久しぶりにわが家にお客さんを招待。
お客さんが来るとわかると、私たち3人は華麗に動き、あっという間にわが家は生まれ変わります。
そして、あのナレーションが響きます。
「なんということでしょう♫」(ビフォーアフター)
改めて思いました。
お客さんを呼び続ければ、わが家は永遠にビフォーアフターのアフター状態が保たれるのではないか、と。
ポートランド、シアトル、バンクーバーWAにて巣鴨アドバンススクール(学習塾)とビーバートンにて巣鴨キッズ(幼稚園)を運営しています、みとのやです。
久しぶりに、わが家にはお客さんが。
もう最近は、誰も家に呼んでいませんでした。
前にお客さんに来てもらったのはいつの日か。
なかなか思い出せないくらい。
誰かを家に呼ぶことが、こんなにやりにくい時代になるとは思ってもいませんでした。
コロナがやってきてもう2年近くになります。
まだ2年とでも言いましょうか。
コロナなんて、日本にあるCoronaという暖房機器の会社か、メキシコのCoronaビールしか知りませんでしたよ。
ズームだって、徳光さんの「ズームイン!」くらいですよね。
何かが拡大していくんだろうな、って程度ですよ。
そして、気づいたらズームは、ビデオ通話のことになってしまいました。
ビデオ通話では、何も拡大していないぞ?っていう。
コロナだって、もう暖房機器でもビールでもなくなっちゃいましたからね。
今となっては、ウィルスですからね。
暖房機器からビールになって、ウィルスだなんて、コロナも随分と小さくなったものです。
コロナにしてもズームにしても、言葉の意味とともに時代が変わっていきますね。
いや時代が変わっていくから、言葉の意味も変わっていくのか。
ま、どっちでもいいか。
さて、お客さんを呼んだ、わが家。
お客さんが来ることが確定するとですね。
3人が流れるように動き始めます。
普段は、私たち家族は、結構ドタバタな日々でして、家はどうしても後回しに。
なので、お客さんが来るとなると、ベクトルの向きが完全に変わります。
家に全集中。
鬼滅の刃でいう「水の呼吸」を使います。
各自の担当が決まります。
ひとりはキッチン、ひとりはトイレ、ひとりは玄関、と。
キッチンもゴシゴシ。
トイレだって洗面台だってゴシゴシ。
玄関だってハキハキ。
皆、それぞれの持ち場をキレイにすると、お互いに報告。
「見てみて!ジャーン!」と。
「オォー!」と家族同士で、拍手をして健闘をたたえ合います。
本当に見違えるようにキレイになるわが家。
もう各自が持ち場をキレイにして、本来あるべき場所にものを戻す。
オモチャはおもちゃ箱に。
書類は机の上に。
コップは食器棚に。
あるべきところに、あるべきものを配置。
ダイソンだって大活躍。
ダイソンのCM、あれ好きなんですよ。
ちょっとかっこいい女性のナレーション。
「吸引力の変わらないただ1つの掃除機♫」
ただホコリを吸い取るだけなのに、どうして家は見違えてしまうのでしょうか。
ビフォーアフターの曲「TAKUMI」と共に流れるナレーションが欲しいくらい。
「なんて言うことでしょう♫」
日本国民であれば誰もが知っているこのフレーズ。
サザエさん役の加藤ミドリさんという声優の方が2020年までナレーションをしていたんですよね。
2020年からは、キムラ緑子さんという方がナレーションをされています。
いつの間にかナレーションの声も変わっていたんですね。
時代とともに変わっていくんですね。
ま、そんなわけで、見違えるようにキレイになったわが家。
そして、お客さんをお迎えします。
別に今さっきまで、一所懸命クリーニングに励んでいたなんて微塵も見せません。
結構寒いのに、汗をかいていたなんて、そんなそんな。
吸引力の変わらないダイソンだって隠します。
なんならタバコでも一服しておきたかったくらいです。
灰皿に灰をポンポンって落としながら、あれ?もう来ましたか!って。
一度もタバコは吸ったことないんですけど。
まるで、いつもキレイなわが家かのように振る舞う私たち一家。
そんなわけで、お客さんが来てくれたおかげで楽しく、スッキリしたわが家で友人とのひと時を過ごすことができました。
まとめ
ダイソンの吸引力は変わらなくとも、時代とともに、色々なことが変化していきます。
ズームも、コロナも、ビフォーアフターのナレーションも変わっていきます。
でも、人と会えるありがたさは、変わるというよりも、より有り難くなりました。
有ることが難しい、と書いて、ありがたい。
わが家にお客さんを呼ぶと、あっという間にわが家はキレイになります。
そして、あのナレーションが鳴り響きます。
「なんということでしょう♫」
ありがたい限りです。
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