よく聞かれるんですよ。どうしてブログを書いているのですか?と。

ポートランド、シアトル、バンクーバーWAにて巣鴨アドバンススクール(学習塾)とビーバートンにて巣鴨キッズ(幼稚園)を運営しています、みとのやです。

情報としてのブログ

最近は、あまり人に会わないのですが、それでも人に会うと聞かれます。

「どうしてブログを書くのですか?」と。

一つのきっかけになったのは、地元オレゴン州の情報って日本語でないなぁって思ったことです。

情報って一部の人に集まりやすいんですよね。

結局、人と関わっている人に情報は集まるようにできているんですよね。

それって私としては、嫌なんですよね。

公平でない世の中ってなんか嫌なんです。

結果として差があってもいいと思っています。

でも、公平さはある世の中であってほしい。

どんな家庭に生まれても、教育へのアクセスだけは確保できる世の中であってほしい。

それと同じ論理で、いつオレゴンに来ても情報へのアクセスだけは確保できる環境があったら。

その環境のためのブログです。

一つの例がオレゴンの貝掘り情報ですね。

潮干狩り

貝掘りやった友達でもいないと、なかなか貝掘りなんて行かないわけですよ。

でも、貝掘りできるよ、こんな道具持って行って、こんな場所でできるよ。こんなことに気をつけてねってあったら、少しは行ってみようかな、って思えるわけで。

他にはキャンプの情報とかもね。何をどうしたら良いのか。キャンプ行ったことある人が周りにいないと難しいですよね。

そんな情報が網羅されているオレゴンのブログ記事って誰も書いていないよなぁ、と。

日記のような日々のことをブログに書いている人なら多くいるけれど、かゆい所に手が届く様な網羅された情報は少なく。

それなら自分が書くか、と思ったんですよね。

もちろんそれが塾や幼稚園の宣伝になったらなお嬉しいわけで。

情報があるけど読んでいて面白いブログ

細かい情報があるブログって役には立つんですけど、あんまり面白くはないんですよね。

書籍で例えると新書になりますね。

役に立つけど、面白さはないんですよね。

でも、役に立たない情報こそ面白いと思いません?

小説なんてまさにそうで。

小説からためになる情報だけを抜粋したら、数行になっちゃうんですよね。

でも、そんな小説、誰も読みません。

役に立たないことがたくさんある小説を読みますよね。

無駄こそ人生を豊かにする

人生を彩っているものって「無駄」だと思うんですね。

どこかに行くのだって、どこでもドアがあれば無駄はないわけですよね。

でも、どこかに行く時間も旅の一部であって。

移動時間も貴重な旅なんですよね。

食事だって、無駄を省いたら栄養剤だけで良いわけですよ、多分。

栄養剤だけで十分かどうかの真偽は置いておいて。

無駄がない食事なんて、超つまらないじゃないですか。

たまには栄養バランス悪いジャンクフードだって食べたいですよ。

つまり無駄こそが、人生を彩り豊かにしているのだ、と。

それなら役に立つ情報がありながら、無駄が散りばめられたブログを書こうって思ったんですよ。

私が出産後の妻にコテンパンにされてる記事とか。

家の電気代節約のために、2950ドル使ったのに、窓枠閉めたらそれで随分と電気代が節約されてしまった話とか。

めっちゃ無駄。

私がポートランドで行われたワンオクのライブに行って、右手を上げながら左手はどこに置こうって考えていることとか。

何の役にも、誰の役にも立たないでしょう。

でも、そんなムダこそ誰かの人生を豊かにしているのかな、って思います。

閲覧数

こちらのブログ記事の中で、閲覧数が一番多いのは20000回(【パパ体験談】ガルガル期に地獄みた。夫婦げんかを避けるたった1つの考え方)とか行きますが、大半は500行けば良い方ですね。

今の所は、平均すると300回くらいですね、各記事が読まれているのは。

でもですね、誰かに会って300回喋る機会って、普通ないわけです。

ブログ記事を一つ書いたら、300人とかにメッセージを届けられるわけですね。

しかもそれは今後も増えていくばかり。

すごい時代だなって思います。

読者の方々からの声

本当にラッキーなことに、私は一部の読者の方々(保護者の方々)に会えるので、感想聞けるんです。

ニワトリシリーズは私のお気に入りです!とか。

先生がオススメしていたインスタントポット購入しちゃいました!とか。

うちも貝掘り行ってきました!なんて言われるんですね。

閲覧数が増えるのは嬉しいのですが、反応もらえた時の喜びは比べ物にならないですね。

ブログ書いて良かったって思える瞬間ですね。

あとはコメントもらえた時も書いていて良かったって思えます。

このブログのコメント欄が使いづらいにも関わらず、コメント残してくれる人がごくたまにいるんですよ。

またfacebookにもブログのアップデートは載せるようにしているので、そこからも多くの人が読みにきてくれて、コメント残してくれるんです。

反応があると嬉しいんですよ。

そして嬉しいから、書き続けることができるんですよね。

あとはこのブログを発見して、わざわざ日本から来てくれた体力メンテナンス協会の上野玲奈さんとかね。

これもある意味、ブログへの反応なんですけど。

ブログ読んで、見知らぬブログ書いてる私を訪ねに日本からポートランドに来るっていう方です。

私の常識を良い意味でことごとく覆してくれました。

玲奈さんの熱量すごいんです。本気で産後の女性を助けている体力メンテナンス協会は要チェックです。

まとめ

役に立つけど、無駄なことを書こうって始めたブログ。

ま、色々と理由を述べてきましたが、単純に書くことが好きなんです。

「もし塾の先生やってなかったら先生は何やってますか?」と生徒に聞かれたことがあるんですよ。

その時は、塾の先生以外は考えれないなぁって答えました。

自分にとってこの世に塾の先生以上に面白い仕事はないって思ってるんで。

毎年違う生徒に会えるし、違う保護者に会えて、彼らの人生に関わることができる。それだけで十分素敵な職業だと思います。

でも、私は自分が書いたものを読むのが好きなんですよね。

全部自己満ですよ。

自己満足なんですけどね。

そんな文章が、誰かの役に立ってるんなら、誰かの笑いになったり、誰かの涙になっているのなら、自己満足のためにどんどん書こうって思ってます。

塾の先生やってなかったら、とにかく書きまくってるだろうなって思いますね。

ただこれも全て、読んでくれる人がいなければ、続いていません。

自己満と言いつつも、それは読者の方々がいなければ成立しない自己満です。

こちらのブログを読んでいただき、本当に感謝しております。

おまけ

ちなみに、私の中でものすごく納得したのが、こちらの本「読みたいことを、書けばいい」。

今まで自分の中にあったモヤモヤを言語化してくれた本です。

書きたいことを書けばいい、では無いんですよね。

読みたいことを書けばいい。

タイトルが素晴らしいなって思います。

ブロガーなら読んでおくことをお勧めしますよ。

まさに無駄なことが散りばめられた文章書く人の背中を押してくれる本なんです。

↓ をクリックするとAmazonジャパンへ