ウォーターヒーター(給湯器)と断熱材を入れてもらった後に重大なことに気づきました。。。

断熱材とウォーターヒーター2つの総工費用はおよそ2850ドル。

きれいさっぱり、我が家が政府からいただいたお金を使い切りました。

気持ちが良いくらい。

お金なんて持っているだけでは何も価値を生み出しませんからね。

経済を回して行きましょう。

ポートランド郊外、シアトル郊外、バンクーバー・キャマスWAにて巣鴨アドバンススクール(学習塾)とビーバートンにて巣鴨キッズ(幼稚園)を運営しています、みとのやです。

とある発見

いつ断熱材の効果を実感できるのだろうか。いつ電気代が低くなったことを実感できるのだろうかと日々ワクワクしてます。

参照:屋根裏のinsulation(断熱材)が$1200もお得に:アメリカで見積もりは最低3社から

参照:アメリカでウォーターヒーター替えたらスーパーマンのおかげで我が家が軽井沢になった話

でもそんな時ほど大して気温も上がらず、そして下がらず。

そんなもんですよね。

サンタさんも待ってるとなかなか来ないんですよ。

授業だって秒針数えていたら、なかなか終わらないんですよ。

そんな日々、窓を見てみたらですね。

とあるものに気づいたんです。

一軒家に引っ越してきて2年間気づかなかったんですけどね。

730日間気づかなかったんですよ。

でもコロナで自宅待機が長くなって、ふと気づいたんですよ。

ブラインドを上げるときれいに隠れるこの窓枠の上の部分。

わかりますかね?

何だろうって気になって。

そうしたら、真ん中のボタンのようなものを上に動かせるんですね。

そして、閉まるんですよ。

え?何これ???って思いまして。

開け閉めが出来る窓枠?

どういうこと?って。

暖炉の煙突

ふと2年前のことを思い出したんですよ。

アパートから一軒家に引っ越してきて数日間、まだ4月の寒い日で、この家がめちゃくちゃ寒くて。

暖房をつけてもつけても暖かくならず。

一軒家ってこんなに寒いもんなんだって思いました。

今までアパート暮らしが長かったものですから、よく分かってなくて。

まるで外にいるかのように鼻が赤くなって。

テレビを見ながらソファの上で毛布にくるまってました。

ふと気づいたら、暖炉があって。

アメリカの家にはほぼ必ず暖炉があります。

現代の人は暖炉なんて使わなくても暖炉があります。

そこに、こんなヒモがあったんですよ。

そしてそれを引っ張て、金具にかけたら何かが閉じたような音が上の方からして。

煙突の蓋が締まった音だったんですね。

え?なに?煙突って閉められるんだ。。。と。

よく考えたら一年中煙突あいてたら、暖房なんて機能しないわけで。

その日からですよ。

家が暖かくなったのは。

とにかく家のどこかが開いてると、暖房って意味ないんだな、って心から納得した出来事でした。

暖かい空気はどんどん上に上がっていきますからね。

室内を温めても温めても、外に出て行ってしまうわけです。

まるで外で暖房をつけているようなもの。

それは暖房も効きませんよね。

犯人は窓枠?

そして、時を戻して、今回ですね。

開け閉めできるこの窓枠のある部屋。

私の部屋なんですけどね。

朝とかめっちゃ冷えるんです。

夜寝る前に暖房は止めてたんですけどね。

朝かなり冷え切っていて。

私も布団から唯一出ている顔、特に鼻がめっちゃ冷たくて。

吐く息も白かったりで。

妻も部屋に入ってくるたびに、「この部屋さむ!」って言ってたんですよね。

ちなみに我が家は夫婦別の寝室です。

アメリカ人の友達に伝えると「え?夫婦なのになぜ?」って聞かれます。

「一緒に寝てるからアメリカの離婚率高いんだよ!」って返すことにしています。

うそです。

一緒に寝ていようが寝ていまいが、離婚率と相関性はありません。

ただ、夫婦にも色々な形があって、正解は一つではないことだけは伝えておきます。

部屋が寒いのと他には、ピヨがうるさいってブログ記事書きましたよね。

参照:ニワトリ  ↓ をクリック

本当に毎朝うるさくて。

でも、他の部屋だと全然うるさくなくて。

そんなものかな、って思ってたんですよね。

空気の振動って微妙な違いで響かないのか、と。

ちょっとした距離の違いなのに、と。

でもですね。

発見した窓枠の閉会可能な部分。

ここを閉じて、寝てみたんですよ。

そうしたらですよ。

部屋が朝でも寒くないんですよ。

吐く息が白くないんですよ。

顔も鼻も冷えてないんですよ。

そして、朝のピヨの鳴き声が全く聞こえなくて。

つまりですね、今までは。

この窓枠が閉まっていなかったから、この部屋だけめちゃくちゃ寒かったの?と。

この窓枠が閉まっていなかったから、この部屋だけピヨの声が異常にうるさかったの?と。

この窓枠が閉まっていなかったから、電気代も高かったの?と。

もうこの上の窓枠の写真ですが、同じのを4回も使ってますよ。

青天の霹靂(へきれき)とはこのこと。

今までの苦悩が走馬灯のように蘇ってきて。

東野圭吾さんだってびっくりな結末ですよ。

あぁ、すべての点と点はつながった、と。

犯人はお前だったのか!と。

もう私は妻と一緒に笑いが止まりませんでしたよ。

だって、2850ドルかけて断熱材入れて給湯器(ウォーターヒーター)変えたんですよ。

これで家も快適になる、と。

家の電気代も節約になる、と信じて。

でも、窓枠閉めるだけで家は快適になってしまったんです。

まとめ

おかげさまで、私は快適に眠れています。

朝起きても全く部屋が冷えておらず。

ピヨの鳴き声は小鳥のさえずりのように遠くで聞こえます。

何とかして2850ドルの断熱材とウォーターヒーターを正当化するべく。

電気代のデータ収集に励みます!

自分を正当化するためのデータ収集。

目的と手段が逆です。

もう本末転倒です!

でもこんな阿呆なことを言ってる奴がいましたよね。

お金なんて持っているだけでは何も価値を生み出しませんからね。

どこの誰とは言いませんけど。

この記事の最初の方を読んでみたらどこの誰かは判明しますけど。

みなさん、お金は使いましょう。

でも賢く使いましょう。