オレゴンでリンゴ狩り、オレゴン 歴が長い私も初めて行きました。

今回訪ねたのは、キヨカワ農園。

キヨカワって日本語名というだけで行ってみたくなります私はやっぱり日本人ですね。

車で90分のHood Riverにあるキヨカワ農園へ。

2020年に書かれた記事を再掲載したものです。

ポートランド郊外、シアトル郊外、バンクーバー・キャマスWAにて巣鴨アドバンススクール(学習塾)とビーバートンにて巣鴨キッズ(幼稚園)を運営しています、みとのやです。

キヨカワ農園とは

キヨカワ農園は、マモルさんとミチコさんというご夫婦で始めた農園。

1905年に日本から移住して、1911年から農園を始めたそうです。

1905年当時に渡米するってもう現代の私たちが火星に行くくらい命がけですよね。。。

マモルさんは米軍に勤めてから、1951年に農園に戻りました。

25エーカーで始めて、今は207エーカーまでに。

エーカーとか言われてもよくわかりませんよね。

参考までに東京ドームは11エーカーくらいです。

東京ドーム20個分???

はい、キヨカワ農園はめちゃくちゃ広い農園です。

1987年からマモルさんとミチコさんのお孫さんであるランディーさんが3代目オーナーとして農園を引き継いだとのこと。

その後も色々と苦労がありながらも、続けて来れているそうです。

ランディさんは今は3人の子供がいて、お孫さんも一人いるとのこと。

参照:https://mthoodfruit.com/our-story/#more-633

キヨカワ農園行ってみた

そんなキヨカワ農園。

我らの祖先でもある日系人の方が切り開いてくれた農園。

行くしかありません!

そして、家族でリンゴ狩り、想像するだけで何だか素敵ですよね。

リンゴが木になっていて、ピクニックカゴでも持ちながら、リンゴをとる姿。

そして、ちょっと子供がリンゴをかじったりして、注意したりなんかして。

色々と妄想しながら、行ってきました。

我が家からですと、車で片道90分。

Hood Riverの街にも寄りたかったのですが、時間がなかったのでパス。

久しぶりに遠出しましたね。

駐車場はただの広場。

パンプキンパッチもそうですが、こういう駐車場が多いですね。

キヨカワ農園ですね。月曜から日曜日まで毎日やっています。

この日は11種類のリンゴが手に入るようです。

日によって違うようです。

その日に、どのリンゴやフルーツがU-pickできるかウェブサイトから分かりますね。

参照:https://mthoodfruit.com/our-fruit/

列に並んで、リンゴ狩りのための段ボールを購入する必要があります。

通常は量り売りですが、今年は段ボールに取り放題です。

私たちは30ドルの浅いダンボールを買おうか、15ドルのプラスチックバッグを2つ買おうか迷っていました。

すると、おじさんが、それだと高いリンゴはとれないよ、と言われました。

高いリンゴとはなんだ?と思いつつも、

せっかく90分かけて来たのだから、50ドルのダンボールを買って、値段高めのリンゴを試してみたい!

そう考えたので、50ドルの段ボールを購入しました。

どのリンゴの木がどこになっているのか分かる地図をもらいました。

そして、職員の方に聞きました。

どのリンゴがお気に入りですか?(Which one is your favorite?)と。

すると間髪入れずに、Honeycrispだよ!と言われたので、それは良い情報を入手したと思い、一番遠くにあったHoneycrispのあるリンゴ畑へ!

Honeycrispは一番遠くにありました。

そうしたらですね。。。ないんですよ。

リンゴが。。。

あれー、お気に入りのhoneycrispがないぞ。。。と思っていたら。

めっちゃ落ちてるんですよ。

しかもどれも虫に喰われたり腐っていたり。。。

我らのhoneycrispが。。。

あららって感じです。

なので、他のリンゴ、Fujiがある所に向かいました。

こんなカートがあると便利だなって思いました。

農園でも貸し出ししているようですが、どれも使用されていました。

カートがないので、手で運ぶのですが、これが重くてですね。

しかも太陽もカンカンで結構暑かったですね。

この写真、笑顔ですけどね。顔は引きつっていましたよ、重すぎて。

最近運動不足だし、ヘトヘトになってしまいました。

結局、木から直接もぎ取ったリンゴは、20個くらい。

残りは、スタンドのところですでに取られたリンゴをもらいました。

なんでリンゴ狩りに来ているのに、こんなにリンゴが並んでいるんだ、と思いましたが。

リンゴ狩りで疲れた人は、ここからリンゴもらって行ってね、ってことらしいです。

50ドル分のリンゴです。

リンゴは、ガレージなどに置いておけば、日持ちするらしいです。

まとめ

イメージしていた華やかなリンゴ狩りとは打って変わり。

暑いし、めっちゃ歩くし、お勧めされた値段高めのリンゴは木にはなってないし、リンゴは重いし、で中々な展開でした。

ただ、いい家族の思い出にはなりました。

「あのリンゴ狩りは期待とは違って結構な重労働だったよね」と家族で言っていることでしょう。

もちろん、リンゴの味は格別でしたよ!めっちゃうまい!

ま、ファーマーズマーケットとかでも売ってるだろうけれど。

キヨカワ農園はこちらからどうぞ!

オレゴンに来て間も無い方は是非hood River、マルトノマの滝、ビスタハウスの黄金ルートも体験してほしいですね。

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