周りにも日本に一時帰国する人たちが多い年末。
日本への一時帰国なんか全然うらやましくなんかないんだからね！という話をしたいと思います。
ポートランド郊外、シアトル郊外、バンクーバー・キャマスWAにて巣鴨アドバンススクール（学習塾）とビーバートンにて巣鴨キッズ（幼稚園）を運営しています、みとのやです。
私の周りには年末日本に一時帰国する人がたくさんいます。
塾の生徒たちも例外ではなく。
一時帰国を楽しみにしている彼らの表情がまぶしいこと。まぶしいこと。
そこで、どうして彼らをうらやましく思わないのかを大人の目線で冷静に述べていきましょう。
日本の食事は安くてうまい！
まず日本の食事は安くてうまい！
え？安くてうまい方がいいじゃないか！と皆さんは思うでしょう。
そうではないのです。
安くてうまい！ということはですよ。
その日本の安さとクオリティに慣れて、アメリカに戻ってきた日には、アメリカの食事は高くてまずく感じるわけですよね。
何事も相対的ですから。
こんな不幸なことはありませんよ。
冬の一時帰国なんて、せいぜい2週間程度。
その2週間のおかげで、アメリカに戻ってきたら3ヶ月は外食なんかできませんよ。
なので、日本の食事は安くてうまい、これほど素晴らしい、あ、いや間違えました。
こんな恐ろしいことはないのです。
そう、一時帰国なんてしない方が良いのです。
日本は安全で平和
次に、日本は安全で平和。
え？安全で平和の方がいいじゃないかって？
これも、日本にいるみなさんは勘違いされていることでしょう。
日本では、小学1年生とかが1人で電車とかに乗って移動してしまう。
1人で夜道を歩いていても大丈夫な国。
そんな平和で安全な国にいたら、どうなってしまいますか？
アメリカに戻ってきた日には、間違えて子供1人で運転させてしまうことでしょう。
また、暗い夜道を気づいたら1人で歩いてしまうかもしれません。
そう、一時帰国なんてしない方が良いのです。
日本は健康
次に、日本に帰るとよく歩く羽目になります。
日本に帰ると決まって歩数が増えます。
1日1万歩は当たり前。
これならどんどん健康になってしまいます。
健康の何が悪いのかって？
アメリカにいたら、びっくりするくらい歩かない。
1日、2000歩さえいかないこともあります。
歩かないのですから、どんどん不健康になります。
そんな歩くのが当たり前の世界に慣れてしまってみてください。
まるで、運動部で毎日のように運動していた高校生が、運動をやめた途端に太ってしまうように。
アメリカに戻ってきたら、急激な体重増加に陥ることでしょう。
そう、一時帰国なんてしない方が良いのです。
年末の雰囲気と天候
安くて美味しい、平和で安全、どんどん健康になる日本。
さらに追い打ちをかけて、日本のあの年末の雰囲気と天候。
クリスマスが過ぎると、急に年末の雰囲気になる日本。
なんだか慌ただしくも、年末の雰囲気。
年末特番の番組で笑って、コタツでみかんを食べながら、紅白なんか見て。
忘年会もたくさんあり。
除夜の鐘が聞こえてきてね。
年始も余韻があってですよ。
箱根駅伝とかあったりして。
あけましておめでとうございます、なんて声を掛け合ったりしてね。
しかも晴れが多い！天候が素晴らしい。
それに比べたら、アメリカは11月末のサンクスギビングが終わったら、まるで年が明けたかのような雰囲気。
一応クリスマスソングは流れていますけどね。
オレゴン州なんか雨ばっかり。
クリスマスの次の日から通常運行。
クリスマス？そんなのありましたっけ？と。
そして、1月1日が来て、花火がドンシャンドンシャン！
うるさい！除夜の鐘を聴きたいんじゃ！と叫んでしまうほどに。
1月2日から、もう通常運行。
新年？そんなのありましたっけ？と。
そしてシトシトとふり続ける雨。
年末年始を日本で過ごした日には、それこそお正月ボケもしてしまうことでしょう。
それに比べてアメリカのお正月ボケのなさ。
オレゴン州の雨の多さ。
そう、一時帰国なんかしない方が良いのです。
まとめ
安くておいしくて、安全で平和で、どんどん健康になってしまい。
年末年始の天候は比較的崩れず、風物詩がたくさんある。
聞こえるのは花火のうるさい音ではなく、除夜の鐘。
これほど恐ろしい国が世の中のどこにあるのでしょうか。
私はそんな年末年始の日本を考えただけで、ワクワク、あ、間違えました。
ゾクゾク震えてしまいます。
あー恐ろしい恐ろしい。
だから、私は年末に一時帰国する生徒たちを羨ましくもなんともない！
全然羨ましくない！
これっぽっちも！一ミリも！羨ましくないんです。
本当の本当に羨ましくなんかないんです！！！
最後に一言
あー年末の日本に帰りたい！花火いや！除夜の鐘がいい！
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