげます。

電車のマックスも通っています。線路を通って、ウォーターフロント側の方が、面白いものが売っている気がします。
が、ダウンタウンよりの方が、食べ物は安くて美味しい気がします。
気がするだけかな。

というわけで、いつ行っても楽しいサタデーマーケットでした。