おかげさまでガルガル期の記事が累計16,500回以上読まれておりまして、記念して妻にインタビューをしました。

「ガルガルの時に俺(旦那)から言われて忘れられない一言ってある?」と。そうしたら出てくる出てくる。あまりに出てくるので、3つを厳選してお伝えします。

ポートランド郊外、シアトル郊外、バンクーバー・キャマスWAにて巣鴨アドバンススクール(学習塾)とビーバートンにて巣鴨キッズ(幼稚園)を運営しています、みとのやです。

女性というのは記憶が感情と一緒に保存されているらしく、記憶が掘り起こされるとまるでその一言を今言われているかのように感情が蘇ってくるようです。

自分が言ったひどい一言を、妻から聞きながら思いました。

「我ながら成長したんだな」と。

奥さんの出産を今後に控えている男性陣、または出産後に奥さんが豹変したと感じている男性陣の参考になったら嬉しい限りです。

旦那から言われた一言①

それは妻が妊娠後期の時でした。

トイレによく起きる。寝不足になる。ちょっと歩くだけで疲れる。

腓返りはあるし、足をつることも、お腹張る。

つわりがしんどくて寝るだけの日々。

でも、私は「妻は産休で1日中家にいるだけ」と考えていました。

夜遅くに家に帰ってきた私。

妻が私に伝えます「ご飯できてないんだよね」と。

すると私は妻にこう言いました。

「(ご飯)できてないなら連絡頂戴よ」

私自身、しっかりとそう言った記憶があります。

確かにそう言いました。

その時、妻は怒りを飲み込みつつ、何も言わずにご飯作ったそうです。

妊娠で1日中寝込むくらいしんどいのに。

なんでご飯作るのが私の仕事なんだろう、と思ったそう。

「できてたらご飯作ってるんだよ!」って心で思いながら、包丁を握りしめていた、と。

言い訳ですが、私としては「先に連絡もらえたら何か買って帰ることもできたのに」程度で言ったつもりだったのですが。

でも、今思うと、ご飯できてないなら、自分で勝手に作ればいいじゃんって思います。

料理ができないのなら、カップラーメンでもなんでもいいわけで。

余計な一言だったなって思います。

それ以来、私は妻がご飯を作ってくれても作ってくれてなくても、何も言わなくなったようです。

旦那から言われた一言②

それは出産後のことでした。

1時間おきに起きる息子。

子供の寝かしつけに時間かかってなかなか動けなかった妻。

やっと寝たという時の夜9時ごろ、私が帰宅。

ご飯は炊けていました。

妻が今からおかずを作ろうと思っていた時に私から言われた一言。

「今日のご飯これだけ?」

「これだけだよ!なんか悪いか!今から作ろうと思ってたんだよ!」と心で思いつつ、一言も発さずに、そのまま妻は寝ました。

「私だってご飯食べてないんだ!」

と心で叫びながら寝たそうです。

「今ならもっと上手く返せた」とは妻。

私の言い訳としては、今日のご飯これだけなのね、んじゃ何か付け足すか、ってつもりだったのですが。

妻も限界だったのだと思います。

私ももっと違う言い方があったなって今だから思えます。

それ以来、ご飯だけしかなくても、何も言わずに自分でおかずを用意するようになりました。

旦那から言われた一言③

私が10キロのお米2つと買い物を済ませて帰ってきた時のこと。

当時はアパート住まい。

駐車場から玄関までが遠く。

駐車場とアパートを2往復してやっと買い物全てを運び終えたところでした。

重たいものを運ぶと人間、イライラがつのるもの。

玄関に運んだ野菜などを、妻は冷蔵庫に入れてくれているはず、と私は期待していたのでしょう。

そうしたら、妻はパソコンをいじっていました。

子供が寝た合間に、今しかない!と仕事をしていたようです。

ただ、仕事をしているなんて私は考えもせず、私は玄関におろした野菜やお米をキッチンまで持って行きました。

全く協力してくれない妻に私が言いました。

「買い物してきたんだけど、助けてもらえない?」と。

すると妻は

「あなたは買い物してきただけでしょ!こっちは子供がやっと寝たの。仕事してるの!」

と100倍返しされました。

それ以来、私は買い物で重たいものを運んでも、妻の協力はないものだと思って行動するようになりました。

まとめ

「ご飯は妻が作ってくれるものだ」と今となってはその考えが不思議に思うくらいです。

また、妻は妻で、こう振り返ります。

「どうしてあんな一言にいちいちキレていたのか、今ならもっと冷静に返せるのに」と言っています。

さて、この夫婦のすれ違い。

なぜ起こるのでしょうか。

一つに、私たち夫婦の出産に対する認識が間違っていたのかな、って思います。

出産というのは本当に大変で。

もう信じられないくらい。

多くの方は子供が生まれて幸せな家族、というものを想像するかもしれません。

それはもちろん嘘ではありません。

子供がいることでめちゃくちゃ楽しい日々を送っています。

でも、女性の出産前後は、病人と同等と思っていた方が夫婦お互いに得なのかな、と思います。

病気で寝込んでいる人に、「ご飯まだ?」とか、「ご飯これだけ?」とか言わないですよね。

「ちょっとは手伝ってよ」っていうのも病人には言わないでしょう。

出産は幸せなものという認識からくるズレ。

幸せなはずなのに、どうしてこんなに怒られるんだ、って思うかもしれません。

ぜひ私も含めた男性陣は心得ておく必要があります。

出産前後の妻は病人みたいな状態である、と。

逆に言いますと、女性は女性で、どれだけ出産前後の自分の体が大変なのかを認識して、パートナーに単刀直入に助けを求めることも大事になります。

うちの妻は幸い、怒りを表面に出してくれるタイプだったので、私も色々と気づけました。

あ、これ言ったらキレるのか。100倍返しされるのか。なら言わないようにしようって思えました。

ただ、すべての女性が自分の気持ちをストレートに言えるわけではありません。

女性も女性で、出産前後は幸せなはず、と言う認識があるのかもしれません。

そんな時は、ぜひこちらのブログを無言で旦那さんにシェアしてみてください。

最後に本の紹介

こちらの本は、本当に出産前に読んでおきたかった。

一冊購入して、家に置いておくだけでもいいかと思います。

ご主人に読んでもらえたら、これほど価値を生み出せる本は他にないでしょう。

夫婦のちょっとしたわだかまりが、ちゃんと言語化されています。

特に理系男子には超オススメです。

理系男子って、納得したら動きますからね。

納得するために、この本はオススメですよ。

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ぜひ、ネットで読んでみて、良かったら紙の本を購入するのがオススメです。

私は今だに、手元に置いて、読み直しています。

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