2歳になった息子 (2017年当時)がおりまして、毎日のように新しい単語を発するようになりました。

最近、恐い、という言葉を覚えました。家にあるビーバーの人形が怖いみたいです。

全身黒い毛で覆われているからでしょうか。

次に「ちょっと」という言葉を覚えました。
そうしたら、ビーバーの人形を見せるたびに、ちょっと怖い、と言って泣いて怖がります。
全然ちょっとじゃないね、と毎回ツッコミ入れてます。
そして、最近、空に虹がかかっていたので私がワーオと言うと、ワーオ、という言葉を覚えました。
何か感動した時に、ワーオって言うんだよ、と伝えてあります。
その日は家族でダウンタウンのショッピングモールへ。
ホールにある噴水にワーオという息子。
そうだね、水が吹き上がってるね、すごいね。というと、すごい!と言い出しました。
噴水に「ワーオ、すごい」と言う息子、私自身、周りの景色を当たり前と思ってしまう感動が薄い大人にならないよう自分に言い聞かせました。
息子よ、おかげでお父さんも学んだよ。ありがとう、と。
そして、たどり着いたのはビクトリアシークレットという女性下着専門のお店でした。
色とりどりの下着が飾られたお店です。
妻が入って行ったので、私も息子と一緒に入って行きました。
そうしたら赤やら紫やら、色とりどりのブラジャーとパンツに感動してしまったのでしょう。
息子が真面目な顔をしながら大きな声で連呼し始めました。
「ワーオ、ワーオ、すごい!」と。
右を見ては、ワーオ、左を見ては、ワーオ。
私は「しまった!」と思ったのですが、後の祭り。
慌てて息子を抱きかかえてお店の外に出ようとするも、何度も同じセリフを連呼する息子。
ワーオ、すごい!ワーオ、パパ、ワーオ、すごい!
ここはアメリカ。
すごい、は分からないはずですが、ワーオは通じてしまったのでしょう。
周りの人も大笑い。
なんとかお店の外に出ると、息子の連呼も収まりました。
それでもウィンドウに飾ってあるマネキンの下着姿にまたも一言。
「ワーオ!」
こいつ我が息子ながら、なかなか面白いぞ、と思った次第です。笑