息子の現地校、1日2時間の対面授業が始まって以降、学校からもらって来るようになったのがフリーランチ。
一つ一つクリアしてきましたが、チョコレート牛乳だけは苦戦しています。
ポートランド、シアトル、バンクーバーWAにて巣鴨アドバンススクール(学習塾)とビーバートンにて巣鴨キッズ(幼稚園)を運営しています、みとのやです。
フリーランチとは
その名の通り、無料でいただける昼食です。
無料ですよ。
いい響きではないですか。
まぁ、でも本当に無料な訳がありませんよね。
街中で配られている無料のティッシュだって、広告費で購入されている訳です。
テレビだって、Youtubeだって無料で見れていますけれど、あれだって広告入っています。
そして商品には広告費が上乗せされて、私たちが商品を購入している、と。
無料と言われていても、結局誰かが払っているって話です。
さて、話をフリーランチに戻します。
このフリーランチ、USDAというアメリカの農務省が提供してくれています。
結局、私たちの税金が巡り巡っているって話ですね。
やった!フリーだ!って言っても、私たちが払っているんです。
ただ、最初に断っておきますが、私はこういう税金の使い方は賛成ですね。
アメリカでは貧困家庭が多いエリアもあり、こういう支援は必要不可欠。
我が家も重宝しております。
ちなみに、opt-outと言って、断ることもできます。
必要ない場合は、学校に伝えれば、フリーランチをもらわなくて済みます。
オレゴンでのフリーランチ(小学生の朝食)

プラスチック袋に入っています。
プラスチック削減に取り組んでいる私としては、若干の罪悪感があります。
ただ、毎回開けるのはワクワクしてしまいますね。
今日は何が入っているのかなと。
ビーバートンの学区のウェブサイトに行けば、どの曜日にどのランチがあるのかは見れます。
でも見ないほうがワクワクできます。
開けると大抵は、このようなものです。

あーやっぱり、とワクワクは一瞬にして無くなります。
あのワクワクを返してくれって言いたくなりますね。
心とは不思議なものです。
私のワクワクは、いつの間にどこに行ったのでしょうか。
できることなら、一度も開封せずに、ワクワクだけを維持していたい。
一つ一つ見ていきましょう。

ブロッコリーとかニンジン、みかんとリンゴですよ。
ここら辺は、合格。
アメリカでもミカンが本当に定番になってきました。
ありがたいことです。
私が学生時代なんて、ミカンがスーパーにあったら喜んでいましたよ。
最近のアメリカのミカンは味も美味しいですしね。
野菜もフルーツも大事。
野菜は、レンジでチンして、マヨネーズとか自分で味をつけて食べれます。

次にエナジーバーのようなものにジュース。
さけるチーズに、ナゲット。
これもオッケーです。
エナジーバーはその時に食べなくても、非常食として確保。
さけるチーズ、単体だとちょっと味が寂しいのですが、何かお肉とかと一緒に食べるならまだ行けます。

次にこのサンドイッチですね。
パンの中に、ジャムとピーナッツが入っています。
これ最初食べた時は、まじか?と思いました。

これはカレーパン?ってくらいに、中にびっしり、ピーナツバターが入っています。
カロリーだって一つ300キロカロリーとか。
最初は、これ食べれなかったんですが、一つ思ったんです。
このピーナツバターとか取れば行けるのでは?と。

なのでピーナツバターとかを取り除いて、食べています。
これなら、まだ行けます。
いや、どこに行くんだよってツッコミが来そうですが。
まだ行けるんです。
まだ一歩進めます。
取り除いたピーナツバターとかは、セロリとかにつけて食べちゃいます。
セロリにピーナツバターをつけて食べるなんて、日本にいた頃は想像もしていませんでした。
私も気づいたら、アメリカ人です。

一番の問題がこいつなんですよ。
この小さなパックに入っているチョコレート牛乳。
コーヒー牛乳ではないですからね。
チョコレート牛乳です。
これが本当に甘くて。
飲んだ瞬間に、がつんってやられました。
息子も飲まないし、妻も私も飲みきれないですね。
サンドイッチはまだ行けたのですが、チョコレートミルクが一番行けないんです。
どこにも行けない。。。

誰にも飲まれないので、どんどん冷蔵庫を占拠していきます。
捨てればいいのでしょうが、なんだかもったいなくてですね。
そこで、私は色々と試してみました。
他の食品も、色々と試しては、クリアしてきましたからね。
まずは、牛乳と混ぜれば、甘さも薄まりいいのでは?と思いまして。
試してみるも撃沈。
混ぜられる牛乳がもったいないですね。
次に、コーヒーに入れたらモカみたいになるのでは、と。
試してみるも、コーヒーが無残な味になってしまいました。
最後に、妻がチョコレート牛乳プリンなるものを作ってみたものの。
これまたうまくいかず。。。
いまだに、このチョコレートミルクの攻略方法を模索しています。
もしどなたか、いい使い道がありましたら、教えてください。
まとめ
アメリカでは、フリーランチと言って、私たちの税金にて、ランチが配布されています。
オレゴン州もフリーランチが配布されています。
色々と書いていますが、私は心底、このランチ配布は賛成です。
アメリカには、残念なことに、まだまだお腹いっぱいになれない子供が大勢いますからね。
毎日のように届くこちらのフリーランチ。
色々と試して、クリアしてきました。
息子は、大して食べないので、私と妻でたいらげています。
しかし、チョコレート牛乳だけは、まだ攻略法が定まっておりません。
なんとかして、このラスボスをクリアできればと思っております。
ブログへの反応
以上のようなことを発信しましたら、色々な方から貴重な情報を頂いたので、こちらでもシェアしておきます。
まず、フェイスブックにはBuy Nothing グループというものがあります。
そちらでは、いらないものを譲り合ったりしているそうです。
なのでチョコレートミルクも、捨てるものがいれば拾う者あり、でもらってくれる人がいるそうです。
その他にも、冷蔵庫があるドネーションセンター(Beaverton Bahai center など)もあるそうですよ。
ブログで発信すると、色々な情報が集まって助かります。