屋根裏の断熱材とウォーターヒーター交換に2850ドルを使いまして、その結果!電気代は節約できたのか!?
ポートランド、シアトル、バンクーバーWAにて巣鴨アドバンススクール(学習塾)とビーバートンにて巣鴨キッズ(幼稚園)を運営しています、みとのやです。
省エネシリーズと題して第4回目。
ぜひ興味のある方は、過去の関連記事からお読みいただければ。
簡単に今までの流れを要約します。
[省エネ①]暑くて寒すぎる我が家。省エネな家を目指して、3社から見積もりとって、屋根裏の断熱材を替えました。最初に見積もりいただいた会社と比べて3社目は900ドル程度まで下がりました。1200ドルも得したよ、アメリカの業者頼むときは、最低3社から見積もりとろうねって話でした。

[省エネ②]断熱材に加えて、ウォーターヒーター(給湯器)も替えたんです。こちらも三社から見積もりとって、1850ドルを出費。スーパーマンが来てくれて、我が家のガレージは軽井沢のように涼しくなったとさ。

[省エネ③]合計2850ドル使って、その後に判明した、我が家が寒くて暑い訳。真の犯人は「窓枠」。東野圭吾さんもびっくりな結末。最後の最後で点と点がつながり、芸術的でさえありました。

結果発表:6・7・8月の電気代
さて、そんな一連の流れからの省エネの結果発表。
一体、電気代はいくら節約できたのか。
2850ドル(アメリカ政府からの補助金とほぼ同額)も使ったんですからね。
その効果たるや、ものすごいのではないでしょうか。
では、発表です。
結果発表:6月の電気代
じゃん!
6月の電気代は45ドル!
いかがでしょうか。
45ドル!?え、やす!と思ったでしょうか。
それとも45ドルも払ってるの?と思ったでしょうか。
ま、何も思わずにただ画面をスクロールしますよね。
私ならそうします。
「45ドル」って言われてもよくわかりません。
私もよくわかりません。
数字というのは比較して始めて意味を持つからです。
それではこの数字を1年前、2019年の電気代と比べます。

なんと50ドルから45ドルに。
5ドルの節約になったと言うこと。
これは喜んでいいのか、それとも悲しむべきことなのか。
この5ドルの節約の原因は何か。
電気代のことなら全部PGEのサイトにありますね。

- 5ドルの節約の内訳
- 天気:天気による影響で1ドル節約
- 返金:ピークタイムの節約返金で25セント節約
- 電気使用:電気の使用量の節約で4ドル節約
つまり、2850ドルを使って、6月は4ドルの電気使用量の節約に成功した!と言う話であります。
うーん。
うーん。
別に元を取ることが目的ではないのですが、なんだかね。
結果発表:7月の電気代
悔しいので、7月の電気代も比べてみました。

おぉ、なんで!
節約できたの1ドル!!!
2850ドルも使ったのに!!!
一応内訳も見ておこう!

なるほど。
天気のせいで2ドル多くなっているから、電気使用量自体は本来は3ドル下がっているはずだった、と。
2850ドル使って月々3ドルの節約。。。
これまた悔しい。。。
結果発表:8月の電気代
こうなったら電気代という数字を追いかけ続けるしかありません。
8月の電気代は。。。

オォ!
ついに自分が見たかった結果が!
電気代が去年と比べると61ドルから49ドルに!
つまり12ドルの節約に!
内訳をみると、電気使用量だけをみると17ドルもの節約。
おそらくですが、8月中旬から9月中旬の電気使用量なので、気温も下がってきていて、ウォーターヒーターが効いているのかもしれません!
このまま行けば10月は更に節約に?
考えてみれば、気温が下がれば下がるほど、ウォーターヒーターと屋根裏の断熱材は効いてくるのかも。。。
まとめ
うん、なんだかいい感じ!
しかもですよ、ステイホームな日々で、家族が家にいてでも、節約できている訳ですからね。
年間の電気使用量を月毎に表したものです。

見ての通り、寒くなる11月から3月にかけてが我が家の電気代が高くなってます。
これが断熱材と給湯器でどう変わるか、ちょっと見ものです。
また環境への影響という意味でも、電気代の節約は大事。
↓ のグラフは、他の世帯の電気代の平均値(1000sqftサイズ)と比べたもの。

青の我が家の電気使用量。
緑の電気効率の良い家(電気使用量の低い20%の世帯)の電気使用量。
緑を年間を通して下回るのが目標です。
7月と8月は下回れているので、この調子で行きたいですね。
参考:オレゴンにお住まいの方はPortland General Electric というサイトで電気代やその内訳などチェックできます。詳細が載っていて面白いので、ご自宅の電気代もチェックしてみてください。また電気の節約方法とかも網羅されています。
Peak Time Rebateは申し込んでおくと、暑い日などにお知らせが来て、電気の節約に貢献すると返金されるシステムです。
また電気の節約方法なども色々と掲載されています。