2021年、我らのポートランドティンバースは、惜しくも優勝は逃しましたが、初めての地元ポートランド開催でのMLS決勝でした。

ニューヨークFCにPK負けではありましたが、最後の最後までハラハラドキドキでした。

こちらの記事では、ポートランドティンバースというサッカーチームはどういうチームなのかをご紹介いたします。

ポートランド郊外、シアトル郊外、バンクーバー・キャマスWAにて巣鴨アドバンススクール(学習塾)とビーバートンにて巣鴨キッズ(幼稚園)を運営しています、みとのやです。

アメリカの4大スポーツとは

アメリカには4大スポーツと言われるものがあります。

フットボール:NFL National Football league

野球:MLB Major League Baseball

バスケ:NBA National Basketball Association

ホッケー:NHL National Hockey League

これらが収入的な4大スポーツと言われています。

そこに食い込もうとしているのが、サッカーのMLSです。

まだまだ、収入としては小さいのですが、1試合の観客数でいうと、4大スポーツに食い込んできました。

参照

https://en.wikipedia.org/wiki/Major_professional_sports_leagues_in_the_United_States_and_Canada#Major_League_Soccer

メジャーリーグサッカー(MLS)

日本のJリーグと同じく、アメリカにもメジャーリーグサッカー(MLS)というプロサッカーリーグがあります。

近年、アメリカにてサッカーは盛り上がっており、地元ポートランドで試合があるときは、緑色のユニフォームを着ている人がたくさん街に現れます。

私がロスにいた帰国子女時代、1994年はアメリカでW杯がありました。1996年にプロリーグがスタートしましたが、盛り上がりはまだまだでしたね。

その時に比べると、今のサッカー人気たるや。94年当時のJリーグほどではないのでしょうが、サッカー人気をひしひしと感じます。

MLSも世界の名だたる有名選手が多数在籍しています。

いくつか例を挙げると、ブラジル代表のカカ、スペイン代表のビジャ、イギリス代表のルーニー、スウェーデン代表のイブラヒモビッチなどなど。私も彼らがポートランドに来ていたら、見にいきたい!って思いますからね。

昔の話でいうと、イギリスのベッカムやフランスのアンリなどもプレーしていましたね。

スーパードラフト制度

MLSはスーパードラフト制度というのを採用。

弱いチームがドラフトの優先権を持っています。

だから弱いチームにも強い選手を取れますよ、と言う制度です。

これがあるので、優勝したチームが、次の年はボロボロで負けると言うことが多々あります。参考リンク

個人的に、アメリカのスーパードラフト制度が好きです。

これがあることで、チームの力に均一性がでて、緊迫した試合が繰り広げられるからです。

ポートランド・ティンバーズ

ポートランドは、元々は木材(ティンバー)のまち。

そのために、ティンバーズという名前がつきました。

今までも、複数の日本人選手が登録されましたが、現在はいません。

有名なところですと、元日本代表で鹿島アントラーズに所属していた鈴木たかゆき選手とか。

ゴシップなのか、たまに日本の有名選手が入るかも!というニュースがあったりなかったり。

評価額ランキングでいうと、ポートランドは23チーム中6位。小さな街のチームなのに、本当によくやっています。

1位は、昨年から加入したばかりのアトランタ。2位はLAギャラクシー。3位はシアトルサウンダーズ。と大きい街が続きますが、ポートランドも検討しています。参考リンク

MLSって1部リーグと入れ替え戦のある2部リーグはありません。Jリーグは入れ替え戦とかありますよね。あれは最後の最後まで白熱した試合が観れるという意味では、良い制度だと思います。

ただMLSは入替戦がないために、投資先として有力なんですよね。

投資して、2部に落ちたとかなったら、オーナーとしてはリスク大きいですからね。私も大富豪であれば、MLSチーム買いますね!

スタジアム

このティンバーズのスタジアム、最近はプロビデンスパークと呼ばれています。

プロビデンス(保険会社)がスポンサーとなっているようです。

私もプロビデンスの健康保険に加入しているので、間接的にティンバーズを応援しているということになるのでしょうか。

保険代の一部がスタジアムを支えているのですね。。。なんだか複雑な気分です。

ちなみに歯科保健は、modaなのですが、ポートランドのプロバスケPortland Blazersのスタジアムの名前となっています。保険会社ってスタジアムの命名権を買うものなのでしょうか。。。

プロビデンスパークですが、ダウンタウンからは徒歩でいけます。

電車(マックス)に乗れば、目の前(徒歩1分)のところの駅まで行けてしまいます。

またスタジアムは本当にコンパクト。目の前で選手たちが戦いを繰り広げています。臨場感は半端ないです。

友人が、日本のジェフ千葉のスタジアムみたいだ、と言っていました。

国立競技場とか、東京FCの味の素スタジアムとかとは大違いで、とにかく臨場感あります。

サッカー好きには超オススメなスタジアムです。

収容人数は25218人(2021年現在)。

観客人数はリーグ内では9位になるのですが、キャパシティーはなんと100%なんです!つまり全試合ほぼ満員ってこと。

すごいですよね。どうりでなかなかチケットが取れないわけです。参考リンク

またチケットが売れ残っている時なんでしょうけれど、直接ティンバーズから電話があったりします。

それだけ真剣にチケットを売りさばこうと企業努力をしているのでしょう。

年間シーズンチケットが人気で買えないんですよね。欲しいところではあるのですが、どうせ仕事の時間と重なってほとんどの試合は見にいけないので、買ってません。

ただ、アメリカでは年間チケットを持っていれば、行けない試合のチケットは第三者に売るということができます。

ポートランドは地元愛がすごい!

臨場感はバツグンです

ポートランドは、地産地消と言って、ローカルビジネスが大好きです。裏を返せば、グローバル企業はあまり好きではありません。ナイキなど、地元の会社なのですが、グローバルで展開しているせいか、周りの友人はあまりナイキを好きではありません。

他にも、スタンプタウンコーヒーとか地元の企業なのですが、こちらも地元で有名になり、ニューヨークで店舗を出すようになり、アメリカ中で売れるコーヒーメーカーとなり、地元の方々は他のコーヒー応援しようぜってなっています。

そんな地元愛が半端ないポートランド。メインスポンサーはもちろん地元の企業ナイキかと思いきや。。。

ティンバーズのスポンサーはナイキではなくアディダス

なぜか、ティンバーズのスポンサーはアディダスなんですよね。地元の企業ではなく、ドイツを拠点とした企業がスポンサーです。あれ?なんでナイキじゃないの?と思ったものです。

アディダスは1996年からMLSのスポンサーやってるんですよね。

しかも、北米の拠点はここポートランドにあります。

そりゃぁ、ナイキも入っていけないわけです。(参考リンク

ナイキは、アメリカ代表のスポンサーをしているようなので、問題ないのでしょう。

まとめ

ポートランドティンバーズ、小さい街の小規模なサッカーチームなのに、頑張っているわけです。チケットは100%完売させます。地元の人たちのポートランドへの愛は半端ないです。

サッカーは本当に世界中の人が楽しめるスポーツですよね。

サッカー観戦はスタジアムに足を運ぶのもアリですが、家でテレビで見るのもアリですよね。

アメリカでは、テレビアンテナを購入すれば、月々の費用などは無しで、スポーツ観戦できちゃいますよ!

詳しくは、↓ の記事から。

参照記事:[節約術]アメリカで年間最大$360節約!テレビはケーブルではなくアンテナで!