今回、上野玲奈さんとご主人の上野達生さんを日本からお迎えして、バランスボール講座とコミュニケーション講座を開催。背中を押してもらえた気分です。

ポートランド郊外、シアトル郊外、バンクーバー・キャマスWAにて巣鴨アドバンススクール(学習塾)とビーバートンにて巣鴨キッズ(幼稚園)を運営しています、みとのやです。

上野夫婦

お二方を何かに例えるとですね。。。

「みんなが入っている温泉」です。

そんな温泉のようなお二人でした。しかも皆が入ってる。入りにくくない。暑すぎない。ちょうどいい感じ。

こんな例えが出てくるのも、ワイナリーでワインを他のものに例えるという非常に高度な(くだらない)ゲームをした影響でもあります。

ワインの味を桃の缶詰に例えたら、「せめてもぎたての桃とか言って!」と玲奈さんにばし!って叩かれました。

ちなみに、玲奈さんの活躍を快く受け入れているご主人の達生さんも、日本を飛び越えて活躍されているクリエイター。

BBDOと言う80カ国に289ものオフィスがある世界有数の広告会社。その東京のクリエイティブディレクター。(参照:←I&S BBDOのクリエイターの新トップが語る、クリエイティブ論)

達生さんは多くは語らないのですが、もう話している最中も、私が提供したポートランド情報を俯瞰的に捉えようとしていました。

頭の中がグルグル回転しまくっている印象です。

どれくらいグルグルかと言いますと、こんな面白いCM作っちゃうくらいです。

ちなみにこの「愛する人へ」と言うスローガンは、従業員の方々から大好評だったらしく、時間がたった今でも使われているんだそうです。

そして、玲奈さんがいなければ、今回の講座はもちろん実現するはずもなく。

上野玲奈さんについては協会のインタビュー記事が全てをまとめてくれています。

玲奈さんの人柄もこのインタビューのまんまです。

インタビュー記事がこれまた良いんですよね。

「日本全国の女性に産後ケアを」。。。
私 1人でどんだけできるんだろうって思った時に
私1人でどんだけ働いたところで
絶対に日本全国 世界中になんて届けられないってことに気づいて
 
そんなの私が頑張ろうが一部の人間のものになっちゃうから
だったらインストラクター育成しよう!
育成するなら責任とらないといけないっていうので協会を立ち上げようと思った。

シンプルですよね。

そしてそれを本当に行動に移してしまう。

思いつく人はたくさんいても、実際に行動に移せる人はごく少数です。

今までの苦労は?と聞かれてこう答えています。

残念だなと思ったところは
私は最初からここを見据えてたし
むしろもっと先をいつも見てるんだけど
最初の頃ってルール決めてったりとかしないといけないでしょ?
その時に、一緒に仲間でやってた人達が離れて行ったりとかした時は残念に思ったかな。
 
これも法則なんだけど
私の理念っていうのは絶対大事だし、
全ての人の意見を聞くこともできないんだけど
 
いつか私が活動がもっと大きくなった時に一緒に頑張ってくれてた子達が
私あれ最初に関わったんだよね。って
自慢に思えちゃうように早くなりたいなっていうのはあるかもね。
 
離れて超もったいなかった!とかw
そう思っててくれたらいいな。

なんだか分かるんですよね。本当によく分かる。

昔の仲間も自慢に思ってくれるような組織にしていきたい、って言うのが本当に共感しかないんですよね。

また人生において最高に嬉しかったこととして、私は塾をスタートして生徒数が20人に到達した時でした。

今からしたら20人なんて非常に小さい数字で。

でも、生徒数100人に到達してもあの時ほどの嬉しさは味わえなかったんです。

それに対して、玲奈さんも「わかるー」って言ってたのが印象的でした。

ゼロからイチを作り上げる時ってただガムシャラなんですよね。

そのガムシャラな時って大変なんですけど、金銭的にも精神的にも。

振り返ると充実しかありません。

土足力

ご主人の達生さんが言ってました。

「うちの妻、面白いでしょ?土足力がすごいんですよ」って。

まさに!「土足力!」

知らない人の家にも土足でズカズカと入っていってしまうような。

ポートランドという場所さえ知りもしないのに、ブログで知った人に会いに10時間以上の飛行機に揺られて来て、一緒に講座をやってしまうって言う。

これを「土足力」と言わずしてなんと呼ぶのでしょうか。

でも、決して失礼ではないんです。

これが不思議と非常に心地よかったんです。

土足なんですけど、実は靴の裏はクイックルワイパーでした、という。

あれ?土足だけど全然汚れてない、むしろ綺麗になってるって言う。

そう言う土足力です。

私も普段は人を巻き込んでいく側なのですが、玲奈さんに巻き込まれるのは非常に心地よかったですし、勉強になりました。

私も土足で上がる時は、靴の裏はクイックルワイパー着用していこうって思いました。

接点

玲奈さんと私はもちろん何の接点もありませんでした。

失礼ながら、玲奈さんが代表を務めている体力メンテナンス協会なんて聞いたこともなく。

とある日、元塾生徒のお母さんであるYさんがFacebookで私のブログ記事をシェアしてくれました。

そこに目をつけたのが玲奈さん。

速攻で、玲奈さんからメッセージが。

「ブログ最高です。ポートランド遊び行きたいです。」

私は玲奈さんの「れ」の字も知らないわけで、表面的な返事だけしました。

なんかグイグイくる人だなぁ、と思ってました。

そのあと、玲奈さんのことをググったら、体力メンテナンス協会の代表ということを知りまして。

でもそんな協会、聞いたことも見たこともないわけです。

バランスボールの運動を広めている団体なんだな、程度しか理解してませんでした。

そして、最初のメッセージから半年たったころですよ。

玲奈さんから「夏はポートランドにいらっしゃいますか?一緒に講座などできませんか?」と。

「え?本気でくるの?」って内心思いました。「会ったこともないのに?」って。

そして、「チケットもとりました!」ときて。そうしたら、トントン拍子で講座開催ですよ。

講座

コミュニケーション講座もバランスボール講座はもちろん大成功。

私は特に玲奈さんの「真の体力」と言う言葉が刺さりました。

皆さんは体がだるかったり、疲れやすかったりしませんか。

年をとればとるほど、回復が遅くなっているって思いますよね。

体を回復させるために休まなければ、って思いがちですよね。

でも、違うんです。回復させるために必要なのは、休息ではないんですね。

適度な有酸素運動こそが、回復させるのに大事な役割を担うのです。

休んでばかりいたら、体力は消耗されていくばかり。

そんな真の体力をつけるためのバランスボール講座なんですね。

バランスボール講座は、参加した方々から大好評でした。

今までいろいろ試してきたけど、バランスボールが一番だったという声もいただきました。

玲奈さんの盛り上げ方、モチベーションアップのさせ方、さすがだなって思って見てました。

それを差し引いてもバランスボールの運動は非常に可能性を感じさせるものでした。

ポートランドでバランスボールが日常になるのもそう遠くはないかもしれません。

リーダーシップ

講座の後、玲奈さんをを象徴することがありました。

集合写真撮るときって、全員が写真枠の中に入ってから、タイマーセットしますよね?

「はい、とるからみんないいですか。押しますよ。10,9,8・・・」

でも玲奈さんは違ったんですよ。皆が揃う前にタイマーをセット。

カウントダウンが始まります。10、9、8、。。。

その後に「はい、みんな入ってね!」と皆を写真枠の中に入れるという。

あ、これだ!って思ったんですよね。

揃えてから、ボタンを押すんじゃないんですよ。

ボタン押してから、揃えればいいんですよ。

この瞬間、私の中で何かが吹っ切れたんです。

条件が整うのを待つのではなく、条件が整わざるをえない状況にしてしまう。

これは私の中で、今回の玲奈さんを象徴する出来事でした。

まとめ

この夏を象徴する上野夫婦のポートランド訪問でした。

達生さんに「新規事業とか何か考えてるんですか?」と聞かれたので、私の考えを伝えました。

すると夫婦揃って、それならこうしたらいいと矢継ぎ早にアドバイスをくれました。

普通なら、その事業ができない理由とか言われるんですけどね。

揚げ足取られたり。そんなんじゃダメだよ、とか言われたり。

お二方に会えて背中を押された気分です。

私の好きなマークトゥエインの言葉があります。

あなたの大志をけなそうとする人を相手にしてはいけない。それはつまらない人だ。本当に偉大な人は、君もまた偉大になれると感じさせてくれる。

というわけで、自分も偉大になれると感じさせてくれたお二方でした。

体力メンテナンス協会に興味あるのかたはこちらを。

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