前から気になっていたカフェがありまして。
ここが本当にやる気がないというか、ツッコミどころ満載というか。
最近はオシャレなお店が増えてきているポートランド周辺ですが、昔は、やる気のないお店がいっぱいあったんですよね。
そんなやる気のないお店の紹介です。
と言っても美味しいですし、ツッコミどころ満載で楽しんでいただければ、と思います。
私はこういう完璧を目指していないレストランって好きです。
色々とダメなところあるけれど、大事なところは抑えているよっていうレストランです。
six corners cafe
こちらのレストラン、名前はカフェですが、日本のカフェのようにただコーヒーを飲むところではありません。
ブランチやランチを楽しめるカフェです。
six corners と言って、場所が6つの道に挟まれているんですよね。
と思ったら、3つの道にしか挟まれてないじゃん!って最初のツッコミです。
お店に入ると、キレイなテーブルにご自由に座ってください、とあります。
ホワイトボードの上の絵、これ本当に意味が分からないですよね。
店員さんに聞いてみたかったんですけど。タイミングを逃しました。

いいですよね、勝手に座ってね、方式。
席はソファのようなところもありますので、小さい子連れにとっては便利だと思います。

こういうソファのような座席って本当に助かるんですよね。子供を寝かしておくこともできますしね。

six corners omeletteというのがありまして、これが美味しくてびっくりでした。

見た目は本当にお世辞にも美味しそうではなく。

美味しいのには訳がありまして、カロリー高めのお肉がいっぱい入っています。
カロリーは高めですが、最初の一口は最高に美味しいです。
味が強いので、徐々に飽きてくるかとは思います。シェアしましょう。
そしてサイドについてきたのが、このパンケーキ。
何でしょうね、色どりとか本当に気にならないんでしょう。
どーん!って感じのパンケーキが来ました。

オムレツもボリュームあるのに、パンケーキもボリューム満点。
それで期待してなかったのですが、パンケーキも美味しいんですよ!
私、しょっちゅうパンケーキつくってますから、その大変さは重々承知しているつもりです。
そのためか、パンケーキの美味しさも感じることができましたね。
妻はスープを頼みました。

これも美味しかったんですよね。
何でしょう、レストランの内装とかで、期待値を低くしておく作戦なのかもしれません。
お皿なんて、欠けてますからね!

欠けているお皿でご飯が出てくる。
さすがに我が家でも、欠けたお皿をお客さんに出しませんよ。
お水なんて、めっちゃ溢れるほど水が入っています。

店員さんも超適当なんですよ。
お客さんからペーパータオルきれていますよ、と言われて、店員さんはこう返していました。
「それは私の仕事じゃないから」と。
お客さんも笑ってましたよ。「そ、そうだよね」と。
私はこういうオシャレ感のない元祖ポートランドっぽいお店が大好きです。
店員さんも、マイペースですしね。
でも結構気にかけてはくれて、子供のこととか色々と聞いてきたりとか。
おそらくですが、私がペーパータオルの補充とかしても、店員さんには感謝されると思います。
それくらい適当(いい意味で)なお店でした。

ぜひ昔のポートランドっぽさを味わうためにもお勧めです。
昔はこんなお店ばっかりだったんですけどね。
イーストサイドとか行けば、まだまだこういう適当なお店はあるかな。
別に完璧を目指さなくてもいいんじゃないってお店です。
ポートランドは素敵なお店が増えてきていますが、皆が皆完璧を目指さなくてもいいのかな、って思わせてくれるレストランでした。