オレゴニアンという地元の新聞紙をとりはじめ、見えてきたのはこの複雑難解な国アメリカの実態でした。
ポートランド、シアトル、バンクーバーWAにて巣鴨アドバンススクール(学習塾)とビーバートンにて巣鴨キッズ(幼稚園)を運営しています、みとのやです。
長くなるスクリーンタイム
このコロナによる自粛において、私もスクリーンタイム(画面を見る時間)がやけに長くなってしまいまして。
これは行かん、と一念発起。
スマホ時間を短くするために、まずは主要なSNSアプリ(facebook, instagram, twitter)を削除。
SNSを削除するだけであっという間に、スマホがつまらない携帯になりました。
そして、プッシュ通知も減らします。
仕事関係と家族とのやりとり以外は、プッシュ通知が来ないようにしました。
Lineとかメッセージが来ていてもアプリを開かない限り気付きません。
本当に迷惑な人間です、自分。
色々な方にご迷惑かけているかと思います。
この場を借りて、形だけ謝っておきます。
更に新聞購読
画面を見る時間を減らしたはいいものの、仕事上、色々と情報収集はしたいので、新聞の購読を始めました。
最初は日本語の新聞でも配送してもらうかと思ったのですが、想像以上に高い!
- 朝日新聞 270ドル/月
- 読売新聞 310ドル/月
- 日経新聞 317ドル/月
参照:OCS
朝日新聞国際版なら、月々72ドル。
試してみてもいいかな、と思いながらも、やはりデジタルでもいいか、と。
どうしたらスクリーンタイムを抑えつつ、安く新聞取れるのか、と考えてたどり着いたのが地元の新聞「オレゴニアン」。
オレゴンのことも知れるし、アメリカのことも知れるし、と。
なので地元紙の「オレゴニアン」をとり始めました。
月々の料金は20ドル。
デジタルアクセス付きで、週2回(水金)の新聞配達あり。
私としては紙の配達は週2回でも十分ですね。
アメリカの新聞配達とは
よく映画で見たことあったんですよね。
新聞配達してる自転車に乗ったお兄ちゃんが、スプリンクラーで濡れている前庭に新聞を放り込むというシーンを。
今の時代そんなことないだろうと思っていたら、まさに映画のように新聞が投げ捨てられてましたよ。
写真の赤いところ。

うちの息子も「見て!新聞が捨てられてるよ!」と。
雨が降り続くオレゴン。
山火事の時は雨よふれ!と願っていましたが、11月は雨が続きもう勘弁してくれって思っています。
参照:ポートランドの山火事と家での対策
新聞はビニールで包まれてはいるのですが、雨でびしょ濡れです。
もしかしたら、配達のお兄さんは、人間の身勝手さをずぶ濡れになった新聞で伝えようとしたのかもしれません。
「山火事の時は雨降れって言っておきながらさ、人間なんて身勝手なもんだろ、新聞置いとくぜ」と。

目と鼻の先に郵便受けがあるのですが。
どうしてそっちに入れてくれないのでしょうか。
郵便受けに郵便物を入れてくれる配達の人に改めて感謝できました。
もしかしたら配達のお兄さんは郵便受けのありがたさを伝えようとしているのかもしれません。
「配達されることに感謝しろとは言わないけどよ、配達が当たり前だと思ってんなら、お前は人間としてどうなんだよ、新聞置いとくぜ」と。

完全にビニールの意味がありません。中までびしょびしょ。
そのまま家の中には入れずに、玄関の外でビニールを外しました。
まるでウンチのついたオムツを扱うかのように。

ビニールとってみましたが、絞る前の雑巾のよう。
まぁ、寒い冬、部屋の中はヒーターで乾燥していますからね。
湿気対策に部屋で新聞でも干しましょう。

もしかしたら配達のお兄さんは湿気対策のためにびしょ濡れにしてくれたのかもしれません。
「部屋が乾燥して風邪ひかないように、お前のために新聞でも濡らしておいてやるか、新聞置いとくぜ」と。

新聞を干すために紙に触るたびにインクがついて、本当に大変でした。
もしかしたら、配達のお兄さんは、濡れていない新聞のありがたさを教えてくれているのかもしれません。
「新聞のインクが指につかないって、当たり前だと思っていたら大間違いだぜ。濡れていない新聞ってありがたいことだろ、新聞置いとくぜ」と。
何なんでしょうか!
何だか架空の、存在するのかも分からない新聞配達のお兄さんにイライラしてきました!
イライラしている私は人間として間違っているのでしょうか!
ちなみに新聞が未配達とか濡れていたりすれば、クレームできるページがありました。
私のように架空の配達のお兄ちゃんの言葉に、イライラしている人が数多くいることでしょう。
お前、いちいち御託並べやがって、何が新聞置いとくぜ!だよ。何で上から目線なのよ!と。
まとめ
アメリカってすごい国ですよねー。
もうツッコミどころ満載。
何この新聞配達の仕方。
マジか、アメリカって思います。
コロナはどんどん広がって。
なのに、ワクチン一番乗り。
オバマさんが黒人初の大統領になったと思ったら、破天荒なトランプさんと来て、そうしたら女性初の副大統領と。
でも選挙結果がなかなか認められない。
NetflixもAmazonもAppleもGoogleもぜーんぶアメリカ。
そしてホームレスの人たちも急増中。
本当に訳の分からない国です。
この訳の分からなさが、アメリカなんだと思います。
というわけで、タイトル通り、新聞とったらアメリカを垣間見ることができました。
決して新聞記事の高尚な分析でアメリカを垣間見たわけではありませんので。
いつか配達のお兄ちゃんの顔を見てやりたいと思っています。
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あらま、意外と世界の常識で、日本が非常識だったか!笑
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マレーシアでももちろん新聞投げ込まれるぜ〜
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おぉそうだったんですね!違法とは!だから新聞用紙用の箱があったりするんですね。情報ありがとうございます!
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郵便受けは郵便屋さんからの物以外を入れると違法(それもfederal!)になるんですよね。
https://about.usps.com/news/state-releases/tx/2010/tx_2010_0909.htm
12月のクリスマス前には新聞配達の方(お兄ちゃんとは限らない)へのクリスマスチップが期待されているので、金一封お忘れ無く。チップを弾むと濡れ無いようにしてくれるかも?
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