数字って大事ですよね。
ポートランド、シアトル、バンクーバーWAにて巣鴨アドバンススクール(学習塾)とビーバートンにて巣鴨キッズ(幼稚園)を運営しています、みとのやです。
まず、うちの生徒たちにコロナについて聞いてみました。コロナについて知っていることを聞かせて、と。
以下が生徒からのコロナ情報。2月末の時点。
- 中国人から出てきた感染病で、コウモリが感染源らしい
- 政府の化学兵器かもしれない
- アニメのシンプソンズでコロナが予言されていた
- 正式名称はcovid19
- 感染力が高いらしい
- 症状がでたら死んでしまう
- 東京オリンピックはコロナのせいで中止になる
- 損失が何百億円らしい
- アジア人が差別されている
- オレゴンではまだだけど、ワシントン州で見つかっている
- 中国では1000人以上亡くなっている
というわけで、今回はWHOが発表している資料をもとに正しい情報をリストしてみたいと思います。ちなみに情報源はこちらのレポートになります。
めっちゃ読みにくいのですが、英語ができる方は是非。
下に内容をまとめてみます。
- コウモリが持っているウィルスに96%照合されている
- 12月と2月のを比べると、ウィルスはほぼ変異していない
- 2月の段階で、75465の感染ケースが発表されている
- 空気感染はしない。飛沫感染はする。
- 18歳以下の感染は2.8%
- 大人から子供には移るが、子どもから大人には移りにくい
- 感染者のうち
- 80%は軽い症状のみ
- 13.8%が重い病になる
- 6.1%が呼吸器をつける必要あり
- 60歳以上で、重大な疾患がある人が一番影響を受けやすい
- 2114人が死亡(2/20の段階)
- 致死率は3.8%(武漢で5.8%でその他のエリアでは0.7%)
- 疾患を持っていない人の致死率は1.4%
- 80歳以上で、21.9%の致死率
- 発生当初は、高い致死率17.3%だったが、2月の時点で0.7%
- 多くの人は2週間で回復
- 重篤の人も3週から6週で回復
- 亡くなる方は、発症から2週から8週で亡くなる
上のものとは、違う情報源のものになるのですが、年齢別の致死率を掲載します。中国での44000件の感染者数のデータです。
参照:中国のCDC http://weekly.chinacdc.cn/en/article/id/e53946e2-c6c4-41e9-9a9b-fea8db1a8f51
- 80代:14.8%
- 70代:8%
- 60代:3.6%
- 50代:1.3%
- 40代:0.4%
- 30代:0.2%
- 20代:0.2%
- 10代:0.2%
- 0-9:0%
これを見ると、80代の方は本当に感染に注意しないといけません。
10代から40代までは、ほぼ0%に近いので、私のようなものが感染してもほぼただの風邪で終わります。
10歳以下は、0%っていうのも逆にすごいです。一人も亡くなっていない、なんて。
まとめ
こちらに掲載した一次情報ですが、変わらないとは言えないので、更なるアップデートは必要です。
ただ、やはりWHOやCDCが発表している一次情報のデータをしっかり見ておくこと。
正しく恐れること。
これこそ、ファクトフルネスの著者のメッセージでした。
人の恐怖本能は、昔は必要でした。
いつ熊に襲われるかわからない状況で、恐怖という本能は必要でした。
ただ、現代人にとって、その恐怖本能は時に逆効果となることも。
ウィルスは目に見えないので、どうしても恐怖本能が強くなってしまいます。
そんな時は、正しい一時情報を得て、落ち着きましょう。
NHKも少しだけこの統計情報ながしてます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20200229/amp/k10012308111000.html
また予防法としては、しっかり手を洗うこと。
できる予防をして、正しい一次情報を得て、コロナに負けず、今日も頑張りましょう!