アメリカでの生活、皆さんはどういうイメージでしょうか。
私はもうアメリカ在住20年になるのですが、未だにアメリカのカスタマーサービスだけは大嫌いです!
今日取り上げるのは、ネットのカスタマーサービスです。
結論から伝えると、引っ越しをした際には、一度アカウントは閉じましょう!
そうしないと二重請求され、お金は返ってきません。
ポートランド、シアトル、バンクーバーWAにて巣鴨アドバンススクール(学習塾)とビーバートンにて巣鴨キッズ(幼稚園)を運営しています、みとのやです。
アメリカに住むと良いことありますよね。
その一つに、外国人として日々を送れること、という記事を以前に書きました。
外国人として日々を過ごせることは人として大きく成長させてくれると思っています。
アメリカのカスタマーサービス
さて、そんな綺麗事を言いつつもですね。アメリカ在住は、時に悪夢となります。
私は怒っています!
なぜなら、アメリカのカスタマーサービスは本当に最悪だからです。
数ヶ月前ですが、私たち家族は引越しをしました。
引っ越しも大変だったのですが、それはまた近いうちに別記事に書くとしまして。
引っ越しした後の話をしたいと思います。
インターネットってありますよ。
ありますよね、ってところから始めるのもどうかと思いつつ。
ネットってあるじゃないですか。
あぁ、あの洗濯に使う、って。
それは洗濯ネット。
あぁ、サッカーのゴールのって。
それはゴールネット。
あぁ、音が鳴るやつって。
それはカスタネット。
そうです、インターネットです。
我が家も引っ越しをした後に、当然のことながら、ネットの会社に問い合わせ、引っ越しをしたことを伝え、新しい家にネットを繋いでもらいました。
不審な請求書が届く日々
そして、ふと気づくと、手元には請求書が届いていました。
うん?なんでこんな請求書が届き始めたのだ?
我が家は、すでにクレジットカードでの自動支払いになっているはず。
請求書もメールで届いているのに。
メールで届くのとは違う請求書が。
ま、何かの間違いだろう。。。。
そう勝手に解釈したのが全ての間違いでした。
次の紙の請求書が、1ヶ月後にも届きました。
金額が増えた請求書でした。
あれ?おかしいな、支払われていないのかな。。。
でも、オンラインで私の口座を確認するとしっかり支払われているネット代金。
うーん、何かの間違いだろう。。。私はここでも間違った選択をしました。
さらに1ヶ月後、今度は延滞料金も含めた3ヶ月分の金額が届いたのです。
カスタマーサービスへ
私は重い腰を上げて、カスタマーサービスに電話しました。
すると!
当然のことながら、なかなかカスタマーサービスにたどり着けません。。。
para continuar en español, marque uno.
(スペイン語をご希望の方は1を)
アメリカに20年近くいると、このスペイン語案内を覚えてしまいます。
電話ボタンを押してメニューを進んでいきます。
希望の部署(請求関係)のボタンを押します。
お待ちいただきありがとうございます。今しばらくお待ちください。
チャットでもカスタマーサービスに問い合わせが可能です。。。
チャットでもカスタマーサービスに問い合わせが可能です。。。
チャットでもカスタマーサービスに問い合わせが可能です。。。
「えい!うるさい!チャットだと時間がかかるから、電話しておるんじゃ!」と日本語で叫んだ瞬間です。
チャットでもカスタマーサービスに問い合わせが可能です。。。
プープープー
「えぇ?切れた?どうして?電話は繋がらないから、チャットしろってこと?」
というわけで、チャットにつなげます。
数分後、やっとの事でチャットにつながりました。
「あのー、引っ越ししたのですが、二重請求されていまして。。。。」
かしこまりました。それなら私たちで対応できます、と。
すると、何でも私は、引っ越しをしたときに、古い住所の口座を閉じなかった、と。
だから、新しい住所の口座と古い住所の口座、2つがあるのだ、と。
私はハイハイ、これだからアメリカは、と思い、「それなら古い口座を閉じてください」と冷静沈着に伝えました。
「今までの支払いは、新しい口座に移行されるんですよね?」と一応確認。
もちろんです、とカスタマーサービス。
その後、古い口座が無事に閉じた、との報告を受け、それなら安心と私は電話を切りました。
しかし、一週間が経っても、オンラインで確認できるのは二重請求のまま。
私はもう一度、カスタマーサービスに電話をしました。
またも、番号を押してメニューを進んでいきます。
すると!
チャットでもカスタマーサービスに問い合わせが可能です。。。
チャットでもカスタマーサービスに問い合わせが可能です。。。
チャットでもカスタマーサービスに問い合わせが可能です。。。
チャットでもカスタマーサービスに問い合わせが可能です。。。
プープープー
なんで?
というわけで、私は考えました。
案内通りに進んじゃダメだ。
新規の問い合わせ窓口のカスタマーサービスから進撃だ。
そして、新規の問い合わせ窓口につながりました。
やけに丁寧なカスタマーサービス。
やっぱり新規の顧客獲得は力を入れているのでしょう。
これが同じ会社かと思うほど、全く対応が違いました。
例えていうなら、ANAとデ●タくらい違いました。
カクカクシカジカ
事情を説明すると、それなら対応できる部署に繋げるわね、と迅速なサービス。
こんなにあからさまに違っていいのか?と思いつつ。
そして部署につながると、また私は一から説明しました。
カクカクシカジカ。
うーん、残念ながら、お金の返金は無理ですね。
「え?どうしてですか?」
引っ越しをした時に、私たちはお客様の口座を許可なく閉じることは許されておりません。お客様の指示がなければ、私たちは口座を閉じることはできません。
「あのですね。(どう説明したらいいのだ。。。)私は引っ越しをした、と伝えたのです。その時に、本来であれば、古い口座は閉じられるべきではないのでしょうか?」
私たちも言われれば閉じます。ただ、言われていないので、閉じなかった、ということです。
「えっと、引っ越しをするっていうことは、古い口座はもう使われないということですよね。」
はい、ただ私たちは古い口座が使われない、ということは知る由もないので。
「はい?だって引っ越ししたら、古い口座は使われないですよね。」
それは私たちは知るよしがありません。
「いやいや、確認してみてください。ネットが使われた形跡もないでしょうが」
すみません、それはこちらでは確認できません。
お前はsiriか!とは言いませんでしたが。
以上のやり取りを何回もやりました。
何回もやったのですが、結局私は根負けしました。
もうこれ以上やっても拉致があかない。
もう支払ってしまおう、と。
私は敗北感でいっぱいでした。
まとめ
お金を払うことが悔しいわけではありません。
本当に自分が納得が行くのであれば、お支払いします。
実際に、私が古い口座を閉じなかったのが行けなかったのですから。
でもですよ、引っ越しをした時に、こっちは新しい口座を開くなんて聞いていなかったですし。
また、新しい口座を開いたら、古い口座は閉じられる、と思うわけじゃないですか。
新しい口座を開いても、古い口座も維持するって、おかしいよね?って思うわけです。
どれだけの人が、引っ越しをした後、しっかりと古い口座を閉じる手続きを取るのでしょうか。
本当に納得がいかず。
でも、そんなことでこれ以上、時間を費やしても仕方がないと思い、私は敗北感でいっぱいの中、電話を切りました。
ネクストドア(nextdoor.com)というご近所SNSなるものがアメリカにはあるのですが、そこに今回のような投稿をすると、同じように被害にあった方々が多くいました。
みなさん、もし引っ越しをする機会がありましたら。
そして、インターネットサービスの口座を新しく開くのであれば、古い口座は必ず閉じましょう。
カスタマーサービスに古い口座を閉じるように伝えましょう。
そして閉じられたかどうかを、しっかりと確認しましょう。
久しぶりに発狂したくなるアメリカのカスタマーサービスを味わいましたよ。
アメリカ生活、本当にこればっかりは嫌になります。
ま、これ以上被害を拡大させないために、せめてブログに書いておきます。
みなさんもご注意ください。