前にクーラーから冷たい風が出て来ず、暖かい風しか出なくなったという記事を書きました。
その後クーラーってどうなったの?と聞かれたので、書きましょう!
結論から言うと、無事に直っています。
ポートランド郊外、シアトル郊外、バンクーバー・キャマスWAにて巣鴨アドバンススクール(学習塾)とビーバートンにて巣鴨キッズ(幼稚園)を運営しています、みとのやです。
その後は、クーラーからは温風しか出ず。
なぜクーラーは冷たい空気を出さないのか。
なぜあたたかい空気だけを出すのか。
そして、なぜ温度調整ができなくなってしまったのか。
上の3つの疑問は、どれも同じことを違う言い方で伝えているだけです。
とにかく私は徹底的に調べました。
自ら汗を流し、足を運び。
雨にも負けず、風にも負けず、雪にも夏の暑さにも負けず。
って、それは宮沢賢治さんでした。
今は温風に負けています。
ボロ負けです。
コールド負けです。
温風なだけに。。。コールド負け。。。
とにかく、私は徹底的に調べました。
原因を追求し、いくつかの決定的な要因を導き出すことに成功したのです。
そう、必死にyoutubeで検索をかけたのです。
こちらの動画によると、部品であるキャパシターというものを交換しろ、と。
交換したら、あたたかい風だけでなく、冷たい空気も出てくる、と。
なるほど、そういう仕組みか、と。
そして、こちらの動画も発見。
なに、エアコン事業者が知られたくない3つのこと、と。
1つ目は、しっかり外のファーネスを綺麗にしろ、と。
2つ目は、パイプも綺麗にしろ、と。
3つ目は、キャパシターを交換しろ、と。
以上をすれば、エアコン業者なんか必要ない、と。
これを見て、私は思いました。
エアコン事業者め。
無知な消費者をなめている。
ほぼ全て自分たちでできるじゃないか、こんなこと。
消費者の無知を利用して、数百ドルの請求をかけてきて、と。
私は鼻息荒く、やる気満々でした。
ひどい業者があふれているこの世の中、全てをエアコン業者を駆逐してやる、と私はやる気満々でした。(進撃の巨人のエレン)
そして、鼻息荒く、いざやろうと、工具をもち。
外にあるファーネスを開けました。
目の前には複雑なケーブルが所狭しと広がっていました。
ついでに家の中のも開けてみました。
これは。。。
ケーブルがたくさん。
青いケーブル、赤いケーブル、黄色いケーブルまで。
意気揚々と開けてみたは良いものの、これ失敗したら、マジでやばくないか、と思ってしまったのです。
そもそもこのケーブル素手で触って良いのか?
どの手袋はめたらいいのだ?と。
まるで、進撃の巨人のハンネスさんのように。
エレンのお母さんを助けようとしたハンネスさんのように。
私はビビったのです。
「俺に勇気がなかったから!」とハンネスさんの気持ちがやっとわかりました。
確かに、自分が挑戦することで、数百ドル節約できて、エアコンを直せるかもしれない。
エアコン業者を駆逐できるかも知れない。
でも、もし間違えたら。
自分の家計が駆逐されてしまう。
エアコン、総取り替え、とかなったら数百ドルじゃ済まないぞ。
アメリカのセントラルヒーティングのエアコンは、下手したら1万ドルとかなのです。
どうする、自分。
このまま突っ込むか。
それとも、業者に連絡するか。
私は工具を握りしめながら、考えに考えました。
そして、うん、やっぱり業者に連絡しよう、と3秒で決断しました。
決断したら次の行動ははやく。
業者に連絡。
そして、数日後、業者さんが来てくれまして。
業者さんは色々と説明してくれました。
これはワイヤーの接続が間違っているね、とか。
こっちは大丈夫だけど、こっちのキャパシターの交換が必要だね、とか。
複雑なケーブルを触りながら、タンタンと問題点をあぶり出していく業者さん。
私は動揺を隠せませんでした。
業者さんは素手でどうどうとケーブルを触っているのです。
俺がビビって触れもしなかったケーブルを!それも素手で!
こいつはレベチだ!と。
私は動揺を隠しつつフムフムと理解しているふりをしました。
修理にかかった時間は、2時間程度でしょうか。
そして、冷風も温風も出てくるようになりました。
結局、業者さんに頼んで正解でした。
何を自分でやって、何を自分でやらないのか。
そこの見極めが難しいのですが、今回は、自分でやらないでおいて良かった、と心底思いました。
勇気あるエレンではなく、ビビリなハンネスさんでよかった、と。
何せ、ワイヤーの接続から変えなければいけなかったのですから。
そんなの絶対無理!ビビリで良かった!
業者さんが来る前の話はこちら↓