パパ!起きて、7時30分だよ!
私は目が覚めると同時に、腕時計を確認しました。
5時30分だったのです。
え?もう7時30分なの?
私の頭の中は混乱していました。
daylight savingとは何か
アメリカでは、一部の州を除いて、3月と11月に時間を変更する日があります。
その日をdaylight savingと呼びます。
時間を1時間ずらして、日照時間に生活を合わせようという仕組みです。
私たちは毎回、今日本は何時だっけ?とやっています。
日本にはdaylight savingなんて仕組みはありませんからね。
1年に2回だけ、時差がずれるわけですね。
Daylight savingも2023年で最後?
その日照時間に合わせて生活しましょう、というdaylight savingという仕組みも2023年の夏で最後のようです。
この時間変更、確かに日照時間に合わせて生活するのは便利なのですが、時間変更の日は、国民全員が時差ぼけ状態になります。
交通事故や病院に担ぎ込まれる人が多いという統計も出てきており、時間変更はない方が良い、という結論に。
個人的にはアメリカのこういう合理的に色々と決断していくスタイルは好きです。
失敗も多いですが、修正も多い。
というわけで、2023年に夏に時間をずらしたら、それ以降は時間変更は無しになるそうです。
我が家のdaylight saving
さて、我が家ですが、この時間変更がある時は、前日の夕方あたりには時計の針をずらしてしまいます。
スマホは勝手に夜中の2時に時間が変わりますからね。
スマホ以外の時計は自分達でずらす必要があります。
今までは、当日の朝に時計の針をずらしていたのですが、2022年の3月から前日には時計の針をずらしています。
そうすると、次の日のだるさが軽減します。
まるで日本行きの飛行機に乗った瞬間から、日本時間に合わせて時計の針を動かしておくような感覚とでも言いましょうか。
先手先手で、動きます。
どうして先手先手で動くのか。
その理由は、前回3月のdaylight savingでした。
前日の夕方には、時計の針をずらし、daylight savingの日を楽に過ごせたからです。
今回もその教訓を活かして、前日には時計のはりをずらしておく。
私はなんて天才なんだろう、と思って時計の針をずらしていました。
いざ就寝!
もう事前に行動できた自分に満足感でいっぱいの中夢の中へ。
。。。。。。
朝がやってきました。
まだまだ暗い中、息子が起きてきました。
お父さん!朝の7時30分だよ!
え?もうそんな時間。
週末くらいゆっくり寝ていたい父と母。
週末に限って目がぱっちりと覚める息子。
私はもう7時30分なのか、と手元にある腕時計を見ました。
すると、なんと!
時間はまだ5時30分だったのです!
え?何?部屋にある時計は確かに7時30分。
でもアップルウォッチは5時30分。。。。
ボケた頭を駆使して、たどり着いた結論。
それは、私の時計の針のずらしミス!
私は、前日に針をずらしたのですが、本当は、1時間遅くするべきところを早めてしまっていたのです。
つまり、私は時間の針をずらす方向を間違えていたのです。
間違えたので、本当の時間との差は2時間に!
前日の夕方から、私は天才だな、って思っていたのです。
この方法をアメリカの全国民がやったら、みんな楽に1日を過ごせるのに。
こんなことも思いつかないなんて、君たち下等生物は、とドラゴンボールのフリーザ並みに私はアメリカ国民を馬鹿にしていました。
しかししかし。
完全に私だけ、おそらくアメリカひろしと言えども、私くらいではないでしょうか。
時計の針を間違えてずらしていたなんて。
今までにday light savingで時間変更に気づかないことなんかありましたけどね。
さすがに間違えてずらしたなんて聞いたことがありません。
というわけで、この記事のトップの写真は、夕方の4時30分が、我が家の時計では、もう夜の6時30分となった写真です。
もうその日は、時差でボケボケでした。
え?もう夜の7時30分?いや、違った。
まだ5時30分だったか。。。
というわけで、2022年のdaylight savingはなかなか思い出に残る日となりました。
自分が一番賢いと思い上がっていたら、自分が一番あほだった、というお話でした。
やっぱり庶民を下等生物呼ばわりするフリーザは悟空には敵わないのです。