私が住むアメリカオレゴン州では、現地校が休みの平日がちょこちょこあります。
そんな時のわが家のスケジュール管理方法を紹介します。
キーとなるのは、時間割を書き出して、キッチンタイマーで時間を可視化すること。
ポートランド、シアトル、バンクーバーWAにて巣鴨アドバンススクール(学習塾)とビーバートンにて巣鴨キッズ(幼稚園)を運営しています、みとのやです。
年始に習慣を身につけて、1日のスケジュールが大きく変わった、とお伝えしました。
結局、やる気とかに頼らずに、色々と環境構築してしまったほうが楽だな、と言うことですね。
それを子供が学校が休みの平日にも応用してみました。
やっぱり、子供のやる気に頼るよりも、環境構築してあげたほうが本人も楽だろうな、って思いました。
今までの流れ

子供の学校がお休みの日。
私「さて、何しようか?」
から始まり、行き当たりばったりでした。
あれしようか、これしようか、とその時々で色々と決めていました。
結局子供の自己管理能力に頼っていたのです。
9時 宿題やるか!
9時30分ごろ、 子供が嫌がる
んじゃ休憩!
10時ごろ また宿題やるか?
10時10分ごろ 子供が嫌がる
んじゃ休憩!
気づいたら11時
お昼作るか。。。
という流れでした。
今年からの流れ
今回は、事前に話し合って、スケジュールを決めました。
今日のスケジュールを決めよう!
全部30分で区切ったよ。
9時から何を始める。
9時30分から何を始めるって決めてみて。
真ん中にポケモンGOを入れておこう。
そうしたら、頑張れるでしょ。
息子「うん、やった!ポケモンできる!」
ってことで、息子と話し合いながら、時間割を作成。
時間割

9時 塾の宿題
9時30分 日本人学校の宿題
10時 散歩(ポケモンGO)
10時30分 英語(予備)
11時 予備
11時30分 ランチ
という形で、事前に時間割を決めていたので、何も迷うことなく進めました。
息子も、次は何をするんだっけ?と時間割を見ながら進めていました。
もちろんこれが、全ての子供に適用できるなんて思ってもいません。
無理して、このやり方やってみようとか思わなくてもいいですからね。
あくまで参考に。
私が考えの基本として置いたのは
スケジュールを決めるのはあくまでも本人。
本人が決めることで、本人に責任を持ってもらいます。
でも、その枠組みを提供するのは、保護者。
なので、彼の7歳と言う年齢から考えて25分くらい集中できれば十分だな、と思いまして、30分で区切りました。
それを家にあるホワイトボードに書きます。
別にホワイトボードでなくても、紙でもいいと思います。
これで親子の共通認識として、時間割ができました。
ちなみに、私も家で仕事をしているときは、毎回キッチンタイマー片手に仕事をしています。
このブログも書きながら、どんどんキッチンタイマーの時間が減っていっています。
大人は、30分でなくても50分くらいで区切ってもいいかなって思いますね。
ここら辺も、各自で色々と試行錯誤してみてください。
キッチンタイマー

ホワイトボードに時間割を書き込んだら、時間の流れが見えるように、キッチンタイマーを使って、自分で時間管理をさせました。
キッチンタイマーを使うのは、スマホだと色々と邪魔が入るからです。
メッセージだったり、その他の通知ですね。
スマホは極力目に入らない場所に置いておくことをお勧めします。
よし!25分、今から始まるよ!とスタート。
途中、タイマーをどこかに隠したりしていたのは、さすが7歳児。
それでもタイマーが鳴ってしまって、結局意味なし、と言う。
25分をフルに使わなくても、早く宿題が終わった後は、自由にやらせました。
せっかく早く終わったから、あれもやろうこれもやろう、とは伝えません。
それは大人の都合なので。
ただ休み時間においては、携帯やタブレットをいじることは禁止。
なぜなら頭が休まらず、せっかく勉強したことが頭に入っていく時間がなくなってしまうから。
余白の時間って大事なんですよね。
時間割を作るときには、予備の時間も作っておきます。
そうすることで、その日の体調ややる気によって、色々と変更があっても臨機応変に対応できます。
今回は、Pokémon GOの時間が延びてしまい、予備の時間があって良かったです。
どうしても、子供のスケジュール管理となると、極端になってしまうかも知れません。
みっちりスケジュール管理、または全く管理なし。
んで、もちろんそれでも問題ないって言うご家庭もあることでしょう。
あくまでも、家でのスケジュール管理に関して悶々としていたら、わが家のスケジュール管理方法も1つの参考にしてみてください。
また、各家庭で本当に状況は変わります。
兄弟がいるのか。
今までの築いてきた親子関係はどういったものか。
こう言う変数が多いので、各家庭によって独自のやり方を模索する必要があります。
そして必ず、各家庭にあった方法があることでしょう。
こちらで紹介しているやり方が合わなかったとしても、ぜひ色々と試行錯誤してもらえたらと思います。
ちなみに、息子が勉強している間、私は本を読みながらメモを取っていました。
メモを取ることで、しっかり頭に入ってくると言うのもありますが、息子に対して頑張っているアピールになるからです。
また携帯をいじるなどもしていません。
たとえ仕事をしていたとしてもですね、携帯をいじっていたら、子供はこう思うことでしょう。
どうして僕だけ勉強しないといけないの?と。
ですので、親も一緒に勉強することが大事です。
何を読むにしても、メモを取るだけで、子供からしたら勉強しているように見えますのでね。
まとめ
子供のスケジュール管理でわが家が気をつけていること。
ホワイトボードなどに時間割を書き出して、いつでも子供が確認できるようにすること。
時間割は、あくまでも本人に決めてもらうこと。
予備の時間をおいて、余白を作っておくこと。
キッチンタイマーを使って、時間を可視化すること
早めに終わっても、こちらからは特に何も追加でやらせないこと。
そして、大人も子供と一緒に勉強しちゃいましょう。