先日、リサイクルは環境に悪い!という話を聞いて納得が行きました。

ポートランド郊外、シアトル郊外、バンクーバー・キャマスWAにて巣鴨アドバンススクール(学習塾)とビーバートンにて巣鴨キッズ(幼稚園)を運営しています、みとのやです。

リサイクル

我が家ではよしとしていたリサイクル。

今までもオレゴン州のリサイクル制度を利用した、子供のお金教育に関する記事を書いてきました。

参考記事:子どもにお小遣いはあげる、あげない?我が家のお金教育事情

お金の教育

参考記事:← 我が家のお金教育:デポジット制度を利用しよう

ただリサイクルというのは、やはり一度商品を溶かしたり、化学薬品を使うわけですよね。

アルミ缶だって、アルミに戻す作業が必要ですし。

ガラスだって一度粉々にして、ガラスに戻すわけです。

その際には、塗料なども綺麗にしないといけないわけで。

化学薬品が必要です。

リサイクルというのは、環境配慮のためにはやらないのが一番なんです。

では、リサイクルの代わりに何をしたらいいのか。

3Rとは

環境を守る上で大事なことは3Rと呼ばれています。

Reduce(削減)

Reuse(再利用)

Recycle(リサイクル)

この3つのうち、リサイクルというのは最後に来ますね。

削減の方が先に来るわけです。

では一つずつ考えてみましょう。

Reduce

Photo by Juan Pablo Arenas on Pexels.com

まずは削減ですね。

削減といっても、無駄遣いをしないということです。

例えば、レジの買い物袋をもらう代わりに、自前の買い物袋を使う。

これで1枚レジ袋を使わなくなったわけです。

どうせレジ袋なんて、1回くらいしか使いません。

いつか使うだろうと思ってためておいても、実際に利用するのは本当に年に数回程度でしょう。

それなら最初からレジ袋はもらわない方が環境には良い。

不便な時もありますが、なければ無いでなんとかなるものです。

マイバッグも一時期は環境に悪いなんて言われていましたが、マイバッグだって何回も使えば環境に悪いわけはありません。

昔の風呂敷ってそう言う意味では最強だったんでしょうね。

他にもジップロックとか。

最近、我が家はこんなものを購入してみました。

Stasherのシリコンのジップロック!

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ジップロックって本当に便利!

でも、使えるのって一度きりですよね。

Stasherのジップロックなら、何度でも洗えるので、何度でも使えるんです。

ジップロックの削減にもなります。

他には、水は水筒に入れて持ち歩き、ペットボトルは使わない、もペットボトルの削減になりますね。

そもそもペットボトルは使わない方が良い訳です。

オレゴン州ベンド発祥のブランド、Hydro Flaskがはやるのも納得ですね。

↓ のマイボトル、多くのポートランド人が持っています。

温かい飲み物は冷めにくく、冷たいのは温まりにくいボトルです。

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Reuse

Photo by Steve Johnson on Pexels.com

削減の次は、再利用です。

一番良いのはレジ袋をもらわないこと。

でも、もらってしまった場合は、他の用途にも使う。

ゴミ袋にするのもいいですよね。

そもそもゴミを捨てるための袋を買うって言う、未来の人類にバカにされそうなことをやっているわけですからね。

ゴミ袋、大きくて便利なんですけどね。

水も水筒に入れて持ち歩くのがベスト。

でも、ペットボトルも軽くて便利。

どうしても使ってしまったら、使い終わってからは工作に使ってみるとか。

一度洗って、砂遊びに利用するなど。

リサイクルの前に、何かに使うことで、価値を生み出しているわけです。

なんども使えるわけですね。

Recycle

Reduce(削減)Reuse(再利用) ときて、最後にリサイクルです。

うちの息子は相変わらず、ビール缶を冷蔵庫から持ってきて、飲むように勧めてきます。

親切心ではなく、お金を稼げるからビールを飲むように勧めてくるんですけど。

私はこの3Rを再発見してからは、確実に缶などの消費量が減りました。

息子にとっては唯一の稼ぎ方法が減っていっているわけですね。

彼にとっては正念場ですね。

まとめ

世界中で次々に起こる気候変動。

もう地球怒ってますよね。

これ以上、私を汚さないで!って。

一人一人が取り組めることなんて本当に小さなことかもしれません。

でもやるしかない。

それもいつかではなく、今。

私自身も、やれることやります。

まずはレジ袋をもらわないようにする。

マイボトルを持ち歩く。スタバのコーヒーはマイボトルに入れてもらう。

リサイクルする前に何か他のことに使えるか考える。

一人の人間にやれることなんて小さなことですが、一人から始まりますからね。