出産を機に女性は変わります。

今までの妻はどこに行ってしまったのか。

それが世の男性の疑問ではないでしょうか。

でもですね、そんな変わってしまった妻の心の内をのぞいて見ると、意外とカワイイものなんです。

もうこちらの本「妻のトリセツ」に全て書いてあるので、このブログ記事を読んで、興味を持ったら買うことをお勧めいたします。

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この本をぜひ妻の出産前、いや出産後にでも読んでおきたかった。。。

今からでも遅くはないので、出産を機に変わってしまった奧さんとのやりとりに疲れている方や、戸惑っている方にはオススメします!

今回お伝えするのは以下の3点

1出産前と後の「家庭」は違うもの

2ささいな出来事の共有は妻にとって甘い蜜

3おうむ返しの共感でもストレス軽減

以上のことをふまえたら、奥さんもかわいく見えてきます!

それでは、1点ずつ確認していきましょう。

出産前と後の「家庭」は違うもの

まずは、膝を打ってしまうほど、素晴らしい表現が。

家庭を、のんびりくつろぐ癒しの場所だと思ったら大間違い。
それは、母親の翼の下にいた時代の「家庭」のことだ。(『
妻のトリセツ (講談社+α新書)』(黒川伊保子 著)より)


私はこの一節を読んで、本当にガッテン行きました。

母親の翼の下にいた時代の「家庭」と、旦那としている「家庭」は違うものである。

息子としての「家庭」は癒しの場所であったとしても、父親としての「家庭」は癒しの場所ではない。

妻が出産期、初期の育児期においては特にそう心得ておくべき。

そう心得ておいたほうが、損か徳で言えば、徳です。

そう心得てから、行うべきは妻への対応です。

ささいな出来事の共有

まず大事なことは、ささいな出来事の共有です。

今日はこんなことがあったんだよ、なんて会社のグチとか奥さんに言いますか?

私は言いませんでした。

なぜなら、家に帰ってきてまで、妻は会社のグチなんか聞きたくないだろうって思っていたので。

でもですね、ささいな出来事の共有は、妻にとって嬉しいらしいのです!

なぜなら、ささいな出来事の共有をすることで、自分は意識されている!と思えるから

例えば、出張中にホテルのチェックインで時間がかかったとしましょう。

なんでもいいです。ダブルブッキングだろうが、部屋が違ったことだろうが。

そうしたら「ホテルのチェックインで待たされてる」とメッセージを送るだけで、妻はこう考えるそうです。

「私のことを考えてくれていたのね」と。

オチがなくても、何かを共有するだけで、妻は喜んでくれるのです。

「会社のお昼の味噌汁は美味しくなかった」

とかでも

「私の作ったお味噌汁が飲みたいのね」と変換してくれるようです。

うーん、女性の脳は、なかなか興味深いですよね。

女性は共感されることでストレス軽減

ささいな出来事の共有をしたら、今度は共感していきましょう。

初心者はまずおうむ返しで良いそうです。

エピソード①

出産後の妻はよくこう言っていました。

「子どもが泣いて、寝れなかった」と。

仕事を1日して帰ってきた私は、いつものようにストレス発散のためにテレビを見たかった。

でも、妻の愚痴は続く。

「子どもが泣いて、寝れなかった」と。

そうなると、一刻も早くテレビを見たい私は、問題に対して、解決策を伝えてしまうのです。

「ふーん、ネントレすればいいんじゃない?今度、ネントレの本でも買ってくるよ」と。

妻は今だからこそ、こう言います。

「あの時はふざけるな!って思ったよ。あなたが本を読んでネントレしてみろ!」と。

エピソード②

出産後の妻はよくこう言っていました。

「子どもを抱っこしていると、腰が痛い」と。

ここでも、私は解決策を提示します。

「運動不足なんだよ。ヨガやって血行をよくすると良いらしいよ。」と。

妻は今だからこそ、こう言います。

「こっちは抱っこして、運動よりもきつい1日を送ってたんだよ!」と。

正しい対処法

さて、私は何が間違っていたのでしょうか。

妻の問題提起に対して、私はあくまでも解決策を伝えただけなのに。

実はこれこういうことなのです。

妻は問題提起をしていたわけではなく、解決策が欲しいわけでもなかった。

男性の脳と女性の脳の違いをわかると、全ては解決します。

共感してほしい妻

「妻のトリセツ」にこうあります。


「女性脳の、最も大きな特徴は、共感欲求が非常に高いことである
。「わかる、わかる」と共感してもらえることで、過剰なストレス
信号が沈静化するという機能があるからだ。」(『妻のトリセツ (講談社+α新書)』(黒川伊保子 著)より)

なるほど。

つまり、共感するだけで、良いのです。

え?共感するだけ?解決策が必要なんじゃないの?

世の中の男性は疑問に思ったことでしょう。

そうなんです。本当にこれだけで良いのです。

では、実践してみましょう。

共感してみる

エピソード1

妻「子どもが泣いて、寝れなかった」

私「泣き声で寝れなかったのか。。。。それは眠いよね」

これだけでいいそうです!

え、本当に?って思いません!?

何も問題解決されてないんですけど。。。

って疑問に思いますよね。

でも、本当にこれでいいそうです。

エピソード2

妻「子どもを抱っこしていると、腰が痛い」

私「子どもを抱っこしていたら、腰も痛くなるよ。」

これまた、これだけでいいそうです!

びっくりですよね!

妻にも実践してみました。

おうむ返しするだけです。

本当にそれだけで、心地よいそうです。

まさに、共感を得るだけで、ストレスレベルが下がる、と本の通りでした。

男性目線

世の中の女性は、疑問に思ったことでしょう。

え?男性は「共感」して欲しくないの?

仕事が辛いって言われた時は「そっか、仕事大変だね」って言われたくないの?と。

いえ、もちろん男性も共感されることで、ストレスが軽減されます。(Kさん、フェイスブックへのコメントありがとうございます!)

スナックや行きつけの居酒屋に行くのも、共感して欲しいからでしょう。

共感は男女問わずストレス軽減になるのです。

なるのですが、女性の感情の共有は業務的な改善が目的だと思ってしまうのです。

業務的な改善?と思ったことでしょう。

つまり、こういうことなのです。

例えば、アリが大量発生した!という問題があったとしましょう。

妻「アリがたくさん出てきたの!」

夫「そうしたら、アリキラーを使おうよ」

という風に、問題解決をする男性。

妻「フェンスが壊れた!」

夫「そうしたら直しておくよ」

という風に、男性は問題に対して、解決策を伝えます。

こういう問題が発生したから、こう解決していこう、という業務的な流れなのです。

そして修理などは自分の担当である、という認識のある男性は、すぐに問題解決のために動くことでしょう。

全く同じように、女性の育児に関する悩みも男性は業務的な問題として捉えてしまう。

また、育児は自分の担当ではない、と捉えている。

そのために、感情を共有して欲しい女性に対して、こうしたら、と解決策を伝えてしまうのです。

これが男女を分けてしまう問題なのです。

まとめ

今回は、本のごく一部を紹介しました。

まずは子どもの頃の「家庭」と、今の「家庭」は違うものだと心得ること。

次に、女性はささいなことを共有することが大好きだということ。

最後に、女性は共感されるだけでストレスが軽減されるということ。

世の中の男性諸君、ぜひこちらの本を読んでみてください。

そうすれば、読んだ後に、「なんだか怖いと思っていた妻も、かわいいもんだな」と思えることでしょう。

少しでもハッピーな夫婦関係を築きましょう!

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夫のトリセツ、リクエストにお答えして書いてみました!