先日、20年ぶりにスキーに行ってきました。

私はスキー経験は人生で5回目くらいでしょうか。

キュッキュッとは滑れませんが、ゆっくりとなら滑れる程度のレベルです。

初心者ではないけど、中級者ほどでもない、というレベル。

妻と息子は初めてのスキー。

私にとって誤算だったのは、身内への指導が想像以上に難しかった、ということ。

家族でスキーに行く人の参考になったら嬉しいです。

ポートランド、シアトル、バンクーバーWAにて巣鴨アドバンススクール(学習塾)とビーバートンにて巣鴨キッズ(幼稚園)を運営しています、みとのやです。

ティンバーラインへ

私は過去に何度かスキー計画を立てたことがあるのですが、家族の体調不良や天候不良だったりで、なかなか行けませんでした。

しかし、今回は念願叶って、オレゴンのスキーの名所ティンバーラインへ。

そこにあるティンバーラインロッジに2泊したのですが、宿泊場所については、また別記事で紹介します。

スキーグッズをレンタル

まずスキーの板とスキー靴をレンタルしました。

レンタル代は大人は2日で一人90ドル。子供は70ドル。

そしてリフトチケットも購入。

その日は午後からの半日チケットでしたので、大人は一人85ドル。

子供もお金がかかるはずでしたが、7歳と伝えると、スタッフの方は「6歳ってことにしておくね」と無料にしてくれました。これは本当にありがたかったです。

リフト代とレンタル代。事前に想定はしていましたが、やっぱりスキーって財布に厳しいスポーツだなって思いました。

失敗その1:オレゴン州のマウントフッドはスキーの名所なのですが、いくつかスキー場があるんですね。ティンバーラインは、山の上にありまして、コースも初心者にはちょっと厳しいところばかり。最初は他のスキー場を選ぶべきでした。

息子R2D2

さて、息子ですが、最初はスキーを楽しみにしていました。

何と言っても人生で初めてのスキーですから。

しかし、何度も転んでしまい、そのうちスキーなんか嫌、と言うように。

スキー板をつけて転ぶと、なかなか立ち上がれないんですよね。

何度も泣きそうになっていました。

「もうスキーなんか来ない!」と。

泣きべそをかいていました。

私も初心者2人を相手に心に余裕もなかったのでしょう。

いきなりですが、まるで悟空がスーパーサイヤ人になるかのように、私は松岡修造さんに変身していました。

そう、、私は熱血コーチ松岡修造さんになっていたのです。

松岡さん、勝手に名前を使用して大変申し訳ありません。

「泣くんじゃない!ここで泣く必要はない!」と息子に厳しい言葉を浴びせていました。

普段は冷静な夫の変身ぶりに妻もびっくり。

息子も、ぐっと涙をこらえていました。

お父さんの変身ぶりに心の中でツッコミを入れていたことでしょう。

その後、何度か転び、何度か立ち上がることで、転んでもすぐに立ち上がれるように。

何もできない妻には丘の上で待機してもらい、とりあえず息子を滑れるようにしなければ、と。

私は、息子の指導に全集中しました。

スキー板を「ハ」の字にして、滑ってみることが大事、と息子に伝え、滑らせてみました。

滑っては転び、そして起き上がる息子。

こんなことを繰り返していたら、滑れるようになるだろう、と何の戦略もない私。

私は、戦略も経験もない、情熱だけある松岡修造さんでした。

息子はもう嫌、と何度もあきらめようとしていました。

しかし、私はせっかくリフトチケットを買ってしまったのだから、とにかく滑れるようにしなければ、元を取らなければ、と焦っていました。

ふと気づくと、隣ではプライベートコーチらしき人が小さい子を教えています。

上手にわきあいあいと教えています。

あ、同じようにやってみればいいか、と。

私はその和気あいあいさは参考にせず、形だけ真似てみました。

素人がやってしまうあるある失敗です。

形だけ真似てもダメなんですよね。

そこで、そのコーチと同じく、私は後ろ向きになって、逆ハの字を作り、息子を正面に立たせて、滑ってみました。

後ろ向きでスキーだなんて私は初めてだったのですが、思ったよりうまくいきました。

我ながら、運動神経あるなってここでも勘違いしてしまいました。

勘違いしている、何の戦略もない情熱だけある松岡修造さんです。

しかし、息子はお父さんが滑らせてくれるから、それでいいじゃん、と毎回お父さんを正面に立たせるようになりました。

形だけコーチを真似るとこうなります。

しかし、その後は、滑る楽しみを覚えたのか、息子は少しずつですが、一人でも滑れるように。

ただ、どうしても突進してしまいがちです。

ここで彼を「R2D2」と呼びましょう。

https://starwars.disney.co.jp/movie/skywalker/character/r2-d2.html

そうです。

スターウォーズで活躍する、小さなコケシみたいなロボットです。

とにかく突進して、転んでしまうR2D2でしょう。

失敗その2:妻も息子もスキー教室に入れるべきでした。何を考えていたのか。いや何も考えていなかったのでしょう。スキー教室は頼るべきです。

妻C3PO

さて、R2D2が突っ込んで転んでいる間、ふと振り返ると、妻が小さな丘の上で立っていました。

数時間前と全く同じポジションにいるのです。

何しているの?と聞くと、スキー板に靴がはまらなかったの、と。

私は申し訳なさでいっぱいになりました。

まさかスキー板に靴がはまらないとは、と。

おじいちゃんにスマホの触り方を教えていたら、全くできていなくて、指で押しても反応しない、と言われた時くらい残念な気持ちになりました。

私がR2D2に気を取られている数時間の間、妻はスキー板と格闘していたのか、と。

やっとR2D2が滑れるようになってきた、というのに、私は妻に何も教えていなかったのですから。

その後、スキー板に靴をはめることに成功した妻は、動きがまるでロボットのようでした。

足は当然のこと、上半身も動きがカクカクしていたのです。

そう、それはまるで、C-3PO

https://starwars.disney.co.jp/movie/skywalker/character/c-3po.html

本当にロボットのようで、私も笑ってしまいました。

妻は、しきりに「恐くて滑れない」と言っていました。

滑るのがこわいそうです。

相変わらず動きがカクカクしています。

しかし、私は負けません。

私は後ろから炎が燃え盛る松岡修造さんです。

私はこう伝えました。

「滑らないから滑れないんだ!」と。

妻はぽかんとしていました。

因果関係が逆では?と妻はカクカクしながら、心でツッコミを入れていたそうです。

私は話が通じない妻C3POには待機してもらいました。

とにかく息子のR2D2を滑らせなければ、と躍起になっていました。

結局、R2D2はある程度滑れるようになりました。

ツッコム度胸だけはあるので、滑って止まれるようにはなりました。

そして、妻のC3POは、意味のわからない発言をしている私から教えてもらうのはあきらめたようで。

周辺でスキー教室のインストラクターの指導を盗み聞きして、一人で頑張っていたそうです。

最終的には、1メートル程度なら、滑っても転ばない程度になりました。

スキー2日目、私は冷静さを取り戻していました。

妻の提案で、一人でティンバーラインのコースを滑走してみました。

それが良かったのでしょう。

コースの全体像がやっと見えてきたのです。

緩やかなコースを見つけたので、そこだけ息子を正面に抱えて滑ることができました。

失敗その3:私はある程度滑れるので、まずは一人で滑ってコースの全体像を把握しておくべきでした。どこでなら二人を指導しやすいのかを把握するためにも。

まとめ

もし家族3人、初心者が2人いる場合は、ティンバーラインでない方がいいかもしれません。

もちろんスキー経験者はティンバーラインも楽しめます。

もし初心者がティンバーラインに挑戦したければ、スキー教室に申し込みましょう。

プロのインストラクターに頼りましょう。

やっぱり肉親の素人が教えちゃダメです。

いつもは塾の先生という教えている立場の私なのに、大事なことを忘れていました。

家族への指導ほど難しいことはありません。

息子はR2D2になる必要はないし、妻もC3POにする必要もありません。

ましてや、私も松岡修造さんになる必要はありませんでした。

スキー教室を頼りましょう。

というわけで、これで笑いのネタが増えた、と家族一同振り返ると大笑いできるスキー体験でした。

また次回にでもティンバーラインロッジについて書きたいと思います。