前回、妻が捕まった、という記事を書きましたので、その続編です。

何と言っても罰金額が$265です。
しっかり裁判所に行かねば、ということで行って来ました。
まずはグーグルマップで、Beaverton Courtと調べて、目的地の裁判所に向かいました。

いつも行くカフェの近くだったので、意外な場所に裁判所があって、改めて世の中知らないことだらけだな、と思ったものです。
妻もビビっていました。
強気な妻も、裁判所にはビビります。

恐る恐る、ドアを開いて、建物の中に入ると、セキュリティーを通らなければいけません。
さすが裁判所です。
めっちゃ仰々しい感じです。
すると、セキュリティーの方に、裁判所に来た目的は何かしら?と聞かれました。
「妻が交通違反でつかまりまして」と交通違反の時にもらった切符を見せたところ、セキュリティーの方にこう言われました。

「あなたたちが行きたいのは、ここではないわ。マレー通りにある裁判所よ」
あらら、間違ったところに行ってしまったようです。
私たちはなんだか拍子抜け。
次に向かったのは、切符に書かれてあった住所。
前の裁判所からは車で5分ほどの場所にありました。
なぜこんな近くに二つも裁判所が?

さて、あの1回目のドキドキは何処へやら。
正直、二回もドキドキはできないものです。
なんだかリラックスして建物の中へ。
裁判所と聞くと、皆さんはどんなのを想像しますか?
裁判所って言ったら、裁判官がいて、こんな棒のを持っていますよね。

弁護士とかが「異議あり!」とか言ってやってますよね。
ただ妻が犯したのは交通ルール。
実際の場所は、こういうところでした。

ただの窓口です。
裁判所といっても、ただの窓口です。
妻はこう窓口の方に切り出しました。
「こちらが交通違反の切符です。警察の方に、初犯だから講習を受ければ減額になると聞きました。なんとかならないでしょうか」
妻は強気な交渉が上手なので、私は黙って見守りました。
ガンバレーと心で応援。
窓口の方はこう言いました。
「わかりました。ちょっと調べますので、お待ちくださいね」
ドキドキです。
妻の強気の交渉術が見られるのだろうか、と。
窓口の方「本当ですね。あなたは初めてだし、講習を受けてもらえたら罰金は減りますね」
妻「ではそれでお願いします」
さすが妻です。
強い。私なら「え?本当にいいんですか?ありがとうございます!」
なんて下手に出ていたことでしょう。
あくまで強気に出る妻、尊敬します。
窓口「それでは、説明しますね。こちらの紙を見せますね。」

「ハイライトされた部分、Traffic safety Education Course(TSEC)を$50で受講すれば、初犯はクリアになります。オンラインで受けたら45ドルになり、お得です」とのこと。
これで一件落着でした。
強気な妻の交渉術は見れず。
裁判所を後にしました。
まとめ
裁判官とのやりとりを終えまして、無事に罰金額は減らすことができました。
その額145ドルに(講習代含む)
265ドルから145ドルへ。120ドルの節約です。
皆さん、交通ルールはしっかり守りましょう。
ルールを破ってしまい、警察に捕まったとしても、裁判所に行けば罰金は減額されます。
裁判所では、たったの15分で済みますし、減点もされないので、車の保険料も高くならずに済みます。
初犯であれば裁判所に行って減額してもらいましょう。
個人的には、もう少し強気な妻の交渉術を見たかったです。。。
強気な妻を、横から見て「ガンバレー、イケイケ!」とやるのが楽しいんですよね。
コメントありがとうございます!保険証を持っていても、指差さないとダメなんですね。。。それは意地が悪い。。。アメリカって室内の温度、本当に低いですよね。教訓のシェアありがとうございます!
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その昔、切符を切られて裁判所に行ったことがあります。こっちの保険証って名刺大のカードみたいなものだって知らなかったので、ちゃんと持ってて警官も見えてるのに、私がコレですって指差せなかったので、持ってないのと同じと。イジワルですよねー。交通違反の人が集められた裁判所の部屋は冷房がガンガン効いてて、震えながら自分の番を待って、やっと番が来て裁判官に説明したら「dismiss」とか言われて一件落着。そもそもなぜ警官に止められてのか忘れてしまいました。ハワイの話です。もし裁判所に行くことになったら防寒対策必須、というのが私が得た教訓です。笑
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