トリリアムレイク近くでキャンプをしてきました。運よく予約なしでキャンプ場を確保しておいしい魚もゲット!となかなかブロガー的にはラッキーなだけの展開で肩を落としました。ただ、食べ物の美味しさ、住んでいるところの優劣って、相対的だなぁって改めて学べた小旅行でした。

ポートランド郊外、シアトル郊外、バンクーバー・キャマスWAにて巣鴨アドバンススクール(学習塾)とビーバートンにて巣鴨キッズ(幼稚園)を運営しています、みとのやです。

私たちもオレゴンキャンプ4回目を迎えまして。

最初にキャンプ行ったのが3年前とは信じられず。

ほぼ1年に1回のペース。

本当のところは1年に数回は行きたいところですが。

なかなかうまくスケジュールが合わなかったりします。

オレゴンの気候としても、冬と春のキャンプはなかなか厳しく。

今回もオンラインで確認すると、キャンプ場は予約でいっぱい。

全然予約が取れなかったので、日帰りを覚悟でキャンプ場に行ってみました。

Mt.Hood Campground

今回も前回に続きトリリアムレイクを目指しました。

これが絵になる湖でして。

オレゴン在住なら一度は行って欲しい場所です。

そのトリリアムレイク周辺のキャンプ場ということになり。

予約をしないでも使えるWalk inのスペースを目指して移動開始。

ドライブすること1時間半。

突如、妻がトイレ!と言い出したので、トリリアムレイク近くのキャンプ場にてトイレを借りました。

そこに偶然居合わせたのは、キャンプレンジャーの方。

トイレを掃除してくれたり、キャンプ場の管理をしてくれる職員の方ですね。

そのおばちゃんに私は聞きました。

「ここらへんでwalk inできるスペース(予約なしでも入れるスペース)はありませんか?」と。

おばちゃんは優しく答えてくれました。

「実はそこのあなたが車を停めているスペース、昨日から人が来ていなくてね。もしかしたらもう来ないかもしれないから、電話で確認してみるわ」と。

えぇ、何その偶然!まじラッキーなんですけど!

でも、これでやっぱりキャンプ場がダメだったらダメで、いいブログネタになるから、まぁ期待せずに待とう、と思いました。

トイレから帰ってきた妻に事情を説明し、車の中で待つこと数分。

レンジャーのおばちゃんが帰ってきました。

どっちだ!私の胸はドキドキです。

このキャンプ場、取れたならラッキーだし。

取れなくてもブログネタとしてはラッキーだぞ、と自分勝手なことを想像する自分。

1日探し回ったけれど、やっぱりダメだった、というオチでも十分だ、と。

おばちゃんは顔を上げると笑顔で言いました。

「あなたたちはラッキーね!」と封筒をくれました。

つまりキャンプ場が確保できたってこと?

「そうよ。お金を払えばそれで手続き完了よ」

ブログネタ的には美味しくない展開だったので肩を落としました。

でもおばちゃんは続けます。

「必要事項を記入して、$20を封筒に入れ、ボックスに入れれば手続き完了よ」

どこも予約でいっぱいなキャンプ場。

たまたま妻がトイレに立ち寄ったキャンプ場が空いていたのですから。

ラッキーなことに感謝するべきなのですが。

ちょっとラッキーな展開でブロガーとしてはいまいち納得いかない自分。

前回もそうでしたが、キャンプ場に関しては、レンジャーの方に聞くのが一番ですね。

ただ運試しもドキドキしてしまいますので、皆さんは失敗ネタを欲するブロガーでもない限り、しっかりと予約をとってキャンプ場に向かってください。

キャンプ場

さて、運よく確保できたキャンプサイト。

テントを張ります。

テントを張って、エアマットに空気を入れて寝床を確保できると、やっぱり安心できますね。

ちなみに我が家のエアマットはクイーンサイズで、これ一つあると便利ですよ。

REIのサイト

テントなんてうっすい一枚ですから、熊なんかに襲われた日には、簡単に壊されてしまいそうですが。

この薄い一枚で安心なんです。

安心なんてそんなもの。

さて、キャンプ場ですが散歩すると素敵な小川がありまして。

そこで釣りをしてみよう、ということに。

ただそこの川綺麗すぎるんですよね。

綺麗すぎると魚が少ないんです。

エサもないですし、魚が隠れる場所もないので。

まぁ、ここでの釣りの空振りは予想通り。

翌日のトリリアムレイクでの釣りが勝負です。

食事はあまり持って行かなかったのですが。

やはりソーセージは美味しかったですね。

こちらのコスコの冷凍の枝豆も毎回持っていきます。

夕食までには解答されている状態になりますね。

おつまみに最高です。

魚つりへ

そして翌朝トリリアムレイクに行ってきました。

ここの湖、絵になるんですよ。

釣りをしている人が沢山いました。

タイトルの通り、ここで4匹も魚が釣れたんですよ!と言いたい所ですが。

それが全然釣れなくて。

なかなか釣れないなぁ、難しいなぁ、と思っていまして。

でも隣の人たちはどんどん釣るんですよ。

そのプロの方達に聞きました。

「秘策はなんですか?私たち実は初めての釣りでして」と初めてのふりをして。

釣り人は優しい人ばかり。別に初心者のフリをしないでも聞いたら絶対にアドバイスをくれるのですが、見栄はっちゃうんですよね。

「長めの糸と小さなガーリックの餌、そして短めのフックよ」とアドバイスをいただきました。

どれもないなぁ、と心の中で思いつつ。

次回のためにメモ。

釣りを続けること30分。

何も釣れないかわいそうな私たち親子を見かねたのでしょう。

隣の人たちにうちの息子が呼ばれました。

ここのリールを回しなさい、と言われて魚が引っかかっている釣竿を渡されました。

そして、リールを回して息子が魚を釣りました。

魚も持っていっていいわよ、と言われまして。

「thank you」と渋々お礼を言う息子。

なんであんな渋々のお礼だったの、と後で聞くと。

「自分で釣るから楽しいのに」とのことでした。

まぁ、確かにそうなんですけどね。

魚が釣りたいと言うよりも、自分で釣りたいんですよね。

おかげさまで4匹も魚を釣らせてもらっちゃいました。

これを家に帰って食べたのですが、新鮮な魚はやっぱりおいしかったです。

アラフォーの最近、思うんです。

お金を出して美味しいものを食べるのももちろん素敵なことなのですが、自分たちで苦労して獲ってきたものって格別においしいな、と。

貝にしてもそうですし。

卵にしても。

そして魚にしても。今回は釣らせてもらったものですが。

結局、味というのは相対的で。

自分たちで苦労して獲ってきた方がおいしさが格段に上がるのでは、と。

まとめ

そんなわけで、キャンプ4回目も楽しく終えることができました。

家に帰ってきて思うのは、家の快適さ!

ベッドで寝れることの贅沢さ!

熱々のシャワーを浴びれる爽快さ!

世の中なんて全部相対的なもの。

家にずっといると家が嫌になります。

ベッドだって満足度が下がります。

またシャワーなんか熱いお湯が出てくるのが当たり前に。

でも、キャンプに行くと、今いる所のありがたみが実感できるんですよね。

住んでいるところも、料理の味も。世の中、全部相対的で。

キャンプ体験も今あるものに感謝するためなのかな、と思ったりする今日この頃です。